「昭和の将帥」の分析 その2 高宮の情報源は、当然ながら取材元となる陸軍軍人であろうが、その対象は、矢張りそれなりの役職に就いている将軍となる。 そのため、あれだけ評価している永田や渡辺の伝を残していない。 永田については、少壮佐官時代
「昭和の将帥」の分析 その1 コレ亦た、年頭の日記で触れたネタである。 「昭和の将帥」とは、戦前期に朝日新聞の陸軍担当記者として活躍し、戦後はその時の経験や見聞を基にした著述を生業とした人物である。 一昔前の近代史、特に陸海軍に関わる文
松岡洋右はサイコパスか? 我乍ら、ズイブンとセンセイショナルな表題であるが、特に検討に値するテーマではないかと自惚れている。 ソレで、最初の重要なポイントであるが、サイコパスとは”何か”、であろうか。 多くの人が、「サイコパス(精神病質
そういうワケで読書感想文でも。 「サイコパス」 中野信子著 ナンかこの題名だけだと、漫画か小説作品と勘違いされるらしく、職場で後輩との会話中、この本の題名を云ったトコロ、少し会話が噛み合わずに戸惑う羽目になった。 弁明此努める、と云う程
取り敢えず、先の日記で書いたネタでも少し消費しておこうと思う。 「ドグラ・マグラ」 先ずは感想文。 さて……所謂、読書子であると自認するトコロの己れであるが、時折、突然に、云うトコロの古典を読もうと思い立つことがある。 今迄で云えば、「
本日は市内、丸善に寄ってきた。 いつもドーリであるが、まぁ、他の用件のついで、というか、一応は、その帰りに……1時間くらい店内をウロウロとするのだが、それが楽しいというか(苦笑 「日米開戦への道」 山本文史著 中公叢書という稍々珍しい類