社会人になって三年目、休暇には日本全国を旅する寅さんのようなキャラクターのイメージが社内に浸透しつつありました。前年の１２月に三十路に入ったことをようやく自分の中で受け入れられ、昼休みには研究所の周辺をジョギングする習慣も定着、更に筑波研究

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社会人二年目の夏は、入社半月前の卒業旅行以来の四国旅行に出かけることにしました。化学会社の研究所に在籍、会社から支給された夏季休暇は８月１５日のみですが、それに１３日、１４日、１６日、１７日に有給休暇を取得して前後の休日を合わせると９連休と

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社会人一年目だった三十年前の紀行文がやっと片付きます。入社して５ヶ月、茨城県阿見町の研究所に配属して３ヶ月が経って、初めての有給休暇は８月１１日（金）と８月１４日（月）のみ控えめに取得しました。同じ合成のラボに配属された同期の新人三人で休暇

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前年の暮れに三十歳を迎えてからの一人旅は、三月上旬の北海道、下旬の京都に続いて三度目でした。スキー用具を一通り揃えたのは社内のアウトドアサークルでニセコでのスキーツアーを前にした一月中旬のこと、シーズン４回（日数にして９日）で初級者レベルか

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関西学研都市に勤務して奈良に居住していた１９９８年４月から三年間の西日本の一人旅は車がメインで、九州に二回、四国に二回、山陰と山陽に一回、北陸に一回車を走らせています。前年のGWは四日市から奈良に引っ越して本格的な関西生活をスタートさせて解放

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初めて海外に行ったのは１９９９年の８月３０日から９月１２日までのイギリス湖水地方とローマでの学会参加のための海外出張でした。イギリスでの学会で当時の上司と現地で落ち合った他は、ほとんど単独行動でなんとか無事に用事を済ませ観光も満喫したので、

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阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件のあった１９９５年を挟んだ三年間に立て続けに異動を経験しています。１９９４年の１月は農薬の研究室から物性分析研究室へ異動、１９９５年２月には前年の会社の合併を受けて茨城県阿見町の研究所から合併先の横浜の研究所

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平成元年に学生生活から社会人に移行しましたが、卒業旅行で四国に渡る前に京都に寄って以来、四年連続で春の京都を訪れています。４月１０日が会社の創立記念日で、平成４年（１９９２年）は金曜だったので三連休となり、京都の桜を鑑賞する絶好の機会でした

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会社生活三年目を迎えようとしていた春の京都・奈良の旅の記録を綴ります。１９９１年３月２１日（木）からの三泊四日、春分の日を含む飛び石連休の「飛び石」の金曜に有休を取って旅行しても咎めだてされないのは「ブラック職場」ではなかった証でした。前日

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京都を訪れるのは高校の修学旅行以来４回目、奈良は同じく修学旅行以来３回目でした。京都は前年３月の卒業旅行で四国を回る途中に一泊して回り、奈良は前年４月に四日市での新人研修の帰りに近鉄特急で寄った時以来です。会社の創立記念日が４月１０日で休日

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車を捨てて６年になりますが、思い起こせば昭和６０年の２月に最初の車を手に入れて以来、横浜市青葉区での生活に戻る２００１年４月までは車を日常生活の足としていたと言っても過言ではありません。筑波での学生生活、鉄道の通らない茨城県阿見町での会社生

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北海道に初めて行ったのは１９８９年９月の下旬、初めての泊りがけの出張で北海道大学にて開催された分子構造総合討論会の聴講でした。量子化学を専攻していた学生時代に参加していたメインの学会に、会社での農薬探索の仕事とは関連が薄かったのに新入社員の

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私のスキー人生は２００７年３月１０日、横浜市青葉区から自分の車にスキー用具とウェア一式を積んで出かけた長野県の車山高原で終わりました。通算６６回目、日数にして延べ１０６日間でした。学生時代は東北大にいる高校時代の友人を訪ねたらいきなり蔵王に

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２７年前の２月の飛び石連休、１０日月曜に有給休暇を取って四連休にし、初めて冬の山陰の旅に出かけました。筑波研究所は昨今のブラック企業（職場）にはほど遠く、「飛び石」には当然のように有給休暇を取る人も続出、スキーシーズンの週末は社員食堂が空い

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車を手放したのは横浜市青葉区から大阪の江坂に移って三年目の２０１３年５月でした。それ以来５年半、一度もハンドルを握ることなく運転免許証のゴールドカードはただの身分証明書となっています。四日市のプラント内の事業所に勤務していた１９９６年から、

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