いつもとは逆の方角へ車を走らせる。山間の街はやはりすべてのものが高い。生まれ育った平野地帯では物流がどこかへの途中になるからシッピングコストが低かったのかなと思う。現在地の物価は2割増しくらいで、なんでもないものでも手を出すことを控えてしま

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SNSをやってみる。届いても30人くらいが関の山と判明。訳の分からない外国人がフォロワー数千人は当たり前で、普通の人っぽくても数百ある。世界はわからないことだらけだ。どっと疲れた。今月はなんとかなったが、見通しは悪い。とても。

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SNSで乱発。お客さんは相変わらず少ないが、じっくりお喋りできて気分は晴れている。収入は厳しいが。音楽を繋いで独り踊る。久しぶりの時間感覚。縄文人がごとく明日のことは考えない。ケトルスのストーンローゼスカバーを一緒に歌う。

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音楽にアクティブな方々がご来店。「外国人の血が入ってる？」の質問に普通に答えてしまう。「こういう顔はカザフスタン人っぽいらしいです。」ギャグをすっかり忘れており、一笑い逃したなと夜に思い返す。最寄りのコンビニまで片道30分歩いてジャンプを立ち

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なんとかなっていた駐車場問題が再発。向こうの要求はごもっともで、こちらは謝ることしかできない。どうしたものか。ハッシュタグは半角じゃないと反映されないよ、と教えてもらう。今までの投稿を編集し直すと、すぐにリアクションがあり、教えてくれた友人

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昨日の「まーいーや」はお客さんが来たからでした。今日は0に等しい。暇だとお腹が減ります。なにをすればよいか何も浮かばない。なにも考えてないか。早く時が過ぎればよいと思っている。

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開店のお知らせを90度回転させる。1時間歩いてコンビニまでコピーをしに行く。収入が乏しい、という悩みはそのままだが、とりあえずはいーか、と今夜は思っている。

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絶壁に立つ建物を下から眺める。どうやら喫茶店らしい。散歩の道中、80年代に建てられたらしい集合住宅数棟の横を通る。町の規模に見合わない病院もあるし、この辺りはバブル前後にお金が廻ったのかもしれない。相変わらずお金儲けに関して先行きが真っ暗で、

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忙しいと空腹に気づかないことに気づく。先週の休みに取り逃がした人がいたよ、と伝えに来て下さった。ワッフルについて少し考える。

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今日も0かなと思ったら、午後急に立て込む。なかなか解凍されず、もどかしい。ビニールが売れて助かった。帰り際に「頑張って下さい」と声がかけられるのは、やはり無謀なことをやっているからだなぁ。お好み焼きに小松菜のみじん切りと粉チーズ多めを入れて

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本の話をする。忘れられた音楽を聴く。ハンモックに乗る。なにも変わらないが、なんだか気が楽になっている。なぜかは分からない。

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夜の散歩を始める。そんなに歩いていないのに股の後ろが吊りそうになった。闇夜を歩くのは空気に溶けていくような身体感覚なので、散歩は夜の方が良い。和田ラジヲの聴くラジオを聴きながら。見通しは暗い。

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友人が遊びに来てくれる。お互い白髪を気にし始める年齢になっている。友人は家族で訪れてくれて、私の心配をしてくれた。もっと楽しい話をした方がいいに決まっているのに、申し訳ない。なにも加工しない生のままの心情を吐露する。湧き出るものがない人間は

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凪のまま。どうしたものか、気分は暗いまま。また今日が終わる。ぬめりと店じまいに向かい始め、歯磨きをしているとイノセンスが到来。好奇心を撒き散らして帰っていった。問題は問題のままそこに鎮座しているが、その壁を背にして地べたに座って一息つく。深

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生活に似た時間を過ごしてみた。しっくりくるとも感じないし、違和感も感じない。そうだったね、とただ思う。相変わらず「これからどうすればいいんだろうな」が頭の片隅にあって、それは”変わる前“より大きくなっている。仕事に悩んでいた友人に送った言葉

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