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日記一覧

眞夏の雹(ひょう) - 吉田嘉七叩きつける眞夏の雹だ甘藍の葉をぶち抜いた南瓜の芯を吹きとばした垣根はもろく倒れていつた。   <つづく>「復員第一詩集 やけあと」 吉田嘉七 虎座社昭和二十四年一月廿日 発行定價 六〇円

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死臭の道 降伏 - 一兵卒の緬甸鎮魂歌 藤吉淳之日本は降伏せりと聞きしころ緬甸はすでに乾季近づく足音をしのばせて過ぐ恐怖ひそめ静まりかへるカチン部落を<死臭の道 一兵卒の緬甸鎮魂歌 藤吉淳之 全125頁 51頁より>

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