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日記一覧
- 『テーマ』草上仁 「ＳＦマガジン2024年4月号」掲載
- 2024年02月29日20:44
正直、典型的なブルーカラーである私といたしましては、どう反応すべきなのか迷いました。「うらぶれたアパートに住む疲れた労働者で悪かったな！」と怒るというのもありでしょうが、そういうものでもありませんしねえ(^_^;)確かに重労働で貧しいので、日々は
- 『メアリ・ジキルと囚われのシャーロック・ホームズ』シオドラ・ゴス
- 2024年02月28日20:19
今回で“モンスター娘”たちの物語三部作は完結。彼女らは、行方不明となったメアリの雇い主であるシャーロック・ホームズと、やはり彼女らのメイドであるアリスの行方を捜すところから始めます。2人ともホームズの宿敵のモリアーティに囚われていたのですが
- コミックス『古道具よろず屋日乗』わかつきめぐみ
- 2024年02月25日20:36
何かが憑いているわけアリの品を預かり、憑き物が落ちたら持ち主に返すという古道具屋よろず屋。亡くなった叔父から店を引き継いだ冬耶は、やはり先代からの女中であるトメに叱られながら日々を過ごしている。まあねえ、今回はトメじゃなくてもこの旦那サマは
- 『スピノザの診察室』夏川草介
- 2024年02月20日20:08
雄町哲郎は38歳。京都の町の小さな地域病院の内科医である。生まれはもともと東京で地元の大学の医学部を卒業し、紆余曲折があって今に至る。ということで『神様のカルテ』の主人公も漱石が好きな変わった人でしたが、この方は哲学者のスピノザに傾倒・・・ま
- 『すべての神様の十月（三）』小路幸也
- 2024年02月19日20:23
出版社、コンビニ、タクシーなど、この話では様々なところに神様が現れその能力を発揮なさいます。中でも上成さんなどは正体が読者にとても分かりやすい方なのですが、まさか物語の展開がそう進むとは予想外でした。また、方向音痴のお母さんについても、その
- 『隠居すごろく』西條奈加
- 2024年02月12日20:05
六代続く糸問屋の主、徳兵衛は三十三年仕事一筋で生きてきたが、ここらで隠居をして数寄者として気ままに生きるつもりだった。しかしやってみると今まですべての遊びを断ってきたつけが回ってきたというのか、今さら仲間に入れてくれというのも難しく、風流に
- 『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 巡る季節のミネストローネ』友井羊
- 2024年02月06日20:10
今回、ようやく理恵がスープ屋しずくのシェフの麻野に告白し「待ってほしい」との返事をもらうところから物語が始まります。それから春に理恵が麻野や露などと一緒に山菜採りに誘われ、向かった麻野の恩人にまつわる謎があったり、夏は理恵が友人たちと遊びに
- コミックス『バーナード嬢曰く。(7)』施川ユウキ
- 2024年02月02日20:17
今回も高校図書館にあるまる本好き生徒たちの戯れが面白く読めました。特に表紙の町田のコメントに至るまでとその後や、裏表紙の神林の熱い感想とか、寺山修司のいくつかの意見を一蹴した遠藤とか、とっても楽しかったです。私の中にも、町田、神林、遠藤、長
