「どやったのよ？どしたと思って捜しに行ったんで？」５分で出て来たとは言わない。しかし、どーしたものだろお？昔のボクシングみたいに15ラウンドフルに戦った様な形相である。目頭に血痕も有る。ギ、ギ、ギ、と歯を食いしばり「はあ、来ねーぢゃっ！」と吐

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あれれ？ボクを捜しに行ったとしても、ちょっと遅いんでないか？おや？総入れ歯、ワラビが無いではないか？ボクを捜すのならドッコイのワラビなど置いてくんぢゃないか？あれあれ？何か変だぞ？ヤヅはケータイ持ってねーし、な？っつーか家に忘れできたし（ア

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這う這うの体で抜け出した。だが、右を見ても左を見ても　ドゴだ？である。ちょっとウロガロして、何となく右へ流れて来たみたいだから左ぢゃね？「どーよ？」とか自分と喋りながらズリズリ歩き出す。「これ、間違ってだら泣いちゃう？」「たぶん、な？」ボク

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「ちゃんと附いで来いよ？」ザクザク歩き出す。両手が膝状態のボクは姿を見失わない様に後を追う。しかし、段々見え隠れするようになり、「おっとー、こっちだあ」遂にコグマが声になった。あーあ・・　しょーがねぇ、な？ウンコすっか？＜お？今年初の山ウン

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「今日は、はあ、店でちょっと出す分と、おらんどが食べるだけ取ってご飯食って帰ろ！」「んだ、ね？」とコグマの言った通りなら・・　「ちゃちゃっと取っていつものトコで合流すべし！」「へーい・・」そしてあっと言う間に居なくなる。相変わらずである。ボ

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帰って来て、「疲れ過ぎると食べ物も受け付けなくなるんだ、な？アンダのサンドイッチ食ってでいがったぢゃ」とコグマが言ったものだ。え？「え？コンビニさ寄ったのも覚えで無いの？」「・・・」「オラが５時に電話して６時に帰って来たっきゃ、んで、こごに

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さすがのコグマも疲れるのである。そりゃそーだ、ドッコイど、しょう程ワラビ取りして、帰ってから洗濯とワラビのあく抜きまでなのだから・・　そりゃ、ボクが疲れだと言って　ソヨソヨ　小１時間も寝でだら腹も立つであろう（モースワゲネーナマークン）挙句

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給付金申請書を商工会議所に持って行った。郵送して何回も返されるのがめんどくさいからだ。入る。「あの、給付金は・・」「は？ああ、商工会議所は２回ですよ」「え？どーも・・」ここは商工会議所のビルではないらしい、な？見ると「給付金相談は３Ｆ」とあ

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仕分けして、さあ、マンマぢゃ！コグマがノンアルビアを出す。　グビッ！　ん〜・・　旨ぐないっ＜盛岡の次か？＜沼宮内・・　　コグマはいつも通りの玉子焼き、ソーセージ焼き・・あれ？ウィンナーが無ぇーな？すると、ミッチャンが「これ、一つづつ」と小さ

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「ミッチャ〜ン！おっとー！帰るよお〜！」ほ、お・・やっと引き太鼓が鳴った。はあ、へこたれてたので、ズリズリ帰路に歩き出す。「ミッチャ〜ン？」「ドゴさ行ったべ？声聞けねーなあ？」「ミッチャ〜ン？」ボクも響かない声で叫んでみた。「棚がら落ぢだっ

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あまりシトが入らなくなったのか？いつもの現場？までが踏みしめられた感じが無くなってるから、キツイ・・　萱にジャブを突つかれ茨と笹のワンツーパンチである。＜ん〜にゃっ！＜チータか？　だが、遊びになればボクはぶれない（ワラワラビィーマークン）カ

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起きるのは辛いが、走ってるうちにワクワク感が風船の様に膨らんでくる。SO、わくわくさん　になるのだった（♪デッキルッカナマークン）そして、右手に沼を見たら、はあ、こっちのもんなのだ。＜２回目だし、な？コグマ居るべし、な？　　「おっとー！黄色三

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うーうー・・　寝ちゃダメ！しかし、香箱座りの猫ならぬ、香箱寝っ子となって寝でしまう。「おら、起ぎろす！」う〜ん？あれ？テーズだ。「おまー、コンビニまで覚えで無いってやばいだろ！起ぎろー！」分かっちゃいるが、寝ぷたい。香箱寝っ子は「ウンウン」

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「起ぎろー！」ぶぅ〜ん・・「ミッチャン来るぞー！」あー・・　今日のワラビ取りはミッチャンも参戦である。ウンコして歯磨きしてたら「お？来た来たあー！」リンゴ羊羹みたいな　プリっ　としたほっぺ光らせ車から降りて来た。「おはよおーございまあーす！

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「これ拾ったんだぢゃ」と青いタオルをボクに見せるコグマ。それが何か？「木さ結んどけば次すぐ分かるべ？」確かに・・　でも無くても分かったぢゃん？とは言わない。「う、臭っせー！」とタオルの匂いを嗅ぎながら木に括ろうとしてる。背伸びして　ガオガオ

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いや〜１年ぶりブリの山歩き初回の巻はやはりきつい。＜２回目も一緒だっっきゃね？　まあ、歩き方に慣れるのだろーけど・・＜飲み過ぎ、寝不足だろ？　　合流場所に行く前から腰が　ストンストンと落ちる。それでも、カッコーやウグイスダヂと声を交わしなが

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雨パラ予報だったが、晴れて気温も上がり（もっともカッパに首タオルなのだが）暑いくらいで良かったのだが・・　ばてた・・　３時過ぎに帰って来て、テレビを付けたはいいが競馬も見ずに落ちた。ワラビのあく抜きをしながらゴンゴンと洗濯機を回すコグマの視

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やはり、である。毎年表装を変える山なのだ。去年結んだテープの跡形も無い。「こごさ止めで！」車から降りて、じっと見据える。ん？鼻を引くつかせでる。目視ぢゃないのかーい？「あそごさクルマ停めで、こっちだ、ごった。ちゃんと付いておんで」シタシタ歩

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木曜日辺りから部屋の隅にこしょこしょと物が増えている。そしてね？昨日には旅行セットみたいにヤマセットが揃った。コグマが故郷の空気を吸う月間のはじまりである。＜大袈裟だな？　　街に居れば、ボクはどっちかっつーと海に走りがちだが、山にズッポリと

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毎年毎に道端の木や草が変わる。当たり前だ、と言えばそれまでだが、ボクも１年づつとしょって行くのである（５９チャイデモサンサイソバマークン）新緑が流れていく。いつも言ってるのだが、この季節の生命感が好きなボクである。おー？田んぼに水張って掻き

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おー？６時ぃ＝！店である。今日から「ワラビ月間」がスタートだと言うのに、８時に起きなきゃないのに・・（シクシクマークン）残り物で総菜を飲みながら作ってるから倒れるのだ＜言い訳してんぢゃねーし！　　「はあ、こごさ寝ろ！」コグマに言われなくても

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ズニア情報によると、極楽湯はサウナダメ！岩盤浴ダメ！寝所ダメ！らすぃから「森の風」？に行く。ここは、シャワーが強いのが、良い。サウナがぬるく見えて、ジュワと汗が出るのが、良い。が、湯内？が暗くて髭も剃れない。木造はいいのだがヌルヌルで洗面台

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さっきまで向うでお客さんの誘導してた警備員？の真っ黒に日焼けしたジサマが、ハムハムしてるボクんトコ来て「ここは駐車出来ないんです。ちゃんと駐車場に入ってくれませんか？」と言う。「はい、モグ　はい、モグ・・」あれ？さっきまでジサマだとばっかり

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小腹も減ったので、隣のウニバースに行く。どっかラーメンでも（汁物が欲しい日中なのだ）と思ったが兎角オオグマとマミコは間が悪い種族であるのでサンドイッチにしたのであった。さっきのウンコが、オオグマのせわしさに、し足りなかったのでいつ何時出感が

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後部座席の段ボールを荷台にぷって投げで「イダダ、アダダ」とクルマに乗り込んだオオグマである。「おめ、いつもクルマさ洗面道具乗せでんのが？」さっき載せた洗面道具を見て言う。「いや」「タオルも何も臭さぐなるべ？」「干してるし」「コ汚ねーな」「シ

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自粛要請が解除になった。しかし、自粛要請開始の29日前の4月に戻っただけである。早くしなきゃと「給付金申請書」を書き始めた。しっかーし、いつもまともに字ぃを書いて無いので手が緊張して攣りかけてる（シクシクマークン）「いいか？下手でも真面目に書

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