昭和17年も後半になると、日本軍の敗退が続き、戦勢が完全に逆転しました。東條の心中は誠に穏やかならざるものがあったようです。彼の腹心、甘粕正彦元憲兵大尉を通じて、石原莞爾の意見を聞くべく上京を求めてきたのです。甘粕はかつて石原莞爾のもとで謀
続きを読む
ログインでお困りの方はこちら
mixiニュース一覧へ