昨日、亡くなったとの事。『老醜』という言葉がこれ程似合う作家もいない、と斬って捨てていたが、それでも読み続けていた。中高生の時、これ程熱狂した作家は他にいなかったからだ(平井和正が唯一の例外だが、彼はその時期は新刊があまり出ない作家だった)
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PALMシリーズ 第31巻『蜘蛛の紋様 III』読了。29巻の『蜘蛛の紋様』第一巻から重たくて仕方なかったが、ますます、重い。仕方ない、分っている。この70年代はジェームスにも、カーターにもあまりにも暗く、重い日々だったのだから。それは、今までの既刊で
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