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北海道では、太平洋沿岸の一部の地域、室蘭や釧路だけでなく函館周辺では「やきとり」と言っても豚串が一般的な地域がある。
そして、函館周辺のみに密度濃く店舗展開しているコンビニ「ハセガワストア」では店内に厨房があり、客が注文してから作る温かい「やきとり弁当」が買えるようになっており函館市民のソウルフードと化しているだけでなく、当然鶏肉ではなく豚肉で、それなのに「やきとり弁当」と言うのが面白いと観光客にも評判になり、今や函館名物のひとつになっている。
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函館競馬観戦に行った7月8日土曜日は、5月に宿の手配に着手した時点で函館駅前地区のホテルは全然空いておらず、代わりにベイエリアにある宿を取った。
隣は「シスコライス」が名物の「カリフォルニア・ベィビー」、さらに時間貸し駐車場をはさんでその並びに「ラッキーピエロ」ベイエリア本店と「ハセガワストア」本店が並んでいるディープな場所だった。
夕飯は「カリフォルニア・ベィビー」で食べたが、宿は素泊まりで予約しており朝飯も付けていなかったこともあり、翌日の朝飯用に名物の「やきとり弁当」でも買って戻ろうと「ハセガワストア」本店に寄った。
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すると、期間限定の「やきとり弁当枝豆コーンバター(小・500円)」なんていうメニューがあり(写真3)、今まで食べたことがなかったこともあり1度食べてみようと買って帰ることにした。
「やきとり弁当」の味付けは、たれ・塩・塩だれ・旨辛だれの4種類から選べるようになっており、今回はオーソドックスにたれで注文。
翌朝、宿で朝飯として食べるが、共同のキッチンがあり、電子レンジもあったので温めていただく。
温め過ぎて容器が少し歪んでしまったが、コンソメとバターで炊き込んだというご飯には枝豆とコーンが見えて洋風チックである。
このままでは串が邪魔だが、「ハセガワストア」の「やきとり弁当」を食べる前の楽しい儀式として、まずは弁当容器に4つある窪みに串をずらす。
再度フタを閉じ、片手でフタを押さえ付ける。
そして、串を回し抜く。
すると、具材が手前側に寄ってしまうものな、手をベタベタにすることなく串が抜けるのだ。
箸で具を並べ直して、添えられている紅生姜も盛って食べる。
「やきとり」は豚バラ肉である。
脂が乗っており普通に旨い。
枝豆とコーンが入ったご飯も旨そうだ。
しかも、コンソメとバターで炊き込んだというご飯は完全にピラフのような味わいで、豚串たれは和風だがミスマッチということもなくよく合っておりこいつは旨いな。
当然完食。
「ハセガワストア」の豚串の「やきとり弁当」は、レギュラーメニューだけでなく、期間限定でいろんなバリエーションが楽しめ素晴らしい。
こんな便利でおいしい「やきとり弁当」が手軽に利用できる函館はつくづくいい街だなぁ。
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