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2017年06月14日00:02

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い…一番初めは

先週末書店で見て…逡巡の後、昨日買った。
ミニ・シェラカップ欲しさに…
うん、これ、可愛いわ。

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BE-PAL(ビーパル) 2017年 07 月号 [雑誌]

http://www.bepal.net/

[創刊36周年 特別付録]BE-PAL特製「ミニ・シェラカップ」

36周年の特別付録は、構想1年の入魂付録「ミニ・シェラカップ」。
直火調理もできて、お皿や計量カップとしても使えるマルチギア。
キャンプから登山まで、アウトドアズマン必携のアイテム。

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最大直径10センチ、深さ3センチ、重さ63g、カップ内部に刻まれた目盛りとハンドル形状はスノーピーク社デザイン。

通常型(260mL)より小さい100mLで、一人用ソースパンや大鍋用レードルに使いやすそうなサイズ。

すり切りで約140ml、目盛りが100mlと50mlのところに付いているので計量カップとしても使える。

私の車の中には多分複数(3〜4個)のシェラカップが入っている筈だが、一番最初に手に入れたのはもう、40数年前になる。
その最初の物は無銘、多分どこかの山用品店が作ったブーム便乗模造品だったのだと思う。

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丁度
「遊歩大全」(コリン・フレッチャー:著、芦沢一洋:訳 1978)
「バックパッキング入門」(芦沢一洋:著、小林 泰彦:絵、近藤辰郎:写真 1976)
「メイベル男爵のバックパッキング教書 最低の費用で最高のハイキング、登山、アウトドア・アドベンチャーを楽しむために」(シェリダン・アンダーソン:著、田淵義雄:著/訳 1982)
辺りが出版され、低山ほっつき歩きながら、これらに夢中になっていた頃である。

「遊歩大全」はあの芦沢一洋の訳なので書名は「釣魚大全」のもじりなのだろう。
「バックパッキング入門」の表紙には当時まだ物珍しかったシェラカップが使われている。

その頃、東京のおしゃれな街に一軒の道具屋が出来た。
アメリカから野外活動用具を取り寄せて売る店だった。
アウトドア・ショップ等という洒落た名前が付いていて、一度は行ってみたいと思っていたが、青山も六本木も麻布も区別が付かない東京の田舎者であった。

☆油井 昌由樹
大学卒業後、世界一周旅行に旅立つも、世界のアウトドアライフに魅せられ、多くのアウトドアグッズを日本に持ち帰る。
それらの日本での評判に触れ、1972年・ 輸入会社「SPORTS TRAIN 商標登録済)」を西麻布にオープン。日本で最初のアウトドアSHOPスポーツトレインをオープンさせた。
以降、アウトドアの先駆的存在として知られる。

1960年代に石津謙介氏が定着させたVANのアイビースタイルに続き、70年代ベトナム戦争の裏側で起きたヒッピーカルチャーと連動したアウトドアスタイルを、日本で提唱し根付かせたのがこの男である。
今でも私が当たり前のように身につけているマウンテンパーカやワークブーツ、ディパックはスポーツトレインの油井昌由樹氏がいなければ、多分この国には根付いていなかった。

シェラカップ?シエラカップ??

さて、本題のこの変な形の食器であるが、表記が2種類ある。
BE-PALにはシェラカップと書かれている。
私もシェラカップと発音するのだが。

シエラカップ(英語: Sierra cup)は、金属製のカップの一種である。登山などアウトドアの場において、簡便な炊事具や食器として愛用されている。
元来はシエラクラブにより制作されたシエラクラブカップ(Sierra club cup )だが、あまりに人気が高いためシエラクラブの公式カップだけにとどまらず、同種の製品を各社が製造しており、アルミニウム製やチタン製の軽量モデルや、把手が折畳式のものも作られている。

シエラクラブ(Sierra Club)はアメリカ合衆国に本部を置く自然保護団体で、ジョン・ミューア(初代会長)により1892年5月28日にカリフォルニア州サンフランシスコ市で創設された。

本来の英語名称からすれば“シエラカップ”と表記・発音するのが正しいようだ。

ちなみに、今月号Be-PAL、昨日は平台山積みだったのに、今日はもう一冊もなかった。
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