mixiユーザー(id:25351452)

2016年07月24日22:54

510 view

スティングとピーターの豪華な共演にまんぞくまんぞく

さて7/17は朝からデンバーをあとにしロスに戻りました。
結局一度も合法なマリファナは吸うことはなかったです。
チキンだなぁ・・・

もっともロスという街は好きではない。
とにかく車がないとすごく不便なようにできている。
1ブロックがでかすぎて歩くと結構な距離でした。
また流しのタクシーが存在しないので、空港、ホテルなどのタクシー乗り場などに出向かなければいけない。
なんか足で土地勘を覚えることのできない土地はなんとなく好きになれない。

で、ロスに戻るとそのままハリウッドへ。
とりあえずとあるお寿司屋さんに出向きましたが、
思い切りハズレでした。
創業者がレジェンドと呼ばれた日本人で(スピルバーグの予約を「そんな奴は知らん」と断ったそうな)ザガットでも26点なのに、ネタとご飯のバランスが絶妙に悪い。
握っていたのは現地の方のようだが、弟子の育て方はいまひとつのようね。
ちなみにこのそばに昨年ストーンズがシークレットギグをしたフォンダ・シアターとキース・リチャーズのソロライヴ盤を録ったクラブのパラディウムがありましたな。
(近々のライヴ予定に女優のジュリエット・ルイスの名があったけど、あのひと歌歌ってたの?)

フォト フォト

フォト

で、炎天下のなか、何十年ぶりかでチャイニーズシアターの前にある映画スターの手形の前に行ってみたが、経年による磨耗ですり減るのか古いスターのものははずされて、最近の映画スターのものにどんどん入れ替わっていました。
でも映画スターってやっぱりむかしの方が味があって好きでしたな。
ちなみにモンローとケイリー・グラントとピーター・オトゥールとマルクス兄弟はまだありました。

フォト フォト

で、スタバで水分補給をしたあと、坂道登って今日のイヴェント会場へ。
ここは一度行ってみたかったのです。
なにせビートルズの唯一のオフィシャルのライヴ盤を録った場所だし(今年の9月にやっとCD化されるようですね)、ポール・マッカートニーの"Rock Show"の歌詞にも出てくる。
LAフィルの夏の野外コンサートでも有名だが、「刑事コロンボ」でジョン・カサベテスが指揮者の犯人役で出た回でもアリバイなどに使われていましたな。

全体的にすり鉢状の野外コンサート会場でウィキによるとキャパは17000人。
なんかでかさはベルリンのヴァルトビューネにも似ている。
基本的に食べ物持ち込み可のようで、おのおのワインボトルにバスケットを持ってきているひとも多々見られ、そんなところもヴァルトビューネに似ている。
欧米の野外コンサートってなんかピクニック感覚もあってちょっと楽しそうですな。

フォト フォト

Sting & Peter Gabriel "Rock, Paper, Scissor" North America tour @ ハリウッド・ボウル

スティングとピーター・ゲイブリエル(ガブリエルじゃないよ by ピーター・バラカン)のジョイント・ライヴ。
スティングは4年前の香港公演以来。
ピーターもやはり4年前のロングアイランド公演以来。
ちなみにツアータイトルは日本語に直すと「グー、パー、チョキ」

パンフによると2年前にポール・サイモンとジョイント・ツアーし成功したスティングが味をしめて今回はピーターにオファーしたんだそうな。
通常のWヘッドライナーツアーだとどっちか片方が半分だけやり、後半をもう片方がやり、最初と最後だけ共演というのがよくあるパターンだが、
今回はそれぞれのパートのみというのもあるが結構共演が多く
それぞれのレパートリーを歌ったりなど面白い。
(スティングが"Shock The Monkey"を歌ったかと思えば、
ピーターが"If You Love Somebody, Set Them Free"を歌ったりとかあったりする)

バックはスティングはおなじみなドミニク・ミラー(g)、ヴィニー・カリウタ(ds)、デヴィッド・サンシャス(key)のほかにヴィオリン、パーカッション、女性コーラス。
ピーター側はおなじみなトニー・レヴィン(b)、デヴィッド・ローズ(g)のほかは4年前のツアーと同じくチェロとコーラスの女性2人組Jennie Abrahamsonに、女性キーボードとドラマーという布陣。
(デヴィッド・サンシャスはピーターの"So"にも参加しているが、今回はスティング側での参加)
それぞれのパートで出たり入ったりするものの結構混成の場合が多く、特にヴァイオリンとチェロがいるので音にも厚みがあった。
ちなみにスティングがベースを弾いているときは、トニー・レヴィンは引っ込んでいるかシンセベースを弾いてましたな。
この2人のベース、全然持ち味が違うので比べてみるとすっごく楽しい。

セトリは基本的にそれぞれのライヴでよく演られる曲ばかりを集めたもので、アンコール2曲に至っては言わずもがなの2曲(「見つめていたい」と"Sledgehammer")。
でも混成バンドによる演奏が多いためいつものアレンジと微妙に変えてあったりなどし新鮮にも感じられる。
(変わったところはスティングがピーター在籍時のジェネシス時代の曲を演ったり、ピーターは新曲を1曲披露してましたな)
またそれぞれの持ち味の違いとして、スティングはストレートなロックやジャズの聴覚的なアプローチをするところ、ピーターはシアトリカルな演出をしたり(ちょっとだけスティングも付き合っていたなぁ)映像にエフェクトをかけたりと視覚的なアプローチもあったり、
エスニック風味もスティングの"Desert Rose"のようにアラブ風であるのに対し、ピーターはアフリカンな感じでその違いも面白かった。

2粒で何倍もおいしいライヴだったけど、北米ツアーのあとは決まってない模様。
たぶんヨーロッパとかやるんでしょうが、来日しないかな?
ウドーさんの手腕にかかっているな。
もっともスティングの最後の来日公演(オケとの共演)、武道館の3日とも入り悪かったし、スティングとポール・サイモンのツアーは結局来日しなかったしなぁ・・・げっそり




1. The Rhythm of the Heat (P)
2. If I Ever Lose My Faith in You (S)
3. No Self Control (P&S)
4. Invisible Sun (S&P)
5. Games Without Frontiers (P&S)
6. Shock the Monkey (P&S)
7. Secret World (P)
8. Driven to Tears (S)
9. Fragile (S)
10. Red Rain (P)
11. Dancing With the Moonlit Knight (Genesis cover)(S)
12. Message in a Bottle (S&P)
13. Don't Give Up (P)
14. The Hounds of Winter (S)
15. Big Time (P&S)
16. Englishman in New York (S&P)
17. Solsbury Hill (P&S)
18. Every Little Thing She Does is Magic(S)
19. If You Love Somebody Set Them Free(P)
20. Roxanne (S)
21. Love Can Heal (P 新曲)
22. Desert Rose(S)
23. In Your Eyes(P&S)
Encore:
24. Every Breath You Take(S&P)
25. Sledgehammer(P&S)

フォト フォト

フォト フォト

フォト フォト

フォト フォト

フォト フォト

フォト フォト

フォト フォト

フォト フォト

フォト フォト

フォト フォト

フォト フォト

フォト フォト

フォト フォト

フォト フォト

フォト フォト

フォト フォト

ライヴがハネたら坂を下りたところにあるホテルからタクシーに乗って空港へ。
偶然運ちゃんが日本の方でANAの深夜便を知ってくださっており、急いでくださいました。
ついでにラッキーなことに帰りはビジネスにアップグレードされ、ラウンジでもシャワー浴びることができ、幸せ感いっぱいホクホクで帰国しました。
もっとも帰国は火曜のAM5時でそのまま職場だったりするあせあせ(飛び散る汗)

8 3

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する