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2014年04月28日21:39

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STELA

100年後。

どんな未来にしたい?

色んな答えがあると思います。

今が精一杯で、
『それどころじゃねえよ』

『漠然としてイメージ湧かない』


という方も多いかもしれません。


一方で、解決したい問題はいっぱいある……そんな方も居るかもしれません。


高齢化社会の弊害。

増え続ける、日本の借金。
震災からの復興。

原発を減らしたい。

……世界の環境汚染や温暖化だって、
実は人類の存亡に関わるぐらい、今も危機的な状況です。

貧困。

卑劣な犯罪。

言葉にしたくもないような、人権侵害。

戦争。

考え出したらキリがない。

俺には想像もつかない、痛み。

問題の数々。


……解決したら、良いな。

……でも、


俺1人がそんなこと考えて、何になる?


そんな風に、思うこともあります。


そんな、今。


1人の男が、100年後の夢を語るのを、聴いてきました。


大学時代からの友人、ずんだま氏。


風力発電の論文を書きながら、
寝る時間を惜しんでバイトして稼いだお金で、

¨戦争と貧困¨をテーマに世界一週の旅をした男。


やがて論文を書くのに飽き、博士課程で学校を中退した彼は、

ヒッチハイクと野宿で就活し、
風力発電のエンジニアになった。


そして、震災を期に職場を退職。
自分の夢の実現のため、独立のための活動を始める。

そんな彼が、
NPO法人:STELA(ステラ)を立ち上げて、


その総会を仙台でやるというので、参加させて貰ったのです。


ここから、
ずんだま氏の夢であり、STELAの活動のことを、

俺なりの視点で、書かせて貰います。
(何かご指摘などありましたら、ずんだま氏、お願いします)

、、、


ずんだま氏の夢。


日本に自然エネルギーがもっともっと普及していって。


原発が要らなくなって。


海岸に行くと、
民間の投資で建った風車が並んでいて。


その発電でできた電気は、
電力会社に買い取って貰って、
その利益が、投資した地元の人たちにいきわたる。


同じように、


農場では、肥料などを使ったバイオマス燃料の発電が行われる。


ビルの窓や屋上には、ソーラーパネルが並ぶ。


例えばほら、


うちのベランダにもソーラーパネルがあって、


何気なくだけど、僕らはその電気で暮らしている。


……そんな、生活。(^^)


それは夢物語じゃないよ。

デンマークでは、


エネルギー自給率が凄く高くて


中でも、自然エネルギーが占める割合が、27%だかなんだか(記憶が定かじゃないけど)


結構な割合です。


でも驚くのはここから。


その自然エネルギーの殆ど……
97,なん%だかが、民間の出資で成り立っているのです。


農家の人が、副業でやってたりして、
農場の小高い丘に、風車が建ってたりするんです。


そういうシステム、文化を、日本に持ってこようと言うのが、
ずんだま氏の夢であり、
STELAの活動目的。


具体的な活動としては、

●1.もっとみんなに、自然エネルギーを身近に感じて貰う

そして、

●2.実際に、民間出資の風力発電……風車を、石巻に建設する


……これが成功したら。


『あいつらにできたんなら、うちの地元でもできるかもしれない』


そんな風に、
全国に民間出資の自然エネルギーが、
その地域に合ったカタチで、広がっていけば……。


描いている未来に、近付ける。


これが、
ずんだま氏や、STELAの皆さんがしたいこと。


自然エネルギーは、
自然のご機嫌次第のエネルギーなので、

単体では、とても不安定で頼りないです。

でも、沢山の自然エネルギーの供給源があれば、

互いの不安定さを補い合って、
安定したエネルギーとして使っていけます。


それが、国や大企業に頼らず、


地域の人たちが、
地域の人たちによる、
地域の人たちのためのエネルギーとして、
作っていけるとしたら。


それが全国に広がって、
互いに助け合えば……。


やがて、原発は要らなくなります。


勿論、それは簡単ではありません。


きちんと利益の出る発電源を作るまでには、
色々な課題があります。


STELAが、風車を石巻に建てるには……


・良い風が吹く場所の調査
・その場所に建設して、諸々の法律に引っ掛からないかどうか
・付近に住宅があったりしないか……地元の理解が得られるか
・資材を運ぶ、道路が整備されているのか
・送電線は通っているのか
・その場所の、地盤の調査
・出資者が集まるか


……俺が聴いただけでも、本当に簡単ではありません。


それでもSTELAは、昨年度までの活動で、大きく前進しています。


まず、良い風が吹く場所の調査は、実は国だか県だかが既にやっていたのです。

そのデータをもとに、最適な場所を候補地として決めました。


石巻の、とある埋め立て地の砂浜。


津波がきた場所だから、住宅もないし、
でも工場が稼働してるから、送電線もある。


建設の時にクリアすべき諸々の法律も、OK。


あとは、
・地盤の調査
・出資者を集める

……といった課題を経て、風車を作るのです。


勿論、地盤の調査だってお金が掛かりますが、
国の助成金などを使って、やる予定だそうな。

『早ければ、2〜3年で、風車を作りたい。』


そう、ずんだま氏は熱く語っていました。


STELAは仙台や東京に支部があって、


2ヶ月に1回くらいのペースで、説明会のようなイベントもしていくそうです。

活動1の、『自然エネルギーをもっと身近に感じてもらう』ですね!(^^)


俺も、できることからですけど、応援したいと思って、入会させて貰いました。
(もちろん、まずは元気になって、自立することが第一ですが)


いずれ、音楽とのコラボレーションというカタチで貢献できたら……とも考えています。


……長い日記になっちゃったけど、上手く伝えられたかな。


伝わったら良いな。


ずんだま氏は俺のマイミクにもなってるので、気になったら覗いてみて下さいね。


さぁ、俺も、俺の未来を考えないとな。


本当に行きたい、生きたい、未来。


そんな今日この頃でした。(^^)
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