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9月22日土曜日は、泊まっていた旭川から組合の会議に出席するため「北海道&東日本パス」で胆振・白老町の虎杖浜温泉に向かっていた。
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旭川8:10発岩見沢行き普通列車で出発し、普通列車を乗り継いで行くと苫小牧に11:59に着く。
チェックインまで時間があるので、苫小牧から虎杖浜温泉に着くまでの間のどこかで途中下車して昼飯を食べることにした。
苫小牧と言えば、自称「卵でとじていないご当地カツ丼評論家」を標榜している自分にとって、7月にタレ系変わりカツ丼を出す店「てっ平」を訪問したことが忘れられない。
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しかし、ここは駅から遠く、歩いて30分くらい掛かるので、残暑厳しく歩いて行くのはちと辛い。
ほかに何かないか調べていたところ見つけてしまった。
苫小牧市の郊外、糸井地区の国道36号沿いにある鶏の半身揚げ「とり定食」が評判だという味処「花菱」という店のカツ丼が醤油味らしい。
糸井なら室蘭線の駅もあり、糸井駅からお店まで約1km、歩いても15分程度で行けそうだし、普通列車しか停まらない駅だが今回は特急には乗れない「北海道&東日本パス」の旅だからどっちみち普通列車で行くし、虎杖浜温泉へ向かう列車もちょうどあって好都合ではないか。
この日の昼飯は「花菱」でカツ丼を食べてみることに決め、糸井駅から15分ほど歩いてお店に着いた。
早速、メニューの「特製タレかけ丼」のページにある「かつ丼(1050円)」を注文。
「かつ重(1290円)」というのもあり、何だろうかというのも気になる。
そう考えているうちに「かつ丼」が出来上がった。
おおっ、ホントに卵でとじていないカツ丼だ。
しかも、とんかつだけじゃなくピーマンとナスのフライも1切れずつ乗っている。
「てっ平」のカツ丼も野菜類のフライも盛られていたから、これは苫小牧スタイルなのか。
味はソースカツ丼ではなく、醤油味の甘じょっぱいたれが掛けられており、白ごまも振られている。
旨いな。
見た感じから想像するたれ系カツ丼より何だか香ばしくてコクがある。
何の味だろうと考えながら食べていたが、カツの下には天かすが散らしてあった。
非常に珍しいタイプだと思う、と言うより天かす入りカツ丼なんて初めてだが、フライの衣のパン粉とは違う独特の食感と風味が加わり、これはなかなかのものである。
満足して完食。
ほかの客は皆名物の「とり定食」をむさぼり食っていたが、カラッと揚がった半身の鶏が旨そうだった。
「とり定食」も食べに来ねばならんが、「かつ重」というのはどんなものなのかも気になるところである。
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