京都の北山通りに面したアピカルイン京都で25,26の両日、アレクサンダーテクニークを用いた「セルフケアと安らかなからだ」と題するワークショップが行なわれています。
講師は、長年に渡りアレクサンダーテクニークを教えてこられたブルース氏。ブルース氏のワークには、禅、太極拳、合気道、センサリーアウェアネスなどの体験が織り込まれ、実にいい味を醸し出しています。
まず最初に会場の椅子に座って話をしているブルース氏の佇まいと、まわりに放射されている静けさと安らぎに目を引きつけられました。雰囲気は、ちょっとラハシャに似ているかもしれません。
さて冒頭のワークは、マフラーの巻き方でしたが、実は、このワークに参加しようと決意したのは、まさにこの「マフラーの巻き方」に惹きつけられたからです。
というのも、僕はマフラーを織っているけれど、そのマフラーの纏い方にはまだ何か足りないものがあると感じていたからです。実際、自分で色々な仕方で巻きつけてみるのですが今ひとつ納得できないし、何だか変と、何度もブミカからダメ出しが入る始末。
何かこうもっと優雅にマフラーを身につける方法はないんだろうか? いつもそう感じていたのです。
そして、その答えは、やはりブルース氏のマフラーの巻き方のワークのなかにありました。それはもうこれだけで充分に参加しただけの価値があると感じるほど感動的であり、衝撃的なものでした。
肝心なポイントは、直接会って伝えないと伝わらないので、近々、マフラーの巻き方をメインとする、新しいワークを始めたいと思います。このワークはマフラーの巻き方に続いて紹介された靴を履くワークや、対象となるものに愛のまなざしを注ぐワークなどからたくさんのインスピレーションを得て生まれてきたものです。
なにしろマフラーは、首に巻くものですから第五のチャクラ、喉のチャクラとの関連がものすごく深いのです。だからマフラーのあしらい方ひとつで喉のチャクラのリングにある条件付けや深い思い込みを強化することもできれば、解放することも可能であると、そういうことが少し見えてきたのです。
それにしても、今回、ブルース氏に巡り合え、一流のアレクサンダーテクニークのスキルがどのようなものなのか、その味わいに触れることが出来たのは本当に幸いでした。
みどりさんとブルース氏のふたりからそれぞれ立った姿勢のナチュラルな状態への回帰のサポートをして頂きましたが、これもまた驚きの連続で、もしかしたら、僕にはフェルデンクライスやロルフィングよりも合っているかもしれないと感じた次第です。
貴重な機会を提供してくださった新海みどりさんを初めスタッフの方々にこころからお礼を申し上げます。ありがとう。
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