オホーツク・網走Ｂ級グルメ、全然ラーメン専門店じゃない「ラーメン専門店」いしざわ（11/21）

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月曜日２１日は、オホーツク出張で網走に泊まった。

宿は素泊まりだったから、夕食を兼ねて網走の街に出て、久しぶりに「いしざわ」へ行った。

看板には「ラーメン専門店」と書いてあるが、ラーメンを食べている客などほとんどおらず、実態は居酒屋という変な店だ。

もちろん、ボクもラーメンを食べに行ったのではなく、飲みに行ったのである。

焼酎「真露」のボトルを入れ、番茶割りにして突き出しの子和え（マダラの卵）をつまむ。


先月一杯くらいで終わった網走湖のシラウオを冷凍して取ってあると言うので、白魚天ぷらを食べよう。

１度冷凍しちゃってるから、白魚の季節だけ出す女満別の店ほどではないが、それでも白魚は旨いな。


次は、ハモ一夜干しを注文。

道東でハモと言えばもちろん鱧ではなく、カラスハモ（ホラアナゴ）である。

釧路では甘辛のタレで焼くことが多いが、ここは塩干しを焼いただけで、わさびと紅生姜を添えて出てくる。

特別にぽん酢も出してもらって、そのまま食べたりぽん酢をつけて食べたりした。

かなり干された水分の少ない干物を焼いているからパリッとしていて、これも旨いなぁ。

焼酎はボトル半分くらい飲んだが、１日クルマを運転してきた疲れもあり酔いが回ってきて、料理は１品の量が結構あったから、もうそんなに食べられないな。

メニューには書いてなかったが、網走湖か藻琴湖で獲れたしじみは仕入れているかおかみさんに尋ねたら「あるよ」との返事だったので、最後にしじみの味噌汁を作ってもらった。

この日のしじみは藻琴湖産で、優しい味で素朴で旨い。

しじみの身ももちろん食べた。

会計したら、この日新しいボトルを入れたのに2650円で済んでしまった。

素晴らしい「ラーメン専門店」である。