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例年より1ヵ月遅れてようやくサンマの水揚げが本格化してきた。
先月までずっと漁場も遠く、択捉島あたりまで行かなければ獲れず、水揚げまでに1日半も掛かっていた。
涼しくなってサンマの南下も始まり、花咲(根室)沖くらいに漁場が形成されるようになり、日帰りで水揚げできるようになって、水揚げまでの鮮度落ちもなくなり、一段とサンマがおいしくなってきた。
ただ、サンマの南下が始まったということはいつまでサンマがいるか分からない、ということでもある。
食べられるうちに食べておかねばサンマが通り過ぎてしまう。
そこで、昨日はお昼に生サンマを食べたのだが、低気圧の通過で海は時化ており、翌日水揚げがあるか微妙でもあったし、夜もサンマで一杯やりに行った。
昨日飲みに行ったのは、釧路フィッシャーマンズワーフMOO2階の屋台フロアの寿司居酒屋「ブぅ〜」だ。
お店に着いたとき、残っているサンマはあと4匹だと言うので、まずは1匹を半分ずつ「ガリ巻」と「握り寿司」にしてもらうことにした。
サンマは新鮮で臭みはまったくなく、脂の乗りも本格化してきて旨い。
サンマの寿司2種類で1匹だから、これで「'10さんま76.5」になった。
さて、お店にあるサンマはあと3匹だから、また1匹で2種類作ってもらおう。
どうしようかな?
よしっ、半分は「なめろう」に、もう半分は「しゃぶしゃぶ」でいこう。
「なめろう」は、ほんのり味噌の風味とサンマの旨味が実によく合い、どうしたって酒が進んでしまう。
途中で「サンマのしゃぶしゃぶ」も出てきて、刻みねぎを入れたぽん酢でいただく。
しゃぶしゃぶにするとサンマの脂をより実感でき、今大地震がきたら逃げ出せないくらいの旨さだ。
2品で1匹だから、これで「'10さんま77.5」になった。
そうこうしているうちに、他のお客さん達は帰ってしまい、お店にボク1人だけになった。
それならまだサンマを食べちゃってもいいだろう。
1匹をフライにしてもらった。
サンマフライは、1切れずつポン酢と醤油でいただく。
はっきり言って、サンマの方がアジフライより旨いと思う。
サンマフライは1匹分食べたから、これで「'10さんま78.5」になった。
サンマフライを食べているうちに、ほかの屋台で飲んでいた客からサンマの寿司の注文が入り、それでお店のサンマは全部なくなった。
会計を済ますと、コーヒー焼酎2合飲んで全部で2450円だった。
昨日は昼も夜もサンマ、1日サンマしか食べていないが、全然飽きないな。
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