[691]
先週土曜日、3日は網走に泊まっていた。
雨上がりの爽やかな朝だった。
この日は、網走で朝飯を食べてから、9時にオープンする美幌の温泉「後楽園」に入ってから、お昼は北見で青いカリーを食べて釧路へ帰ることにしていた。
出張仕事は前日までに終わっているから、髪がぼさぼさになっても構わない。
この日の経路には1つもトンネルがなく、排ガスまみれになる恐れもない。
あまりにも爽やかな陽気だし、せっかくオープンカーのカプチーノで行っているんだし、屋根を外して道東でオープン走行を楽しむことにしよう。
網走で朝食を食べ、8時半出発。
まだ日陰に入るとちょっと寒い。
弱めに暖房を出しながら、カプチーノの屋根だけ外して「タルガトップ」にして、窓は開けずに走る。
朝の爽やかな日差しを浴びながら、足元ぽかぽか、頭の先には涼しい風がそよぎ、最高に気分がいい。
バイクと違って、ヘルメットなど被る必要もなく、気分爽快だ。
この状態で美幌の温泉まで、約30分走った。
温泉ではゆっくり2時間滞在し、11時過ぎに美幌から北見へ向かう頃には日も高くなり、風呂上がりでもあり暖かい。
「タルガトップ」のまま暖房は止め、左右の窓を全開にして走る。
こうすると、頭だけでなく顔全体に風が当たり、ちょうどいい。
北見まで約40分この状態で走る。
北見では青いカリーを激辛で食べ、汗もかいたし、店を出る頃には気温も上がり、25℃近い。
こうなりゃリアウインドーも収納してフルオープンにしちゃえ!
赤信号で停まると少々暑いが、走り始めると、フロントウインドーに巻き込む風が後から吹いてきて、汗も乾いて快適だ。
巻き込む風は腰や足元にも回り、髪はぼさぼさにはなるが、全身で風を感じながらのドライブとなる。
北見から津別峠を越え、釧路までの3時間をフルオープンでオープンエアードライビングを楽しんだ。
日本の気候では、夏は暑過ぎるし、冬は寒くて、とても屋根など外して走れない(無理すれば別)。
オープンにして快適なのは、春と秋、ちょうどいい陽気のときに休みに当たる確率もそう高くはない。
よく考えたら、屋根を外してオープンにしたのはこれが今年初めてだ。
こんなオープンカー日和の日にちょうど乗れる日なんか1年に何度もないが、1度味わってしまうと辞められないんだよな、オープンカー。
カプチ号の走行距離も205000kmを超え、車体は錆も出てきたが、まだまだ走るぜ!
ログインしてコメントを確認・投稿する