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昨日は、ジャーナリストの高野孟氏(「インサイダー」編集長)を接待した。
http://www.smn.co.jp/takano/face04.html
予算は5000円。
結構お酒は好きだそうで、それならサンマをメインに一杯行くしかないだろう。
くしろフィッシャーマンズワーフMOO2階の屋台フロアの居酒屋「ブぅ〜」へ行って、まずはサンマを刺身で注文した。
今年は、急速に大型のサンマの比率が少なくなってきたから、仕入れは大変だと思うが、今日は釧路水揚げの200g超のサンマを仕入れていた。
2人で1匹だから、これで「'09さんま55.5」である。
せっかく著名な論客に来てもらったわけだから、サンマだけと言うわけにはいかない。
まだ季節には早いと思うが、浜中で揚がったというシシャモがあったから、1人2匹見当で、軽く4匹炙ってもらった。
そんなわけで、これが今年のシシャモとしては初めてだから、「'09ししゃも1・2」である。
季節的に早過ぎるから、生殖器官がまだ発達しておらず、オスかメスかは分からないシシャモだったが、ふっくらしておいしかった。
この季節の釧路と言えば、ミンククジラも忘れるわけにはいかない。
味見程度に生鯨の刺身を1人1切れずつ出してもらった。
生鯨はクセがなく、今回はサンマを食べている大人のメスなのだろう、サシも回っており旨かった(写真なし)。
さあ、再びサンマだ。
1匹ガリ巻で出してもらい、これで「'09さんま56」だ。
そして、高野さんは「カラスハモ」なんて知らないと言うので、焼いたハモを1切れずつつまんで(写真なし)、またしてもサンマだ。
今度は1匹をしゃぶしゃぶでいただく。
ジュワーッと広がる脂が何とも言えず旨い。
これで「'09さんま56.5」である。
最後にサンマの握り寿司を行こうと思ったが、高野さんはもうそんなに食べられないと言う。
それなら、ご飯モノはやめて「なめろう」だ。
2人で1匹分を食べたから、これで「'09さんま57」になった。
これでお開きにして、高野さんを宿舎に送り届けた。
テレビで見る印象は、気難しい怒りオヤジという感じだが、気さくで付き合いやすい人だった。
予算を1700円超過したが、おいしい1日になった。
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