mixiユーザー(id:7106525)

2009年09月01日09:56

17 view

Pink Floyd / Animals

本日は俺様の元旦につき、夏期休暇であります。

本日の一発目は宗教に務めました。

1977年の作品。パンク・ロックの年にこんな大作指向のアルバムを出しちゃって、それなりに売れちゃってるから、すげぇよなぁ。

この作品でRogerはRichardに対して「貢献していない」と難癖つけてバンドから追い出してしまった。いやいや、しっかりと貢献しているではないか!Rogerの理屈の意味がわからん。お前がキーボードも演奏したのか?誰でもできるとか言いたいのか?それはRogerの嫉妬だろう?Rogerの独裁が始まってしまった。。。

そして、Richardはまだメンバーとしてクレジットされているものの、実際は三人となってしまったFloydが作った『The Wall』が滅茶苦茶傑作(俺のバイブル)であるのは皮肉なものである。

元々Pink Floydとは、四人の妥協による共演(競演)が素晴らしき美しい世界を描いてきたと俺は思っている。その最高の結実が『The Dark Side of the Moon(狂気)』で描き切られてしまった。そして次の『Wish You Wer Here(炎)』(これも滅茶苦茶傑作)が、音組(David+Richard+Nick)と詩&コンセプト(Roger)に分かれてしまいRogerの嫉妬に火(『炎』という邦題が皮肉だ)がついてしまったのだろうか?(実際には分かれていないと思う)

# いや、Rogerのベース、ボーカル、そして音やSEに対するアイデア、
# それはもちろんPink Floydサウンドの重要な核ですよ。

小曲(Rogerのソロなのだろうか?)のPigs on the Wing (Part One & Two)が他の大作と対照的で素晴らしい。これって、俺はラブ・ソングだと思っている。

Pigs on the Wing (Part Two)
---- [start] quotation ----
You know that I care what happens to you,
And I know that you care for me too,
So I don't feel alone,
Or the weight of the stone,
Now that I found somewhere safe
To berry my bone,
And any fool knows a dog needs a home,
A shelter from pigs on the wing

俺が君のことを気にかけているって君はわかってくれている
俺だって君が俺のことを気にかけてくれているってわかっている
だから俺は寂しくないし
石の重みを感じることもない
やっと俺は自分の骨を埋める安住の地を見つけたんだ
どんな馬鹿だって犬にも家が必要だって知っているさ
空飛ぶ豚どもから身を隠さなけりゃならないからね
---- [ end ] quotation ----


久し振りにライナー・ノーツに目を通してみた。渋谷陽一だ。Floyd信者ではない確かなRockリスナーが良い事書いているなと、改めて思った。

---- [start] quotation ----
僕はこのアルバム(俺の注釈:『The Dark Side of the Moon(狂気)』のこと)を聞いて強いショックを受け、それまでどちらかといえば疎遠だったフロイドの世界にのめりこむようになった。「ブレイン・ダメージ」のアジテーションも強烈で、僕はあの部分を何度聞いてもゾクゾクとする戦慄を抑える事ができない。最近は安っぽくなってしまった「狂気」という言葉の重みを、あの曲は明確に表現しきっている。
---- [ end ] quotation ----

(Pigs on the Wingについて)
---- [start] quotation ----
つまりこれから自分たちがやって行こうとする事は啓蒙主義的とかイージーリスニングとか言われようと、これしかないのだ。これが自分たちの骨をうずめる場所なのだ。世界を変える為にははっきりとそのビジョンを示し進んで行かなくてはならない。文学的なポーズをとったところで何になるのだ、今僕達がすることはこの社会をしっかりと見すえ、正確に批判する事である。そしてそれを音にし訴えていくのは、現在一番アルバムを売る力のある自分達以外ないじゃないか、という強い決意をあきらかにしている。

(1977.1.27)
---- [ end ] quotation ----


Pigs on the Wing (Part One & Two)をSnowy Whiteのギター・ソロで繋げたバージョンとか、Gotta be CrazyやRaving and Droolingと呼ばれていた頃の演奏を聴きたくなってきた。ブート盤を持っているはずだが、今は手元にない。実家の段ボール箱の中にあるはずだ。






アニマルズ (アルバム) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%BA_%28%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0%29

Pigs on the Wing - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Pigs_on_the_Wing

「Pink Floyd Animals」でぐぐれ
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&num=100&q=Pink+Floyd+Animals

「Gotta be Crazy Raving and Drooling」でぐぐれ
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&num=100&q=Gotta+be+Crazy+Raving+and+Drooling

「Pigs on the Wing Snowy White」でぐぐれ
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&num=100&q=Pigs+on+the+Wing+Snowy+White


Pink Floyd - Pigs on The Wing. Complete Version




Pink Floyd / The Dark Side of The Moon[2009年08月05日]
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1246219976&owner_id=7106525

素敵な写真を拾った[2009年08月30日]
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1269369780&owner_id=7106525
0 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する