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2009年08月30日10:35

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Pink Floyd / A Momentary Lapse of Reason

俺がリアル・タイムで最初に聞いたPink Floyd。1987年、高校二年生の時だ。

既にRoger Watersは脱退し、David GilmourとNick Masonの二人となってしまっていた。Richard Wrightはゲストとしてクレジットされている。

この新作とのリアル・タイムでの出会いが、俺とPink Floydを一生の関係にしたのだろう。ありがとう、Pink Floyd。大好きだ、Pink Floyd。

1曲目の「Signs of Life(生命の動向)」くぅ〜><いいねぇ。水面を滑るボートの音。シンセサイザーの荘厳な響き。そしてDavid Gilmourのギター!!!Gilmour節炸裂!!!この一曲だけでこのアルバムの価値は決まりです。

その「Signs of Life」から「Learning to Fly(幻の翼)」への流れ。くぅーっ、お見事。いいねぇ。

「One Slip(理性喪失)」も好き。アルバム・タイトル『A Momentary Lapse of Reason』はこの曲の歌詞に登場する。

「Learning to Fly」とか「One Slip」とかは、新生Pink Floydの象徴的な曲ではないだろうか。

「On the Turning Away(現実との差異)」も名曲。元々Davidのソロ・アルバムのために作曲中だったものが『The Wall』で採用され、Rogerの詩と混合されて名曲「Comfortably Numb」が生まれた。Davidがスキャットでメロディを歌っている作成途中の「Comfortably Numb」をブート盤で聞いた(今でも持っているはずだが、未確認)。「On the Turning Away」は「Comfortably Numb」でDavidが目指していたものの再演ではないだろうか?

このアルバムをDavidのソロ扱いとする人もいるようだ。俺はそうは思わない。確かにDrumsとしてクレジットされているゲストが二人もいる。「Terminal Frost(末梢神経の凍結)」は間違いなくNickのドラムではないだろう。Saxソロ辺りなんか良い盛り上がりを見せるんだけど、なんかNickらしくない⇒Floydらしくないんだよなぁ。

Nick MasonのドラムはPink Floydサウンドに大いに貢献しているのだ。『Live at Ponpeii』の「One of These Days」でのドラム・ソロが「Money」のドラムに類似しているのに気がついたとき、俺はにんまりしてしまった。「そう、この音が俺は好きなんだよ」と。うれしい顔

最後の「Sorrow(時のない世界)」もいいね。ヘビーなギターがかっこいい。


歌詞をひとつ引用しよう。

A New Machine Part 1
---- [start] quotation ----
Do you ever get tired of the waiting?
Do you ever get tired of being in there?
Don't worry, nobody lives forever,
Nobody lives forever

待つのに草臥れてしまったことはないか?
そこにいるのに飽きてしまったことはないか?
心配しなくていいよ、誰しもいつかは死ぬんだ
誰しもいつかは死ぬんだ
---- [ end ] quotation ----

Davidの詩。いいじゃん。指でOK


鬱 (アルバム) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AC%B1_%28%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0%29

「Pink Floyd A Momentary Lapse of Reason」でぐぐれ
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=Pink+Floyd+A+Momentary+Lapse+of+Reason

「Pink Floyd A Momentary Lapse of Reason 鬱」でぐぐれ
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