世界が賛否両論に割れた衝撃作。
12月、いよいよ凱旋上映。
『NN891102』でデビューを果たした柴田剛監督の長編第二作
『おそいひと』のコミュニティです。
世界14カ国の映画祭で上映され、各地の映画ファンに衝撃を与えてきた『おそいひと』はTokyo FILMeX2004での上映以来、国内では諸事情により上映が見送られてきましたが、12月1日(土)よりポレポレ東中野でのレイトショー上映が決定いたしました。
公式HP
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『おそいひと』
―Story―
電動車椅子で移動しボイスマシーンで会話を交わす。重度の身体障害者である住田(住田雅清)は介護者のサポートを受けて一人暮らしをしている。また住田のよき理解者でもあるバンドマンのタケ(堀田直蔵)とつるみながら、平穏な日々を過ごしていた。
そんなある日、住田のもとに大学の卒業論文のために介護を経験したいという敦子(とりいまり)が現れる。そんな経験は何度もしているはずの住田の中で、自身にも整理しきれない違和が蠢き始め、混沌とし、次第に狂気に身を委ねていく。そして住田はあるひとつの決心をするのだが……。すべては血塗られた結末へと加速度的に収束されていく。
―Credit―
出演:住田雅清、とりいまり、堀田直蔵(バミューダ★バガボンド)
白井純子、福永年久、有田アリコ
制作:志摩敏樹
原案:仲悟志
撮影:高倉雅昭、竹内敦/録音:森野順
編集:市川恵太、鈴木啓介、熊切和嘉、柴田剛
音響効果:宇野隆史
音楽:world's end girlfriend、バミューダ★バガボンド
監督:柴田剛
制作・配給:シマフィルム/配給協力:ポレポレ東中野
2004年|35ミリ|モノクロ|83分
―Comment―
始まってすぐに映像の美しさに圧倒され、
次いで主演・住田の存在感に引き込まれ、
やがて監督・柴田の眼差しの繊細さに出くわして幾度として言葉を失い、
劇中の「小池」に黙祷しつつも、
最後はこっちの気持ちを丸ごともって行かれた。
もしあなたが、この美しい傑作を観る直前までの私と同じく、
「不必要な過激さを盛り込んだ障害者モノではないのか」
と警戒しているのなら、
そういうあなたや私の力みの正体が何であるのかを、
『おそいひと』は涙とともに教えてくれるかもしれない。
-モブ・ノリオ(作家)-
これはわるいえいがだっ!!
-加瀬亮(俳優)-
ドキュメンタリーなんじゃないかと思うと恐怖を感じました。
いろんな見方があると思いますが私の心には突き刺さりました。
-蒼井そら(女優)-
ハッピーバースデー住田“トラヴィス”雅清さん
是非死刑となって あなたの自由を完成させて下さい
-新井英樹(マンガ家)-
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