125系電車(125けいでんしゃ)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)の直流近郊形電車。
JRグループでは四国旅客鉄道(JR四国)の7000系以来13年ぶりの両運転台電車である。
これまで、ローカル線には国鉄時代の近郊形電車を編成短縮化などの改造を施して配置することが多かったが、125系ではアーバンネットワーク用車両の設計思想を元に省エネルギー、運用効率化、快適性を目指して新規開発された。
小浜線や加古川線での運用最高速度は、変電所の容量の関係や線路条件などから85km/h、回送時などで他線区での運用最高速度は120km/hである。乗客定員は114名(座席31名/立席83名)である。125系の導入で敦賀〜小浜間は7分、小浜〜東舞鶴間は3分、加古川〜西脇市間は5分の時間短縮となった。
・1次車
2002年秋に川崎重工業兵庫工場で2003年(平成15年)3月15日の小浜線敦賀駅〜東舞鶴駅間の直流電化完成に合わせて8両(車番1〜8)が投入された。元々は福知山運転所電車センター(福フチ)に在籍していたが、2006年(平成18年)10月21日より福井地域鉄道部敦賀運転派出(金フイ)に転属し、3次車と運用が共通となった。現在は小浜線を中心に北陸本線長浜駅・湖西線近江今津駅〜敦賀駅間でも運用されている。
・2次車
2004年(平成16年)12月19日に加古川線加古川駅〜谷川駅間の直流電化完成に合わせて4両(車番9〜12)が投入された。この4両は加古川鉄道部厄神基地(神カコ)に在籍し、103系3550番台とともに加古川線で運用されている。
・3次車
2006年(平成18年)9月24日に北陸本線長浜駅・湖西線永原駅〜敦賀駅間が交流電化から直流電化に変更され、翌月の10月21日のダイヤ改正に合わせて6両(車番13〜18)が投入された。この3次車の製造費用(1両あたり1億8千万円)は全額地元自治体の滋賀県と福井県が負担している。全車が福井地域鉄道部敦賀運転派出(金フイ)に在籍している。運用は1次車と共通となっている。
*参考文献
Wikipediaより一部抜粋・編集
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