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K・H・ボーラーと美的モデルネ

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詳細 2014年9月4日 13:34更新

カール・ハインツ・ボーラー(Karl Heinz Bohrer 1935年〜 )

ドイツの唯美主義的批評家。
元ビーレフェルト大学教授。ドイツ論壇を代表する『メルクール』誌主幹。

ドイツ・ロマン派のテクストの精緻な読解から、近代ドイツの社会的・哲学的主観性に還元されない美的主観性や美的モデルネの問題を摘出し続けている。
『驚愕の美学。ペシミスティックなロマン主義とエルンスト・ユンガーの初期作品』(1978年)以来、合目的な歴史とは一体ではない、非連続にして非同一的なものの現われとしての「瞬間性」や「突発性」という時間的経験に着目し、歴史哲学に対する美学の自律性に着目。

現代のドイツ思想圏においては、ハーバーマスに代表される歴史哲学、社会哲学とは対極に位置し、歴史哲学に抗して美学を擁護しようとする「最後の唯美主義者」(『ツァイト』紙)と目されている。

ボーラーによれば、近・現代のヨーロッパにおける「知」の概念は、歴史的にのみ理解されてきたにすぎず、美的・文学的に把握されてはこなかった。ディルタイの「体験」にしろ、ガーダマーの「地平の融合」にしろ、文学がとりあげられているが、いずれも歴史的現象としての、文化としての文学にすぎない。ボーラーはこのような趨勢に抗して、歴史哲学では把握出来ない文学の核心たる「詩的否定性」を対置している。

日本で現代ドイツ思想といえばハーバーマス系の社会哲学の専売の感があるが、それゆえその対極にあるボーラーの美学は、日本では部分的な紹介はあるものの、その全体像はまだ未紹介に等しい。
また文芸批評家とは別にドイツ再統一を積極的に肯定する論陣を張る政治評論家としての顔も持っている。

主要著作
●『驚愕の美学。ペシミスティックなロマン主義とエルンスト・ユンガーの初期作品』
●『ロマン主義批評。文学的モデルネに対する哲学の疑惑』
●『ロマン派の手紙。美的主幹性の成立』(邦訳)
●『美的なるものの境界』
●『大都会のない国。戦後ドイツの観相学的パノラマ』(邦訳)
●『美的否定性』
●『時間のエクスタシー』
●『悪のイマジネーション。美的範疇の基礎づけへ』

当コミュニティでは、ボーラー及び現代の美的思想についてとりあげたいと思います。

関連コミュニティ
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2006年11月20日

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カテゴリ
学問、研究
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