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ドゥルーズ=ガタリコミュの【研究】 ダーニエール・パウル・シュレーバー

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ここでは、フロイトからラカン、ドゥルーズ=ガタリに多大な影響を与えたダーニエール・パウル・シュレーバーを取り上げます。

◆精神分析学との繋がり
ジークムント・フロイトの『自伝的に記述されたパラノイアの一症例に関する精神分析的考察』が、シュレーバーの症例をパラノイアと規定して以来、エリアス・カネッティの『群集と権力』、ジャック・ラカンの『精神病』、ドゥルーズ=ガタリの『アンチ・エディプス』などでも、シュレーバーの症例は最も重視される考察対象となっている。

◆ダーニエール・パウル・シュレーバー
1842〜1911
ライプツィヒ生まれのドイツの法律家。
父親のダーニエール・ゴットロープ・モーリツは、医師・教育思想家であり、シュレーバー体操やシュレーバー菜園で有名。
ダーニエール・パウル・シュレーバーは、ライプツィヒ大学を卒業し、ドレースデンの控訴院部長にまで昇進するが、精神を病み(本人は精神病ではなく、神経病であるとしている)、克明に『回想録』を書き綴った。
この『回想録』の研究から、フロイトもラカンも、自身の精神分析理論を磨き上げた。

コメント(1)

ダーニエール・パウル・シュレーバー著、尾川浩+金関猛訳、石澤誠一解題『シュレーバー回想録〜ある神経病者の手記』(平凡社ライプラリー、2002)

※ダーニエール・パウル・シュレーバーによると、他者としての神は光線となって、シュレーバーを貫き、神経と接続して、それを振動させ、音声器官によることなき言語をシュレーバーをして語らしめる。シュレーバーは、その器官なき声の語る言語に操られ、翻弄される。他者としての神は、男性であり、シュレーバーはこの神経接続によって、女性化を余儀なくされる。
精神分析学は、この本に立ち返ることで、その理論を発展させてきた。そういう意味で、必読書といえる。

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