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意味がわかると怖い話。コミュの謎の行商人・陳(自作・長文)

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俺です。
シリーズ化を予定していますが、つまらなければシリーズ化はしません。ご感想お待ちしています
m(__)m


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


もしも、気になっている人の心の声が聞こえたなら…



思春期真っ只中、高校二年の俺には、クラスに密かに恋心を抱いている娘がいる。

いつも俺が話し掛けると笑って話を聞いてくれる、とても優しくて雰囲気のいいクラスのアイドル的な存在の彼女。

一方の俺は、クラスの中心で盛り上げ上手(笑)


だが、内気な俺は告白も出来ず、毎日をもどかしく感じ、日々を過ごしていた。
片思いのまま終りたくねーなぁ…。



夕暮れ時の学校からの帰り道。

普段通らない道を通り、家路へと向かっていた。


道を歩いていると、電信柱の脇に、全身黒いスーツ、黒のシルクハット、黒のサングラス、黒のバックを持った中年位の男性が立っていた。

その風貌からは、まるで死神が人間に化けているように俺には見え


男『ちょっとそこ行くお兄さん、待つヨロシ。』


黒ずくめの男は、通り過ぎようとした俺に声をかけてきた。

俺『なんすか?』

男『浮かない顔してるアルね。何かお悩み事アルね?』


男は、胡散臭いマンガ中国語を話し、近付いてきた。


男『ワタシ、陳ゆうネ。連続してワタシの名前言ったら駄目ネ。』

俺『は?』

男『この間、子どもに陳、陳、言われて恥ずかしかたネ。』

俺『お前が言ってんじゃん。』

陳『あなたにイイモノ紹介するネ。』


そう言うと、陳と名乗る男はバックを開け、何やらゴソゴソと中を漁りだした。

俺『帰って○ケモンやりたいから、別にいいっす。』

と言うと、

陳『ポ○モン?ああ、ワタシも今やてるヨ。昨日、マ○ターボールでカ○ゴン捕まえたネ。』

俺『ご愁傷様。じゃ。』


再び足を家路に向け、歩き出そうとすると、


陳『待つネ、待つネ。後悔させないネ!』


あまりにしつこいので、仕方なく俺は足を止め、陳と名乗る男の話を聞くことにした。

バックからは、下らない物ばかり出てくる。
飽きれ果て、いよいよ本気で帰ろうとした時、一つの商品に心が奪われた。


陳『最後がこれネ。これ、自分が気になっている人の心の声が聞こえるようになる飲み物ネ。』


リポ○タンDに似た容器に入れられた飲み物を、陳はバックから取り出した。

陳『これ、とても不思議。これ飲めば、好きな娘と結ばれることも夢では無いアル。』


これを飲めば、彼女の気持ちが分かる?
まさか、ありえない。
…けど、気になる……。


俺『いくらなの?』

陳『お気に召したようネ。これ、1本ゴーキュッパ、ネ。』

俺『安いな、598円か。』

陳『そんなわけねぇだろ』

陳がボソッと呟いた。


俺『……え?』

陳『5980円ネ。これでも安いネ。今日しか買えないネ。飲んでから死ぬまで効果続くネ!とってもお買い得ネっ!!』


まくし立てる陳の勢いに圧倒された俺は、渋々財布から5980円を取り出していた。

陳『毎度あり、アル。では、これネ。全部飲み干してから3分後に効果出るネ。』

俺は陳から商品を受け取ると、陳の呼び掛けをシカトし、さっさとその場を離れて自宅へと足早に向かった。

はぁー…。

ボラれたな。
下らない物買っちまった。
死神じゃなく、疫病神だったぜ。



―――翌日―――



今日も俺は、いつものように彼女に話し掛ける。

笑顔で受け答えしてくれる彼女。

もしかしたら、両想いなのか…?
いやそんな、…まさか。
ふと、昨日の一件が頭をよぎる。


俺は鞄に入れていた、リポ○タンDに似た容器を取り出した。
騙されたと思って、飲んでみるか。


蓋を開け、5980円する液体を一気に飲み干した。
これであとは3分待つだけ、と。

心なしか騙されていると思いつつも、俺の心は踊っていた。


5…4…3…2…1…

3分が経った。


彼女の方を向き、意識を集中させる。

彼女はいつもの笑顔のまま


(…うざ……しね…)


……え……、……?


友人に対しても意識を集中させてみる……。


いつものおちゃらけた表情のまま


(………………。)


……お前も…なのか…


その瞬間から、俺は誰も信じられなくなった。


やめろ、うるさい、黙れ、もう、やめてくれ………………



一週間後、校舎の屋上から一人の男子生徒が飛び降り自殺した。




陳『あ…、意識集中させなくても、時間が経つにつれて気になる人の心の声が聞こえるようになるって、言いそびれたネ。』

コメント(26)

集中しすぎて、おかしくなったのかな?

てか、シリーズ化できるのかな…
スゴく気になるww
>>[001]
集中しすぎておかしくなった、訳ではありません
(笑)
あと二作くらい作れますが、皆様の反応次第ですね
(^_^;)
>>[002]
m(__)m
ありがとうございます。
確信犯かどうか、それは謎ですけどね(笑)
クロスーツ、中年で笑うセールスマンかと思ちゃいました(笑)
ドーン(笑)
>>[005]
シリーズ化していいものか、今悩んでます。
(笑)
もうちょい皆様の意見をお聞かせ頂いて判断させて頂きます。
ありがとうございました。
m(__)m
>>[006]
(^^)ありがとうございます。
今後も精進していきます
(笑)
>>[007]
(^^)喪黒さん、懐かしいw
イメージとしては近いかもしれないですね
(笑)
サングラスと中国語?があるだけで。
面白かったですぴかぴか(新しい)
シリーズ化してほしいです(^_^)
>>[003]

違いましたかww
あと2作読みたいですね〜

面白かったです(((・・♪)
ぜひぜひシリーズ化して下さい♪
>>[012]
>>[013] ゆちャん★さん
>>[014] ネガティブホローさん
>>[015] ito@シャー芯メンタルさん

m(__)m了解致しました。
なお、このお話は不定期にアップ予定ですので、次回作の時期は未定です。
解説は夜に載せます。
ありがとうございました。
>>[017]
(^^)待ってて下さい
(笑)

>>[018] ゆちャん★さん
(^^)待ち望んでて下さい
(自らハードルを上げる愚か者)
解説。

謎の行商人・陳から買った(買わされた)人の心の声が聞こえるようになる飲み物を飲んだ俺は、片思いの彼女の心の声を聞き、ショックを隠し切れません。
同じく、友人の心の声も彼女と同じ内容でした。
次第にクラス全員、はたまた、教師、家族、気になる人全員の心の声が聞こえるようになります。
しかも一生…。
だいたいの人は、悪い発言等は心の中にしまい込む人が多いとされる中、
悪い発言が全て聞こえる日々を生涯送るようになってしまったら、若い俺は死を選んでしまうでしょう。
…という内容でした。

ありがとうございました。
>>[021]
今更ですが自分にだけコメ返がなかった気が…冷や汗
一人一人にちゃんとコメ返してくださっているので自分だけ忘れられている気があせあせ(飛び散る汗)
まとめて返信なさったときに自分の名前だけ無かったので…

我儘ですいませんm(_ _)m
気を悪くされたらごめんなさい(>_<)
>>[011]
m(__)mm(__)m
大変、大変っ、申し訳ございませんでしたっ!!
回転少女さん、ありがとうございましたっ!
コメ返忘れてしまうような愚民ですが、今後も応援ヨロシクお願い致します!
m(__)m (冷汗)
>>[023]
すいません我儘でm(_ _)m
あまり気になさらないでくださいあせあせ(飛び散る汗)

これからも読ませていただきますぴかぴか(新しい)
コメントもしますのでわーい(嬉しい顔)
>>[024]
本当、すいませんでした。あと、ありがとうございます。
これから新作載せますので、楽しんで頂ければ幸いです。
m(__)m
>>[025]
大丈夫ですぴかぴか(新しい)
これからも楽しく読ませていただきますぴかぴか(新しい)

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