史跡コミュの海会寺(ｶｲｴｼﾞ)跡

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海会寺(ｶｲｴｼﾞ)跡

mixiユーザー 2010年03月13日 09:11

　大阪府泉南市信達大苗代

　1987年12月25日指定。

　７世紀後半に地元豪族が創建したと推定される古代寺院の跡。金堂・塔・講堂・回廊等の遺構が発掘されており、回廊で囲まれた伽藍中心部の東に金堂、西に塔を配置する法隆寺式伽藍配置の寺院であった。
　寺は９世紀に焼失し、その後掘立柱式の小規模な堂宇が再建されたものの、戦国時代に廃絶してしまったと推定されている。「海会寺」の名は近世の地誌に見えるもので、本来の寺号は未詳。
　その後、跡地に素戔嗚尊(ｽｻﾉｵﾉﾐｺﾄ)・奇稲田姫(ｸｼﾅﾀﾞﾋﾒ)・八王子神を祭る一岡神社が創建され、昭和時代末期になって寺院遺跡が発見されて保存された。
　出土品のうち302点は「海会寺跡出土品」として国の重要文化財に指定され、隣接する古代史博物館に収蔵・展示されている。
　伽藍の東方からは海会寺を創建した豪族の邸宅跡も発掘されている。

コメント(6)

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[1] mixiユーザー 03月13日 09:14

昨日、行って来ました。

左；一岡神社一の鳥居
中；一岡神社拝殿
右；一岡神社本殿

[2] mixiユーザー 03月13日 09:17

左；回廊跡
中；伽藍配置図
右；回廊跡＆五重塔跡

[3] mixiユーザー 03月13日 09:20

五重塔跡です。

[4] mixiユーザー 03月13日 09:23

左；金堂跡
中；講堂跡
右；豪族邸宅跡

[5] mixiユーザー 03月13日 09:27

境内の花々です。

左；土佐水木
中；菜の花
右；ペーパーホワイト水仙

[6] mixiユーザー 03月13日 09:30

　古代史博物館では今月末まで「見て！コレ　鉄道パンフレット展」が開催中です。今は一部しか残っていない元天然記念物の砂川奇勝の絵葉書も展示されていました。

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