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カーボンファイバーチェロ L&Cコミュのノーマルからコレを変えた

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Luis Leguiaさんが英知を結集して生んだ L&Cカーボンファイバーチェロ!
ツルシでも素晴らしい楽器ですが・・・それはそれっ!

教えて下さい!
出来れば写真などもくっ付けて!
自分の好みで・・・・・こんなコトをしてみました。
成功例だけでなく、失敗例も貴重な情報です!

調整・交換・改造などどんなコトでもOK。

楽器本体・付属物だけでなく、周辺のモノ・・・弓・松脂・ケースなど何でも!

コメント(6)

支えの低音 さんが、「はじめまして」トピにカキコしてくれた情報を抜粋して転載します。
彼の目標は、木のチェロ(相当グレイドの高いもの)と同じか、それ以上の音に仕上げる。・・・という事なので期待できますね。

1.Brilliantな音かMellowな音かを選べるとのことだったので、Mellowな方を選びました。(注文時)

2.駒はFrenchを使っています。細いので少しヤワですがそのまま使っています。

3.音のシャリ感を無くすために、頭のスクロール部分共振防止目的で4gの鉛を張りました。これで結構良い音になりました。

4.弦を吟味しました。標準ではC,G線がSpirocoreのTungsten,A,D線がJagarでしたが、いろいろ弾き比べた結果、C,G線は同じSpirocoreの銀巻き、A線はPermanent、D線はLarsenの組み合わせです。

5.テールピースを鋳物製から柘植の木のものに変えました。微調整は不要なので調整ねじ無しのものです。強い音が出るようになりました。
L&CカーボンチェロのエンドピンはΦ10mmカーボンファイバー製、長さは50cm。
作者はMew Harmony Music社のDavid Biceさん。
http://newharmonymusic.com/accessories.htm

普通なら何も問題の無いこのエンドピンだが、立って弾くのにはちょっと短い。

いろいろな素材のエンドピンをオーダー製作してくれるところはあるのだが、カーボンで特注項目が増えていくと2万円近くになってしまう。

お勉強と思い・・・・まずは安い材料で自作してみる!

ホームセンターで売られている9.5mm径のステンレス管にコンクリート用アンカーを打ち込み、アンカーの打ち込みピンを、そのまま先端として利用するコトに!
先端部はエポキシパテを盛って、オリジナルっぽい形に。

部品代・・・・総額 ¥666 也。

中空管のエンドピンなんて聞いたコトも見たコトもないけど・・・とりあえず出来た!

これで猫背&右足ムキムキマッチョから解放される。

肝心の音・・・・
座って弾く場合、CG線の低音が少し痩せるかな?程度、オリジナルとそう変わらない。
立って弾くと、低音の痩せが分かる。
相対的な ”痩せ”で、いかにも悪いイメージだけど、もともとガッつり出てる低音だから絶対的には低域音が不足しているワケではない。
総合的には”明るく、明瞭で、元気だ”って感じ。

ビブラート時に剛性不足から多少の揺れが出る。
ネジで固定する時、中空管がじんわり変形している手応えを感じる。

さて・・・・・・・・
カーボン棒、チタン棒でも試してみるか!!

いちばん最初のコメントにどりちいさんがまとめて下さった私が試みている調整について残りを書きます。

6.テールエンドの位置を出来るだけ後ろにずらし、駒の後ろの弦の長さを長くしました。本当は音を出す側の弦の長さを1とすると1/6の長さにするそうですが私の場合はそれより少し長めです。この調整は音にすごく影響します。響きが良くなりました。駒の後ろの部分を弓で音を出してみるとC線でD#よりやや低めの音です。

7.実はウルフが少し出ています。Eの音の近くです。演奏できないほどではありませんが、時々はウルフ・キャンセラーをG線の後ろに付けています。

8.駒の位置には気をつけています。表面が固いせいか駒が動きやすく今は弾き始めに必ず横から見ることとC線を思い切りはじいてビビり音が出ないかチェックしています。駒が直立しているかどうか、位置がマークからずれていないか、前から見て弦に直角になっているかをチェックします。ピタッと決まったときには強い音を出しても歪まない気がします。(小さな木槌と木の細い棒で駒の上部を軽く叩いて調整しています)

9.弓ですが、木製のチェロではフランスの古弓(エミール・ウシャのものです)を使っていましたがカーボンチェロではどうも音がしっくり来ないのでカーボンファイバー製のものを買い求めそれを主に使っています。日本でも一番使われているCodabowのdiamond GX というモデルです。最高級モデルですが、14万円位で買えます。この弓のほうが相性がよく、音も落ち着いていると思います。

10.もう一つぜひお話したいのは、弾き込みで音が変わるということ。いつも弾き始めの10分くらいは音が安定せず良い音は出ません。そのうちに満足できる音になるのです。木と同じですね。この違いを考えると、何年も弾いているとカーボンチェロといえどもだんだん音が良くなってくるのではないかという気がします。楽しいですね。

まだまだやりたいことはあります。ごく最近D線をPermanentに変えました。音をそろえたいのが理由です。Larsen は音が丸過ぎる感じだったのですが、バランスがよくなりました。
あと、いずれエンドピンを今のカーボンファイバーから金属に変えてみようと思っています。

これで調整の全てを書きました。(あー良かった・・)
注文製作(カーボンシャフト&先端チタン)だと2万円弱の長いエンドピン!

試作のステンレスパイプ製70cm(材料費666円)がイイ出来だったので、ちゃんとした材料(カーボン&チタン)を買って作るコトに。

カーボンとチタンのΦ10mm丸棒(パイプじゃない)をそれぞれ100cm購入。
カーボン・・・・・・・・・・・・・・5422円(税・送料込み)
純チタンJIS2種TB340・・・4725円(税・送料込み)

カーボンピンは先端チタン。チタンは先端まで一体。

自作カーボン製は標準付属品とまったく同じ音(に感じた)。
自作チタン製は弾いてる本人には差がわかる。聴いてる人にはどう違うか録画してみた。

それぞれカーボンとチタンどちらがどっちか聴いてみて!

ヒント:カーボンは響きが華やかだが芯がボケてフワフワした感じ。チタンは音の芯がしっかりしてるというか輪郭がはっきりした感じ。

答えは次の書き込みのいちばん下に。

          テスト1
<video src="5148655:2a9b606596681a37df02905b9a204361">
       テスト2
<video src="5148709:fe8d4406fd02a325b4333aff2df58a83">

答えはいちばん下に・・・










































答え
テスト1:カーボン製
テスト2:チタン製

自作チタン製エンドピンの特徴を標準カーボン製と対比しながら書いてみます。

野球の打撃に例えると、カーボン製が空振り、撃ち損じのファールからバントやヒットやホームラン・場外ホームランまで全部あるのに対して・・・・
チタン製は1〜3塁打を揃えます。

チタンは失敗の弓さばきに対しても、それなりの音を返してくれるような育ちの良さのような行儀良さがあります。
芯がしっかりしていて、音像の輪郭が乱れず、フォルッテシモやピアニッシモが極端になりません。
また、中程度の入力に対しては行儀良く粒の揃った音を発します。
反面、感情のたかぶりを表現したり、派手な音や大きい音を出そうとすると・・・・とても疲れます(大笑い)。

エレキギターにコンプレッサーというエフェクトを掛けた状態と似ています。
悪く言うと「小さくまとまっている」のですが、良く言えば「キレイにまとまっている」のです。

カーボン製とチタン製を状況別にまとめてみましょう。

カーボン製:
1.感情的な激しさ・悲哀を表現できる、きらびやかで華やか。発音のコントロールが難しい。弓の入力に対して率直、敏感。
2.野外や路上、あまりチェロを知らない聴衆に対してアピール効果大。
3.(曲)必殺仕事人のテーマ、星条旗よ永遠なれ、オケを背負ってのソロなどに向く。

チタン製:
1.感情を内に秘めた音を表現できる。適当に弾いてもそれなりに発音する。地味。音のデコボコが小さく、揃う。
2.室内向き。センセエにレッスンを受ける時、合奏でのベースプレイや協調を良しとするプレイや、縁の下の力持ち的プレイ向き。弦楽を良く知る玄人に80〜90点をもらえるアピール効果大。
3.(曲)バッハのアリオーソ、タイスの瞑想曲、白鳥、オケなど合奏での目立たないプレイに向く。


そして最後に、僕の日記に支えの低音さんが書き込んだ文を転載しておきます。
デジカメ動画だけから的確な評価を下しているトコロがすごいです。
彼のプレイスタイルにはチタン製がよく合うようです。

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どりちいさん、
やりましたね。明らかに音が違いますね。
私の好みから言うとチタンのほうが良いです。ところどころにある過度の共振が抑えられていて全体に粒が揃った音が出ていますよ。確かに派手な音は消えてしまったかもしれませんが、クラシック向けにはチタンのほうが良いとはっきり言えます。
私も変えようと思います。
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