順を追うと、
1912年、WCハンディによって初めてブルースが楽譜となって一般に広まり、
1920年にマミー・スミス(最近はメイミー・スミスと発音)が
黒人歌手として初めてブルースを録音("That Thing Called Love"と"You Can't Keep a Good Man Down,")
これがそこそこヒットしたためレコード会社は同じ年の8月に『CRAZY BLUES』を録音。
この『CRAZY BLUES』が100万枚の大ヒットを記録し、1920年代女性(ジャズ)ブルースが続々レコードに吹き込まれるようになったとか。
それらの曲の映像はないですが、こちらで試聴はできます。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=633749
で、もう一度、本人の声。 しかしこのアニメはどうも。。。w
「Ma Rainey & Her Georgia Jazz BandMa Rainey-Booze And Blues (October 15, 1924)」
http://video.qooqle.jp/?v=aUBB2r09HAU&title=Preview%20of%20Joanne%20touring%20Second%20Life%20Capitol%20Hill%3A
全曲聞きたい人はこちらへ→http://www.archive.org/details/Rainey
(プレイヤーの三角ボタンを押せば再生)
25年に吹き込んだセントルイスブルース。
サイコロ賭博などで稼いでいる伊達男ジミー(ベッシーの恋人か亭主)が浮気してる現場を見つけ、喧嘩して、ジミーが出ていったあとのシーンからでつ。
(Bessie Smith "St. Louis Blues")http://video.qooqle.jp/?v=w7KKjYMPbpY&title=Bessie%20Smith%20%26quot%3BSt.%20Louis%20Blues%26quot%3B
この29年の短編映画が、現在のとこ残っているベッシースミスの唯一の映像らしいす。
(※全編は他の動画共有サイトに上がってましたので、「映画音楽・音楽映画」トピに貼っておきます。http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=15835871&comm_id=1854612_34番)
ローザ・ヘンダーソンも初期クラシックブルースでは名の売れた歌手なのですが。。。
「Rosa Henderson - Nobody Knows the Way I feel 'Dis Mornin'」
http://video.qooqle.jp/?v=ZFF5Ev6PJis&title=Rosa%20Henderson%20-%20Nobody%20Knows%20the%20Way%20I%20feel%20%26%23039%3BDis%20Mornin%26%23039%3B
で、なんと83才で歌手として再デビューします。
カーター元大統領が彼女のファンで、ホワイトハウスで歌った事もあるそうです。
「Alberta Hunter at age eighty-four - Part Two」http://video.qooqle.jp/?v=rXH0XiTl4NQ&title=Alberta%20Hunter%20at%20age%20eighty-four%20-%20Part%20Two
「Sugar Blues / Eva Taylor」http://video.qooqle.jp/?v=pXR6nQAt-EY&title=Sugar%20Blues%20v%2F%20Eva%20Taylor
こういうタイプのジャズを演奏するのはもう白人ばかりになってます。
否定的な意味ではなく、黒人の昔のスタイル・遺産を白人たちが大事に受け継いでいることはいいことと思うのです。このオールドジャズバンドが古いタイプの黒人演奏をやることでマネービジネスをしてるとも思えないですしねw。
(youtubeのサンハウス映像にクレーム付けまくって消してるスティーブグッドマンと違ってwやつは自分の教則本の心配でもしてるのでしょうかw ブルースマンたちの演奏ビデオを使った教則ビデオも出してるようなので、なんか権利をもってるのかもしれませんがw)
「Papa De Da Da m/ Eva Taylor」http://video.qooqle.jp/?v=Dk9P1BLfbh0&title=Papa%20De%20Da%20Da%20m%2F%20Eva%20Taylor
後半、バンド演奏の部分になると帽子を片手にエバが元ボードビリアンらしい動きをしている。
☆この曲のオリジナルに合わせて、子どもたちの成長を写真で見せる微笑ましいビデオ。
"Papa De-Da-Da" http://video.qooqle.jp/?v=M0wfmIQAsII&title=%26quot%3BPapa%20De-Da-Da%26quot%3B
エバの若い時の声。サイトにも書いてありましたがたしかにさほど声量はありません。が、なんとなくラブリーw
「Mandy Make Up Your Mind m/ Eva Taylor」http://video.qooqle.jp/?v=dzpYgsK714s&title=Mandy%20Make%20Up%20Your%20Mind%20m%2F%20Eva%20Taylor
ややアップテンポの曲。この齢になったエバにはややしんどい感じもしないでもないっすが。
「Sister Kate v/ Eva Taylor」http://video.qooqle.jp/?v=1tYUk0JUDng&title=Sister%20Kate%20v%2F%20Eva%20Taylor
やはり、このテンポの方がこの時のエバにはいい気がするっす。
「Eva Taylor - Barefoot Blues」http://video.qooqle.jp/?v=06v1SZYUnfc&title=Eva%20Taylor%20-%20Barefoot%20Blues
もう一曲、若いときの声。画面はずっとレコードのみw
「I Found A New Baby v/ Eva Taylor」
http://video.qooqle.jp/?v=xKZtTFwR6zA&title=I%20Found%20A%20New%20Baby%20v%2F%20Eva%20Taylor
やはりこのテンポがいい。スローではベース代わりのチューバが効いてる。
「Baby Won´t You Please Come Home v/ Eva Taylor」
http://video.qooqle.jp/?v=v7H4hR6-9EA&title=Baby%20Won%C3%82%C2%B4t%20You%20Please%20Come%20Home%20v%2F%20Eva%20Taylor
このテンポが好きなのはブルース好きだからだろうかw一箇所雑音あり。
「Of All The Wrongs v/ Eva Taylor」
http://video.qooqle.jp/?v=FvyKWpaT1Cg&title=Of%20All%20The%20Wrongs%20v%2F%20Eva%20Taylor
このサウンド、チューバなどの使い方は、考えてみればウッドストック系のシンガーソングライターのグッドオールドミュージックで多用されてるサウンドなわけでつ。
「Cakewalkin´Babies from Home m/ Eva Taylor」
http://video.qooqle.jp/?v=C_8WuJ8qLNY&title=Cakewalkin%C3%82%C2%B4Babies%20from%20Home%20m%2F%20Eva%20Taylor
アップテンポ。アップになるとバンジョーがかなり効いてくる。
このアップは楽しい。(歌のできは別としてw)エバも乗って、足踏みなどしてる(ボードビル時代はこういう間奏時に踊りで活躍したんだろうなw)