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★健康美CLIPコミュのカレーの成分が悪性黒色腫細胞を死滅させる可能性

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Jennifer WarnerWebMD Medical News
Reviewed by Brunilda Nazario, MD
【7月11日】インドカレーに独特の黄色い色をつけるカレーに欠かせない香辛料が強力な抗癌作用を持つ可能性がある。

実験室試験においてターメリックという香辛料に含まれる黄色色素であるクルクミンが悪性黒色腫の癌細胞を死滅させ、その増殖を停止させることが新しい研究で示されている。悪性黒色腫は非常に致死率が高く、治療が困難な種類の皮膚癌であると思われる。米国対癌協会(ACS)によれば、悪性黒色腫が皮膚癌症例に占める割合は約4%であるが、皮膚癌による死亡の約79%を占めるという。

クルクミンが抗癌作用を持つ物質として取り上げられたのは今回が初めてではない。この香辛料は、抗酸化作用と抗炎症作用の両作用を有するため、さまざまな疾患の治療に有用である可能性がある。

しかし、研究者らによれば、この試験はクルクミンが高濃度で短期間および低濃度で長期間の両条件で癌細胞の死滅を誘発することを実証した最初の試験であるという。

カレー香辛料から抗癌作用

この試験は『Cancer』8月15日号に掲載されるもので、研究者らはさまざまな用量と期間でクルクミンの3種類の悪性黒色腫細胞株に対する作用を評価した。

その結果、このカレー香辛料が3種類の悪性黒色腫細胞検体において癌細胞の生育を抑制し、細胞死を誘発することが示された。検討されたすべての用量で癌細胞株が減少したが、高用量になるほど有効性が高いことが認められた。

研究者らは、クルクミンがアポトーシスと呼ばれる自然な細胞死のプロセスを誘発したと述べる。この香辛料は、癌細胞に通常認められ、癌細胞の死を防止するタンパクの産生を抑制する。癌細胞に届くクルクミン用量が多くなればなるほど、より多くの癌細胞が死滅した。

クルクミンは癌細胞の細胞死に至る経路を変化させるのには有効であったが、癌細胞増殖に関連がある他の経路には作用しなかったと研究者らは述べる。

研究者らは、このカレーの成分を癌治療に応用するためには、悪性黒色腫の動物モデルおよびヒトを対象とした試験においてクルクミンの作用を検討する更なる試験が必要であると述べている。


Siwak, D. Cancer, Aug. 15, 2005; vol 104. News release, John Wiley & Sons, Inc. American Cancer Society

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