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カール・マルクスコミュの同志・竹田誠・東京大学経済学博士の『論語』講義。

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同志・竹田誠・東京大学経済学博士の『論語』講義。

『論語』講義。

「子曰、已矣乎、吾未見好徳如好色者也」(「子曰わく、已んぬるかな、吾未だ徳を好むこと色を好むが如くする者を見ざるなり」、

先生が言われた。「おしまいだな、私は美人を愛するほど熱烈に有徳者を愛する人をまだ見たことがない」)。

「おしまいだな」と言う孔子の言葉は現状を嘆く言葉ではない。軽いジョークで言っているのだ。

人間は、みんな、有徳者=賢者を愛するよりは、アイドルのような美少女を、もっと熱烈に愛する者だと孔子は言っているのだ。

孔子の時代の中国の女子の結婚適齢期は15歳だった(『韓非子』参照)。

15歳前後のモーニング娘のような美少女を、賢者よりも愛するのが、人間として当たり前の事だと孔子は言っている。

革命的共産主義者もモーニング娘、ベリーズ工房やキュートのファンになって当然なのである。

革共同革マル派(日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派)が執行部を掌握し、

JR東日本の労働者の75%以上を組織しているJR東労組では、18歳で入社してくる青年労働者の教育に力点を置いている。

18歳の高校を出たばかりの組合員には、ハロプロやAKB48のファンも多い。

JR東労組の青年部の役員は、ハロプロやAKB48の事を知らなければ、組合活動家として失格である。

革共同系の青年部役員は、18歳くらいの新入組合員を、鞘師里保や鈴木愛理のような美少女が居る風俗営業店に連れて行く。

そうしてこそ、初めて、18歳の青年達も、組合活動家の言う事に耳を傾ける。

JR東労組、東労組を中心とするJR総連の幹部の多くは、国鉄時代の動労(国鉄動力車労働組合=国鉄の運転士の組合)出身者である。

動労のスローガンは「よく遊び、よく学び、よく闘う労働運動を!」であった。最初に「よく遊び」が来る事に注意してほしい。

かつての動労や、現在のJR東労組は「女遊び」だけに力点を置いているのではない。

すべての組合員が「サッカー部、野球部、バスケットボール部、自動車部、囲碁部、将棋部などのサークル」に加入しなければならない事になっている。

各サークルのリーダーは、組合役員である。「遊び」のリーダーになれない者は、組合役員になれない。

スポーツや「女遊び」のリーダーである組合青年部指導者は、20歳前後の組合員と3時間、酒を飲む時は、10分だけ、組合運動の話をする。そうやって、少しずつ、青年労働者の意識を高めていく。

日本共産党のように固い事ばかり言っていたのでは、現代の青年労働者は、ついて来ない。

その上で、青年労働者を、戦場となった沖縄、日本軍による大虐殺が行われた中国、ポーランドのアウシュビッツへ連れて行く。

そして、中国では、中国人から、日本軍の残虐行為に関する話を、JR東労組の青年労働者は聞く。そうやって、青年労働者の反戦意識が高められていく。

また、イギリスの港湾労働者のストライキの支援のために、イギリスに行き、青年労働者は、労働者の国際的連帯の重要性を学ぶ。

マルクスの「万国の労働者、団結せよ」と言う言葉の重みを理解するようになる。これが、JR東労組の教育方法である。

「子曰、君子和而不同、小人同而不和」(「子曰わく、君子は和して同せず、小人は同じて和せず」、

先生が言われた。「君子は他人と心から一致するが、うわべだけ同調することはしない。小人はうわべだけ同調するが、心から一致することはしない」)。

「和」と言う中国語は、心から打ち解けて友となることを指す。それに対して、日本では「和」を重視すると言うことは、自己主張を押さえて表面だけ仲良くする事を意味する。

中国語の「同」とは、うわべだけの友達になることである。女子中学生、女子高校生のグループ、会社の中の人間関係は、うわべだけの同調に基づくものでしかない。

現代日本では、学校でも会社でも、本当の友を作る事が困難になっている。現代人は「群衆の中の孤独」に苦しんでいる。

革マル派やJR東労組は、組織の中に「心から打ち解けあえる人間関係」を創造する事を目指している。

そういう人間関係に基づく団結が無ければ、熾烈な国家権力との闘争に勝利できないからである。

「心から打ち解けあえる人間関係」を、どのようにして作るのか。

「子路問曰、何如斯可謂之士矣、子曰、切切・偲偲・怡怡如也、可謂士也」(「子路問いて曰わく、如何なるかこれこれを士と謂うべき。子曰わく、切切・偲偲・怡怡如たる、士と謂うべし」、

子路がおたずねした。「どういう人間が士といえるのでしょうか」。先生が言われた。「びしびしと励まし、なごやかに親しなければならない」)。

「励まし」のための厳しい相互批判と、なごやかな親しみが「心から打ち解けあえる人間関係」を作るのである。

厳しい相互批判が無い所、「慣れ合い」で成立している人間の間には真の友情は生じない。

革マル派は、内部での相互批判による人間変革を目指している。

日本共産党では、下部が幹部を批判すれば、即座に除名処分になる。それに対し、革マル派では、下部による幹部に対する批判を奨励している。

日本共産党や中国共産党のような官僚主義的組織に変質する事を防ぐためである。

企業、政治家、官僚、警察、自衛隊、大学教授の世界には派閥がある。出世を目指す者は、有力派閥に入る事に必至である。

そして、派閥間には利権をめぐる醜悪な抗争が存在する。

派閥の内部は親分ー子分関係が支配し、子分が親分に逆らう事は許されない。日本社会は、基本的にヤクザの社会と同じである。

革マル派とJR東労組は、組織の中に、そうした「親分ー子分」関係を基軸とする派閥を作ろうとする動きを闘ってきた。

そうした派閥は、理論の相違ではなく、何が正しくて、何が悪いのかを無視した地平において形成されるからである。

革マル派は、理論の相違に基づく「分派形成」の権利を党員に認めている。日本共産党が分派活動を全面的に禁止しているのとは大違いである。

「子曰、君子矜而不争、群而不党」(「子曰わく、君子は矜にして争わず、群するも党せず」、

「君子は、厳然として犯すべからざる態度をとってはいるが、他人と争いを起こそうとしない。多くの人と交わるが、派閥には入らない」)。

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