世界の旅行者をおもてなししようコミュの2009年度通訳案内士試験＜一般常識＞の重要事項（最新改訂版）

本日から、第１次邦文試験対策＜一般常識＞の重要事項（最新改訂版）を３題づつ配信してゆく予定です。
（１）クーリング・オフ
一度成立した契約は一方的に解消できないが、分割払いの月賦販売、セールスマンによる訪問販売など特定の取り引きについて、消費者が一定の冷却期間内には違約金なしに契約申し込みの撤回または契約解除ができるとした制度。特定商取引法では、訪問販売や連鎖販売取引（マルチ商法）などに適用されている。2008年6月、特定商取引法と割賦販売法が改正され、クーリングオフの適用範囲が拡大された。
（２）製造物責任法（PL法）
製品の欠陥や使用マニュアルの説明不備などにより消費者が生命、身体、財産に損害を被った場合、製造業者や販売業者に責任を負わせる法制度。家電製品PLセンター、自動車製造物責任相談センターなど業界ごとの裁判外紛争処理機関も設立されているが、情報公開が不十分との批判もある。
（３）ネットオークション
インターネットのサイト上で、入札方式をとり、商品を売買するオークション。手軽さが受け、急成長している分野。1999年にヤフーが開始、その後楽天などが参入し、市場規模は一兆円を超えるまでに成長した。詐欺犯罪が多いのが問題点とされる。現在では自治体（全国47都道府県など）公的機関によるネットオークションも広まり、2007年6月からは国税局が税金滞納者から差し押さえた財産の公売を始めた。