Raspberry Pi シリーズ (2017年現在全てのモデル) のような「特定の機種」で「プライマリーディスクがユーザーによって付け加える」といった場合、そのプライマリーディスク/パーティションのフォーマット形式が限定されている場合があるため注意が必要です[1]。
例えば Raspberry Pi シリーズの場合、microSD をプライマリーディスクにすることがほとんどでしょう[2] exFAT に対応しないため、FAT32 でフォーマットする必要があります。(micro)SDXC(最大2TB)でも FAT32 を用いて2TB のボリュームを作成することは理論上できますが、4GB 以上のファイルを扱えないことや、SD Association の規格を満足しない荒業になってしまうので、たとえ Raspberry Pi の製造元がそのような説明をしていたとしても注意が必要です[3]。そう考えると、Raspberry Pi は microSDHC 32GB を SD Memory Card Formatter for Windows/macOS で正しく FAT32 にフォーマットしたのを使うのがよいかもしれませんね。
Windows も macOS もない場合には、>> [126] の CIO/PCWorld 誌の記事でも参照するとよいでしょう(私だったら Gparted でも使うかな)。
satocha さん、わざわざ紹介してくださったのに私の早とちりでクソ記事と吐き捨てた非礼をお詫びします。ただ "How to Format microSDXC Card in Linux to FAT32 for Raspberry Pi", "Raspberry Pi supports booting from FAT32 filesystems but not exFAT often used in SDXC cards with a storage capacity of 64GB and more. But the good thing is you can fully use your microSDXC with FAT32 (see this document in Raspberry Pi Foundation website [3]). You should be careful that you cannot store a file larger than 4GB on FAT32 partition." みたいな書き出しをして欲しかったなあ。
[1] Raspberry Pi シリーズは特定製品とはいえ、Linux の世界では人気であり、もはや一般的です。類似製品も同様でしょう。なので >>[138] のご指摘は Linux トピでは重要となります。
[2] Raspberry Pi Foundation: "How to boot from a USB Mass Storage Device on a Raspberry Pi 3"
https://www.raspberrypi.org/documentation/hardware/raspberrypi/bootmodes/msd.md
ただし、冒頭にある "Be warned that this feature is experimental and does not work with all USB mass storage devices." に注意。
[3] Raspberry Pi Foundation: "Formatting an SDXC card for use with NOOBS"
https://www.raspberrypi.org/documentation/installation/sdxc_formatting.md
まとめ Raspberry Pi で使う場合など、SD カードが必要かつ exFAT が使えない場合もあるので、そんなときは FAT32 を使いましょう。
macOS とガチンコ戦える個人向けデスクトップなんて Windows 10 + Windows Subsystem for Linux (WSL、いわゆる Bash for Windows) くらいしかない気が… Windows は PowerDVD が使えるのがいい。あとぼく自身UNIX のコンサルとはいえぜんぶ UNIX系 で固めたくないんで、Windows を、それもメインで使ってます。
Linux が macOS や Windows より活躍できる場面って、Nvidia CUDA を用いた科学計算 (MATLAB、TensorFlow 等)と、KDEnlive による動画編集くらいかなあ。
Microsoft Windows Dev Center: "Windows 10 Internet of Things". https://developer.microsoft.com/en-us/windows/iot
いまどき x86-64 と ARM 以外の CPU なんて Oracle SPARC と IBM POWER、そしてあまりにも不人気で Windows Server 2012 が見切った Intel Itanium くらいしかないと思いますし、前2者はそれぞれのベンダーが独自に出している OS 使うのが一般的だと思いますが。。
RPA って UiPath とか Blue Prism みたいなメジャーなものってたいてい Windows しか対応していないと思うのですが。。ちなみに RPA はただの自動化ではなく、一般にユーザーがスクリプト不要でフローチャートみたいな GUI で自動化のデザインをできるものを指します。
Windows でそれらができない状況は当分来ないと思う
Nvidia のドライバにせよ、Linux版をWindows版に近づけることはできるだろうけど、追い越すことは次の10年にも来ないかな
むしろ Apple Silicone に強い macOS のほうが Windows と Linux を産業の分野でも追い越しそう。