ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

マイ書庫コミュのノスタルジー&センチメンタル

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
SNSでも一期一会はあると思うが永く続く縁はなかなかない。

20代からネットをやっているけれど、その当時に知り合って今でも繋がりのある人はゼロ。

私の都合もあれば相手の都合もあり全て去っていった。今思い起こすと、ああすれば良かったとか、こうすれば良かったとか複雑な感情がある。

独身時代なので1998年頃の話。
当時はハウスメーカーの営業マンでバリバリ(死語)働いて平日休みの上、その休みすらまともに取れない日々。

学生時代の友人とも疎遠になってしまい、ほぼ孤立状態。この状況を打破せねばと、人との繋がりを求め趣味としてジオシティーでホームページを運営することに。

くだらない日常を綴りつつ当時流行っていたチャットルームを設置。当時はネット人口が増え始めていた頃で、個人のレンタルチャットでもそこそこ人が集まっていた。

しばらくしたら、ひとり、またひとりと人が増え、気が付けば10人近くの仲間が出来た。

仕事終わりの深夜0時頃からとりとめのない話をするだけなのに、旧友のごとく話が盛り上がる。どうでもいいような日常の出来事をちょっとだけ大袈裟にふざけながらああでもない、こうでもないと語りあっていた。

素性を知らない者同士だから、忖度なしで言いたい放題。それが変な壁を作らないで付き合えた。仲良くなるにつれ、みんなで会ってみたねという流れになった。

ハードルが高そうだなと思いつつも何とか実現したいと思い、今でいうオフ会をすることに。

ネットでは知り合いだけど、リアルでは見ず知らずの相手。それなのにすごく親近感があるのは妙な感じ。

もんじゃ焼きの話題で盛り上がっていたことから月島でもんじゃオフをすることになった。学生時代、私は築地に住む友人とよく遊んでいたので、月島には何度も行ったことがありお店も把握していた。必然的に幹事は私に。

最終的に8名程で集まることに。一番の遠方は京都から参加。事前に写真公開の案もあったけれど、会ってからのお楽しみということにした。

お店の場所と予約している名前を伝え、現場集合ということで話をまとめた。

オフ会当日。
普段よりもちょっとオシャレに気合いを入れて出発。幹事という立場もあり、集合時間の1時間前から現場待機をする事に。

男性は私を含め5名、女性3名の構成。年齢は20歳から28歳との話だったが自称だから本当なのかわからない。

予定時間の20分前。どんな人達が集まるのか不安と期待でソワソワしていると一人の女性がちらちらこちらの様子を伺っているのに気付いた。

こちらも相手の顔が分からないので確証が持てない。もう間違ってもいいやと開き直って
「しゅうです…もしかしてひろかさん?」
「しゅう」は当時私が使っていたHN。
「あっ、しゅうさん!はじめまして」
何の裏付けもない勘が的中。ひろかはイメージしていたよりもスレンダーで少し派手めだけれど大人びた雰囲気を持った女性だった。

軽い挨拶の後、過剰にならない程度の褒め言葉で相手の反応を確認。オフ会前なので程よい距離感を保ちながら会話のキャッチボール。

私の話にコロコロ笑ってくれてこちらも楽しい気分になれた。過去に経験のない待ち合わせだったからかなり新鮮な気持ちになれた。

しばらくするとキョロキョロとこちらを伺う人がひとり、またひとりとやって来てた。

みんな初対面だったから、まとまりがあるようでないような不思議な集団。それでも時間までには全員が無事に集合した。

そしてもんじゃオフ開始。
いつもは画面に流れる文字での会話のやり取りだが、今日は対面でリアルの会話となり不思議な雰囲気。幹事の私がどうでもいい冗談を交えて乾杯の音頭をとってご挨拶。
ちょっとした笑いが起きて場が和んだ。

お互いに顔を知らない者同士だったから、それぞれの想像で勝手に作り上げたイメージがあり、そのギャップも話のネタとなって思いのほか盛り上がりをみせた。

トップバッターでまずは私が自己紹介。
彼らの中での私は優しそうなキャラだったようで、ありがたい事にだいたいイメージ通りだったらしい。ひろか、アズ、ヤス、ゆみ、コメ、ホシ、ゴンズ…各メンバーが次々と自己紹介。住まいやらHNの由来やらとワイワイガヤガヤしながら会話が進んだ。

それぞれ住む地域も違っていたから、地元ネタなど話題も尽きず、あっという間に時間が過ぎていった。

お開きの時間となり、とりあえず中締め。二次会に参加出来ないメンバーもいたので名残惜しい空気が漂いながらも無事終了。

二次会はお約束のカラオケで盛り上がった。気が付いたらもう深夜。

終電もなくなってしまい、残ったメンバーはそのままカラオケでオールナイトに。ちなみに私は翌日仕事だった…始発で帰ってシャワーを浴びてそのまま仕事に向かい辛い一日を過ごしたのを今でもハッキリと覚えている。

そんな訳で、エンドレスでサバイバルなヤケクソカラオケ大会となり、当時の私も学生時代を思い出してノリノリに楽しんでいた。

終わりを迎える頃には、さすがに全員グッタリでしていて、横たわりながら歌う始末。

夜が明けて始発電車の時間となり本当のお開きに。なんとも言えない気怠さをまといながら、みんなでダラダラと駅へ向かった。

「またチャットでよろしくね〜!」
「またみんなで会おうね〜!」
確証のない口約束をした後、それぞれの家路へと向かっていった。

その後は住まいがバラバラということもあり、同じメンバーで集まるのはなかなか実現出来なかった。近場同士で集まりカラオケやボーリング、ビリヤードを楽しんだ。

そんな関係が2年間くらい続いたけれど、各々の就職や転勤などもあり、回を追うごとに人数も減っていった。

私も転職でドタバタとなりそれを機にチャットルームを閉鎖する事に。これがきっかけとなって会は自然消滅へと向かっていった。

その後はというと、ひろかとだけは連絡を取り続けた。彼女の地元は名古屋。仕事は夜の住人。東京に上京する度に私へ連絡をくれた。

ただ、彼女とは深い関係にはならず友達として一定の距離を保っていた。

のんびりと新宿御苑を散歩しながら、彼女の身の上話やちょっとした悩み、仕事の愚痴など、いつまで尽きそうにない話に同意して私はずっと聞き役となっていた。

何となくだけど彼女は私と会う為に東京に来ていたのではなく、別の「大切なこと」の為に東京に来ていて、私にも会いに来てくれていたんだと感じていた。そして、ひろかは何かの葛藤を抱えていた。

その何かを私に止めてもらいたくて会いに来てくれていたのかな…私が一歩を踏み出して彼女を受け止めるべきなのかな…考え過ぎかもしれないけれど、そんな風に感じる事もあった。

今となっては確認する術もない昔の思い出。私が転職でドタバタにならなければ、ひろかとの関係はどうなっていたのだろうとか、自分がどうしていたらまだみんなと繋がっていれたんだろうとか、みんな今何をしているんだろうとか…振り返ると色々な思いがある。

あれからかなりの時が流れ、誰にでもSNSが身近な存在となった。人との繋がりも希薄且つ簡単に失われてしまうような時代。

不自由さがあるからこそ純粋な気持ちで繋がる事が出来たあの頃を今更ながら懐かしく思う。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

マイ書庫 更新情報

人気コミュニティランキング