市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの永岡浩一さんから■□■ うずみ火通信 ■□■ 　

　　　
No.116.2021.4.1発行

春爛漫の季節を迎えました。お変わりありませんか。
新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、大阪府知事が「まん延防止等重点措置」の適用を要請。緊急事態宣言の早期解除を求めたことで感染再拡大を招きながら、「大阪都構想」の代案とされる広域行政を一元化する条例が施行されました。

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　新聞うずみ火編集部　矢野宏

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■新聞うずみ火4月号発送

東京電力福島第1原発事故で一時、全町避難した福島県楢葉町の宝鏡寺で「原発事故を防げなかったことを悔やむ」石碑の除幕式が行われました。チェルノブイリ原発事故後、「原発大事故、次は日本」と訴えた住職の早川篤雄さん（81）は半世紀にわたって反原発の運動を続けてきました。事故前、東電に対し「地震と津波対策に万全を尽くせ」と繰り返し要請してきましたが聞き入れられず、「最悪の日」を迎えることに。事故の反省を忘れ、進められている原発再稼働に「原発大事故、次も日本」と警鐘を鳴らしています。
うずみ火講座で「京都大複合原子力科学研究所」の今中哲二さんが福島原発の現状と課題について語り、大飯原発と高浜原発を止めた福井地裁裁判長、樋口英明さんの講演要旨も。
このほか、「辺野古埋め立てに激戦地の土砂」で現地に入り、「ミャンマー・クーデター」では大阪在住のミャンマー男性に話を聞きました。「大阪府市広域行政」や「愛知県知事リコール運動」など、今月後も読みごたえあり。

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■「第3回むのたけじ賞」受賞式

不屈のジャーナリストむのたけじさんの精神を受け継ぎ、地域の問題を掘り下げ、民衆の声を伝える活動をしている個人、団体を顕彰する「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」の第3回受賞の集いが3月21日、東京都文京区の文京シビックセンターで開かれました。大賞を受賞した新聞うずみ火に、共同代表でルポライターの鎌田慧さんから賞状と記念の盾、「復刻版のたいまつ」の目録が贈られました。賞状を受け取った矢野は「恩師である黒田清さんが『いい新聞はいい読者が作る』とよく言っていました。いい新聞かどうかわかりませんが、うずみ火はいい読者に支えられています」とお礼の言葉を述べました。

■次回のMBSラジオ「ニュースなラヂオ」は4月5日（月）午後8時～

特集は未定ですが、矢野の「ひとこと言わせてのコーナー」では「大阪市民の民意を踏みにじった広域一元化条例」について話す予定です。
ぜひ、お聞きください。

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