信天翁χヨーロッパ旅行記コミュの6月26日日曜日モンパルナス界隈、クリニャンクール、モンマルトル

朝市に連れて行ってもらいました。今日はビオの日。500メートルほどに渡って目もくらむ野菜、肉、果物、チーズ、ケーキ、ハチミツ・・・値段はどれも高めですが辛抱たまらぬ楽しさです。アーティショ、トマトのイタリア風おつまみ、生ハム、生パスタ(イタリアから来たらしいお店、話の途中からイタリア語で注文してしまい苦笑)フランスらしい牛のアスピック、シャンピニオン、黒いトマトは絢湖のリクエスト、天田さんの喜びそうなプロヴァンスのナプキン、黒いさくらんぼ、無花果、テンション上がりまくりで買い込み、大威張りで歩き出すと、買わなければならない幾つかを忘れていたので(しようもない)さらにボンマルシェでオランダのニシン用にとんがらし、黒パン、アンジュー地方の赤ワイン。それでも足りずに自宅付近のスーパーでペリエなど。
今朝はクリニャンクールに行こうと思っていたのに11時になってしまいました。パリに初めて来た時とは二倍の年齢になっているのに、昔の記憶を引きずって、そのまま無理矢理クリニャンクールへ。ちっとものんびり出来ません。絢湖は血気盛んな年頃だしね。
クリニャンクールの入り口の路上呼び込みブランド物売りにみねちも絢湖もビビりまくりでしたが、慣れてしまえば、何もしてこないので怖いことはありません。奥のアンティーク食器、雑貨、家具の所は平和で美しく、30年前と変わりなし。みねち大興奮。とある一軒でちょうどみねちのほしがっていたような、セーヴルの特に小さいモカカップとリモージュのコーヒーカップ、ミルクピッチャーに目がとまり、人懐こいおじさんと商談に入りました。18世紀のアンティーク、セーヴルは150、リモージュは70にしてくれるといいます。ピッチャーは270位だったかな。コーヒーカップ2個ならいくらに負けるか？と交渉に入り、まず200、と返事をもらいました。ピッチャーは青い地色に鳥が描かれたもので、買うつもりはさらさらなかったのですが、じゃ3つ買うといくらかと聞くと、殺す気か～、頭を抱えるジェスチャーをしつつ、するっと300と言いました。やれやれクリニャンクールに来ると用もないものを値切って買ってしまいます。でもとても美しい。後でネットでググったら、セーヴルには90万～100万超えの値段がついており、とにかくお得は大お得でした。
2時になってしまい、ミラマに行くのは諦めてモンマルトルの絢湖お勧めのビストロへ。蔦の絡んだロマンチックな店です。みねぴょー先生と私は仔豚のロースのグリル、皮付きで美味しい！絢湖は仔牛のスカロップと言うのかな、クリームソース。暑いのでグラスシャンパーニュ、マムを一杯ずつ。
その後ギュスターヴ・モロー美術館でのんびりするつもりが、時間が押せ押せで閉店時間になり、モンマルトルを下り、徒歩で！！！途中絢湖さんのお勧めの高級パティスリ、セバスチャン何たらで子供はケーキ、みねぴょー先生はビスケット、私は果物の砂糖漬けをチョイス。バスで一旦帰宅・・・と言いつつ帰ればそのまま崩れ落ち、ニシンと絢湖さまのお買い置きくださったシャンパーニュで晩御飯にし、記憶を失いました。こんなに盛りだくさんにがんばってはいけない。