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水澤潤【鉛筆画・鉛筆写実画】コミュの●水澤潤の日記●

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コメント(7)

2012-11-04

講習会(青島地区)

2日前の17日に南青島地区の講習会がありました。
この地区のOBの方々9名が出席しました。

前回の岡部地区の講習会と比較すると生徒さんはバランスが
取れています。2年生が4名とそれ以上の3年以上の生徒さん
が5名です。

講習内容は、毎月の定例会では、はじめ共通事項の勉強を少々
と続いて各自の製作中の作品の添削に入ります。
一作品の添削を全員で勉強しますので、一回の講習会で9作品
以上の作品を勉強することが出来ます。

ただし、今回は、来月の作品展のための総仕上げですので、
解説は無しで、早速、添削に入りました。

このクラスは細密画の力量は充分で、そろそろ写実画に入ろう
としている優秀な生徒さん達ですので、添削のレベルは高いも
のです。

作品展は自慢の出来る内容となりましょう。
おそらく、全国的にもハイレベルに属すると確信しております。

今回、学んだ項目は;

1)写実画の下地とは、そして、描き方。
2)風景画の空の描き方、特に雲の演出。
3)シクラメンの作品のアクセントとは、その描き方。
4)猫ちゃんの毛の描き方。(シュルツヘンケ氏技法・毛)
  と目の仕上げ(スポッティング技法・目)

5)水の描き方。

6)静物画の仕上げ、その1(陰影と質感)
7)静物画の仕上げ、その2(黒の描き方)
8)風景画の写実的な仕上げ、その1(全体のバランス)
9)風景画の写実的な仕上げ、その2(機関車の煙)

10) 2Hと4Hの使い方と使い分け。(立体の表現と「隠し味」)


以上、主な課題です。だんだんと広範囲で厳しくなります。

しかし、入門書で一通り基礎知識を学んだ後の応用作業です
ので、覚えも早く、作業効率も良い方です。

これからが、たのしみです。

2012-11-29

2つの作品展 [鉛筆写実画]
【 近況 】

1)焼津市の展示場の近況

静岡県焼津市の静美洞(画材店)にて、講習会を受けた生徒さん
たちの合同作品展を10月に開催いたしました。
成果は、そこそこというところで終了しました。

詳しい報告書は別の日に、別項目で掲載します。

作品展の終了後は、私の一部の作品の展示会を1週間ほど開きまし
て、その後、更に次の一週間はジグレーのみの展示をいたしました。

現在は、展示場を長期に借りられましたので、鉛筆写実画の専門コー
ナーに飾り換えました。

展示内容は、現時点で販売可能な「原画とジグレー版画」を主にして、
合わせて47点です。

この会場は、皆さんに鉛筆写実画とはどんな作品なのかを見てもらう
場としてだけでなく、実際に写実画を製作する作業場として、講習会
を開く教室としても利用できますので、今後の活動拠点となります。

詳しい内容につきましては、やはり別の日の別の機会に詳しく
紹介いたします。


2)藤枝市の会場は

焼津市における生徒さん達の合同作品展をそのままそっくり藤枝市の駅
南図書館の会場に移して,11月1日より作品を公開しました。
会期は11月末までですので、まもなく終わります。

今度の金曜日の16時が最終です。是非、ご覧になってください。

作品の出来ばえは、好評です。生徒の作品とは思えないほどの完成度の
高い作品がいくつかあり、全体の参加数は少ないのですが、見ごたえ充
分です。

藤枝の会場と焼津の会場を合わせると一日コースになりますので、
かなり遠方からご来場いただきました。
西は四国から、東は東京、埼玉、群馬などからです。

皆様から、すばらしい、見応えがあったとメールをいただいております。


(追記)

私の新作は間に合わなかったので、「未完成」として25日の日曜日に
南図書館の会場の方に展示いたしました。

「津波の詩」と題しまして、散文詩を添えた新作です。
子供の目線で、津波を捉え、パパとママを失くした津波の後の展開を
精一杯に生きる二人の幼い兄・妹の姿を詩にしたものです。
悲劇的な結末ですので、悲しみと叫びたくなりそうな慙愧の想いで
涙しますが、同時に政治が逆行していることに怒りを感じ、抗議します。

この作品はこの後、焼津市の静美洞の私の展示コ−ナーに展示します。

【最後に】

今回の作品展には生徒さんたちの作品製作上のご努力のほかに、会場
運営上の多大なご協力がありました。
特に世話役の方々、当番を担当された方々には、貴重な時間を割いて
いただきました。
心から、感謝申し上げます。

更に、図書館のご担当の方々、静美洞の社長様とご担当の方々には
特別なご配慮を賜りました。

今回、「鉛筆写実画」を世に知らしめるために沢山の方々と心を
ひとつにできましたことを、とてもうれしく存じますし、厚く
感謝申し上げます。

これからも、「鉛筆写実画」の成長にご高配を賜りますように、
お願い申し上げます。 

       ありがとうございました。


2013-01-06

日記(1月4日)

今日も「絵心」が話題になりました。

病院のお医者さんとスタッフの方との短い会話でした。
病院の仕事は忙しくて、絵を書く時間がまったく無いし
「絵心」もまったく無い、という趣旨の会話でした。

今日は家内の手術の日です。朝早くから、夜遅くまで、静岡県立
総合病院ですごしました。
私の役割は、往復の運転と手術の立会い、そして血液透析の付き添い
でしたので、絵を書く時間が充分あると予想しました。

ところが、現実はそう甘くはありませんでした。現実は15分のみでした。

手術は人工血管の拡張手術ですので、約1時間の予想でした。
1時間は絵が掛けると絵の段取りをしました。
ところが、手術の段取りと書類の作成で約30分経過しました。残り30分
は絵が書けると書き始めたのですが、
今度は、手術が順調だったとのことで、15分前に終了しました。
結局、絵が書けたのは約15分のみ。

午後は人工透析ですので、付き添うだけで済む予定でした。
ですから、夕方の終了時間まで、たっぷりと絵の時間が取れると
喜んでいました。

ところが、いつもの病院と、今日の県立病院との間に考え方の違いがあ
り、治療方法の調整が必要になりました。また、治療中に血圧の異常低
下の緊急事態が発生しましたので、結局、絵が書けたのは、約20分のみ。

今日一日の合計は約35分でした。

この様子をチラチラと見ていた先生とスタッフの方が、別れ際に、未完
成の「津波の詩」の絵を見ながらいいました。
「われわれにはとにかく時間が無い、こんなにまでして書き続ける根性
も無い、そして肝心の「絵心」が無い」と。

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まとまって、「絵を描く時間」が無いのは。アマチャーの宿命です。
そして、短い時間でもいつまでも書き続けられるのは、アマチャーの
特権です。

ですから、私はよく言います。「たとえ、5分でも10分でも毎日、書き
続けなさい。」と。

私の第一作目の作品「白糸の滝と江戸彼岸桜」[50号]がそのお手本です。

私の人生で最も忙しかった50才から6年を掛けて書き上げた作品です。

********************************************

「絵心」は「継続」することで誕生し、育まれるものです。
はじめから、個人に備わっているものではなく、教わって会得できるも
のでもありません。
日常の生活の中で、「おや}と思ったこと、「あら」と感動したこと、                     些細な心の動きをファイルにまとめて、大事にしましょう。

その蓄積から、ふと ほとばしり出るのが「絵心」です。

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2013-01-09

日記 「誕生日」

お祝いしてくださった方々に心から感謝します。
今回は今風のお祝いでした。今回は初めてですので、
なんと、コメントしてよいやら戸惑います。
でも、理屈無しにうれしくて、寝るまで微笑んでいました。
久しぶりのほっとした時間でした。

これまで、誕生日は時代を背景にして、一貫して、生きることの
厳しさと、尊さをかみ締める機会でした。

今年も厳しい寒さを迎えている被災地の皆さん特に子供達のことを
考えると、何も出来ていないことがいたたまれません。

今描いている新作、津波の詠(うた)は、被災地の子供達が主題
です。
毎日、居たたまれない気持で胸がいっぱいになりながら、嗚咽しつつ
描き続けています。完成に近ずくに従って気持ちが高ぶってきます。

この世に「生命」(いのち)を受けて、こうして絵を通して「いのち」
のメッセージを後世に残せることをせめてもの使命と考えています。

完成まで、まだ時間がかかりそうですので、いかにして時間を作るか
は、画き続けることよりも切実な課題です。

時間!そうなのです。時間です。 誕生日は特に深刻になります。
「あと何年画けるか」とは考えていません。時間に換算します。
生きている間に、あと何時間画けるかと考えるのです。

絵を画くための時間の管理は深刻です。限られた中で、いかに作画
を合理化するか(手抜きではなく)も考えながら、これからどの絵
をはじめるか、深刻に取り組む機会でもあります。

いま、画きたい絵は、あと100年でも、200年でも画きつくせません。
もう100年生きたいとか、200年生きられたらとか、スーパーで時間
を売ってくれないかなとか、時間を上手に絵に画いたら、使えない
かなとか、誕生日は特に切実な妄想で、あせる日でもあります。

生きていられることを大切にする。それが絵に描くことが出来れば、
そして、見る人に少しでも同じ共通の心の世界が伝わるなら、
その絵を額縁に入れます。

心の動き、たとえば、やるせない気持ちとか、居たたまれない気持ち
とか、慈しみ、哀れみ、慰め、安らぎ、望み、あこがれ、微笑み、
平安、。。。。。。。。

例えその一欠けらでも描けたら、額で飾って大事にします。

絵は、色を塗りつくして終わりではありません。形を画きつくして絵
は完成ではありません。生きている証を人に伝えて作品なのです。

こんなおじいちゃんの存在を今流で祝ってくれました。
重ねて感謝します。皆さんにも感謝します。


つれずれなるままに!!
2013.01.13

日記 講習会(OBの会)


昨日(12日)は岡部地区の鉛筆写実画の講習会の日でした。
今年初めての講習会です。出席者は2年生と3年生のOBの方々
です。

この地区は、来月にこの地区の作品展がありますので、昨日は
講習会の内容は、予定の「中級の手法」ではなく、作品展に出品
する作品の添削が主でした。

出品予定の作品の最後の添削です。
例によって私が一つの作品の添削を解説しながら手直ししている
様子を全員が参加して勉強します。
ですから、受講生にとっては、出席者の数だけ添削が受けられる
ことになります。
雰囲気は、実に、にぎやかでした。

昨日の添削の内容は;

1) 画題「仏像」;背景の手直し、背光の描き方(ぼかし)、
  全体の立体感の描き方、木彫の質感の描き方(主に、光と影
  のバランス)、スポッティング仕上げ(擦筆の利用)

  作品の大きさは10号で、本格的な作品です;


2)画題「花」;製作の手順を確認。(作品展には間に合わず)


3)画題「鳥」:最後の仕上げ、特に木の実の「つや」と立体感、
  白の背景の仕上げ。
作品の大きさは; 30 X 23,
      白の背景にふくよかな質感の小鳥が2羽、つやつ
      やした木の実の質感と立体感が見事です。


4)画題「2匹の子犬」:ふさふさした毛の表現方法。周りの草花
  の表現、
  作品の大きさ:30 x 23
   子犬の目がスポッティング仕上げで見事です。愛らしくふさ
   ふさした毛の表現もよくかけています。


5)画題「山間の小川」;林の描き方、乱反射のまとめ、水の描き
  方、全体のバランス、色遠近法、ぬれた岩のつやの表現。
  作品の大きさ :A4
    優秀生徒さんです。 毎回、傑作を出品しています。
    今回も森の中の乱反射と水の流れを思わせる水の陰影の表
    現は見事です。


6)画題:「風景画」湖のある展望画:単純な遠近法の手直し。
    水面上の表現、水面下の描き方。

7)その他、共通課題として、

    a)擦筆の使い方。
    b)練り消しゴムでのぼかし方。(火柱の表現)
    c)2Hと4Hの組み合わせ効果。
    d)シュルツヘンケ氏技法による修正技法。


以上、取り上げた課題は盛り沢山でしたので、時間配分は一項目は
ほんの数分ずつという短いものでした。
ただし、これまでの一年間を通して学んできたことばかりですので、
「集大成」といえることでしょう。

全員が、入門書で一年間じっくりと基礎を学びましたので、応用事項
も順調にこなせています。特に3年生は自分の力で、画題の選択や、
質感の出し方などをこなしています。

これからが楽しみです。

*****************************************

2013.01.22

日記 講習会(青島地区)
(ドクターストップがあり休みましたので転記が遅れました。)


6日前の17日に南青島地区の講習会がありました。
この地区のOBの方々9名が出席しました。

前回の岡部地区の講習会と比較すると生徒さんはバランスが
取れています。2年生が4名とそれ以上の3年以上の生徒さん
が5名です。


講習内容は、毎月の定例会では、はじめ共通事項の勉強を少々
と続いて各自の製作中の作品の添削に入ります。
一作品の添削を全員で勉強しますので、一回の講習会で9作品
以上の作品を勉強することが出来ます。

ただし、今回は、26日の作品展のための総仕上げですので、
解説は無しで、早速、添削に入りました。

このクラスは細密画の力量は充分で、そろそろ写実画に入ろう
としている優秀な生徒さん達ですので、添削のレベルは高いも
のでした。

作品展は自慢の出来る内容となりましょう。
おそらく、全国的にもハイレベルに属すると確信しております。



今回、学んだ項目は;

1)写実画の下地とは、そして、描き方。
2)風景画の空の描き方、特に雲の演出。
3)シクラメンの作品のアクセントとは、その描き方。
4)猫ちゃんの毛の描き方。(シュルツヘンケ氏技法・毛)
  と目の仕上げ(スポッティング技法・目)

5)水の描き方。

6)静物画の仕上げ、その1(陰影と質感)
7)静物画の仕上げ、その2(黒の描き方)
8)風景画の写実的な仕上げ、その1(全体のバランス)
9)風景画の写実的な仕上げ、その2(機関車の煙)

10) 2Hと4Hの使い方と使い分け。(立体の表現と「隠し味」)


以上、主な課題です。だんだんと広範囲で厳しくなります。

しかし、入門書で一通り基礎知識を学んだ後の応用作業です
ので、覚えも早く、作業効率も良い方です。

これからが、たのしみです。

**********************************
 2013.05.29

日記 また、作品盗まれる

3月はじめに下記の2作品の原画が盗まれました。

1)「桜」小作品
   プロフィールに掲載している「桜」の原画です。

2)「最後の雪」日本画風の掛け軸に額装の原画。

今年の1月より焼津市のアート静美洞の中に私の専用のコーナー
を設けまして、原画と販売用の版画を飾りつけました。
2月より、一般公開を始めましたが、3月のはじめにはそのうちの
原画2点が公開中に盗まれました。

これまでも、受賞作品を含めて、知名度の高い作品の盗難が続出
しています。
初めは、高校時代に母と一緒に3年間を費やして制作し、県知事賞
を受賞した「鳳の鳥」です。
県教育委員会長賞を受賞したガラス絵「キリストの生涯」も高校
時代に公募展に出品したまま、戻っていません。

それ以降、絵の世界を嫌悪して、50歳になるまで、絵の世界から、
遠ざかっています。

50歳以降現在まで、再び絵の制作を再開しましたが、やはり盗難
はなくなりません。受賞作品、入選作品が犠牲になっています。

犯人について、これまで警察から知らされたのは、高校の校長を始
めとして、美術関連の教師、医師、会社社長など、社会的に地位の
ある人たちばかりです。

今回も、「鉛筆画スペシャル」に選ばれて、更に表紙候補に選抜さ
れた作品が盗まれていますので、犯人はまだ捕まって居ませんが、
絵の評価の出来る人物と推測されています。

今回もただ、呆然としております。何も手につきません。
どの作品も、何年もかけて製作をしておりますので、粗末に扱われ
てその後どうなるか分からないとなるといたたまれません。
いっそ、製作しなければ良かったと考え込みます。

今後、製作した作品の公開はもうしません。焼津市に展示の原画は
すべて戻しました。静美洞で見れるのはジグレーの版画のみです。
企画中の全国巡回個展も中止します。

もともと、私の絵画の制作には「大衆」は不要でした。
高校時代に受賞した作品以外は公募展には一切応募していません。

これからの創作活動をどうするか、まだ、結論が出ていませんが、
この機会に「創作」と「大衆」の関連をもう一度考え直します。

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