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携帯ストーリ『LIGHT BOOK』コミュの私の彼氏は、シンデレラ ?-1

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私の彼氏は、シンデレラ vol ? 

石橋の一言
 皆様、石橋短編集第2弾をご愛読いただきまして誠にありがとうございま目がハート
今度のお話は、高校演劇部を舞台としたドタバタ学園物になります。
私自身、高校時代に演劇部に所属しておりましたのと湘南が大好きだったので舞台にさせていただきました。変わった学園ストーリーが執筆出来たらと思い即興で浮かんだネタを構成して書き上げたものになりますが皆様、今回も温かく彼らを見守ってやってくださいでは、今回の主人公である小田切 亮さん、この後の進行をよろしくお願いしますわーい(嬉しい顔)手(パー)


本編
亮『俺は、今回の主役であり神奈川県立江ノ島高校演劇部部長の小田切 亮だ。
まあ今回の話は、寒い1月のある日、俺たちは初の関東高校演劇大会の出場に向けて猛特訓をしていた。今までの江ノ島高校演劇部は、県大会敗退で終わっていたが今年は、個性豊かな部員に恵まれたのと俺の演出のおかげもあって何と昨年11月の県大会で優勝し神奈川県代表として出場。そして1月の末に行われる関東大会で優勝を目指し念願の全国大会を目標に頑張っていたが事件は起こっちまった』
              学校波晴れ
 ここは、神奈川県藤沢市にある県立江ノ島高校。小高い丘の上に校舎がありグラウンドからは辺り一面に相模湾と海にポツンと浮かぶ江ノ島が一望できる。1月のある日、冬休みが終わり3学期が始まった。学生たちは、正月休みが明けない生徒も多かった。冬晴れの寒い日の朝登校する生徒たち。だが江ノ島高校演劇部の生徒たちは、ジャージ姿で朝練、つまり役者の体力作りも兼ねて部長、小田切亮を先頭に10人位の列を作り海岸通りの国道134号線を白い息を吐きながらランニングしていた。隣には、緑の車体で有名な江ノ島電鉄が走っていた電車

亮『よーし、行くぞ。しっかり頑張れ あえいうえおあお』走る人走る人ダッシュ(走り出す様)
 部員たちも発声しながらランニングする。そして息を切らせながら何とか校庭に戻ってくる部員たち

亮『はあはあは、よしこれから体育館に行って通し稽古だ』

とそこに黒塗りの高級ベンツS600が登場・・・・・一同は、お決まりのあいつがと言わんばかりのあきれた表情だった車(セダン)ダッシュ(走り出す様)ボケーっとした顔ボケーっとした顔ボケーっとした顔あせあせあせあせ

麗子『おほほ、雨雨降れ降れ母さんがベンツでお迎えおおいばり♪皆さんおはようございます。朝から走って大変ですね。私は、車で走りましたから』

 池上麗子の登場だ、社長令嬢なため辛い事をやろうとしない・・・・ぶっとばしたいパンチぷっくっくな顔

亮『麗子お前、何サボってるんだ。今が大切な時なんだぞ』

麗子『亮先輩、ごめんなさい。今日は、朝から恋の病という心臓病でドキドキなんです。だから激しい運動はできなくて・・・』

 そんな見えすぎたうそが通じるのかよ。
亮『オホン、おう、そうか病気じゃしょうがねえな・・・』

 おいっ、通じるのかよ。全く亮のシャイな性格には、参った。それはいいとして部員たちは、授業が始まる前に体育館のステージで通し稽古の準備をした。
大道具、照明、音響、小道具などのセットでスタッフ部員は大忙し、キャスト部員は稽古の前に台本の確認をしていた。大会近くになると通し稽古といって本番と同じような稽古をする。

麗子『ちょっと、楓早くしなさいよ。あんたが小道具の準備に手間どっているから皆が迷惑しているのよ。ぐずなんだから、早くしないさい。全く私の華麗な演技が披露出来ないじゃない』

楓『ごめんなさい・・・・・すぐにやるからね』

 準備に戸惑う彼女は、1年生の水島楓である。真面目でおとなしい子、彼女は、学校内で絡まれているのを小田切に助けられて、それ以降小田切のことが好きになりそれがきっかけで演劇部に入部した。元々中学時代では帰宅部だった彼女が辛い演劇部に入部した理由である。

亮『おい、麗子やめろ。水島とりあえず残りの準備を頼む』

楓『はい、ありがとうございます』

  そして準備が完了した。

亮『よし、行くぞ』

  【ブーーーーーーッツ】exclamation ×2  ただ今より神奈川県立江ノ島高校演劇部によります劇[シンデレラ学園]を上映いたします。

            

 体育館が一瞬暗くなり緞帳がゆっくりと上がった。通し稽古が開始された。
まあ劇の内容を簡単に説明すると虐められるヒロインがある日学校に転校して来る御曹司と知り合うがいじめはさらにエスカレート。ある日御曹司主催の立食パーティーにクラス皆が招待。そのイベントは、花嫁候補選びの目的のあった。ヒロインは、魔法使いの神様と知り合いパーティーに出席。そしてハッピーエンドになるという現代のシンデレラストーリ。全く一体誰がこんなベタな話を書いたんだが・・・・・・・

久下田『あのー私ですよ』手(パー)あせあせあせあせ(飛び散る汗)

 顧問の久下田先生が登場。国語の先生なので脚本は、いつも先生にお任せしていた。

亮『先生、居たんですか?』

久下田『いやなに、大会も近いですからね。小田切君の演出指導は、素晴らしいものですよ。今回は、君が出るものかと思っていましたが・・・・・』

亮『いや、今年は個性豊かな1年生が入部してくれたのであいつらに任せて俺は、演出をしようと思っていたんすよ。中でも池上 麗子は、ずば抜けて演技が上手いですが』

久下田『確かに劇団ヒカリに所属している彼女の演技は、プロ級です。ですが味がないのです。
小田切君と彼女の違いは、純粋という味の違いなんですよ。それが高校演劇には、大切なことなんです』

 そして、亮の激しい指導もあり、何とか朝の練習は終りそして授業が始まった。
               【キーンコーンカーンコーン】学校チャペル

 そして、授業が終わり今日も夜9時までの猛特訓が始まったのだ。しかし稽古の終わりに事件が起こったのだ。麗子が楓に対して衣装の件で文句を言ったのだ。

麗子『ちょっと何なのよ私の衣装ダサいデザイン。おかげで私のすばらしい演技は、台無しじゃないの。ホントぐずのあんたが何で演劇部にいるんだかそれに亮先輩に優しくされるのか。あームカツク』

楓『そんなつもりじゃ・・・・ごめんなさい』
            【バサッ】衝撃

 なんと楓が作った衣装を床にたたきつけ踏みつけた。こいつやっぱりぶっとばしたい奴だと読者の方々も思っているはずパンチぷっくっくな顔むかっ(怒り)

麗子『とにかく、さっさと作り直しなさい』

 そう吐き捨てると校庭に停まっている送迎のベンツに乗り込み帰ってしまった車(セダン)ダッシュ(走り出す様)

 楓は、一人後片付けをしていた。するとそこに亮が手伝いに来る。

楓『あっ、小田切先輩お疲れ様です』

亮『おうお疲れ、片付けまだ終わっていなかったのか?よし手伝ってやるよ』

 亮は、すぐに片づけを手伝った。無事終わった。部室の戸締めをして2人で帰宅。潮の香りと波の音を聞きながら134号線を話しながら歩く。この時間でも交通量は多く、またお店や街灯があるため夜でも歩きやすい道になっているコンビニホテル夜
  
楓『先輩、ごめんなさい。手伝ってもらいまして』

亮『別に大丈夫さ、明日は休みだしそれに1人じゃ大変だろう』

楓『先輩ってすごい優しいんですね。練習のときのイメージと違います。素敵だと思います』
  
     照れる亮ハートわーい(嬉しい顔)

亮『オホン。それにしても腹減ったな一緒に行こうぜ?太陽軒って言う、うめえラーメン屋があるんだ』

楓『はい、先輩とご一緒できるならぜひ』

 2人は、寄り道してラーメンを食べに行った。お店は駅の繁華街にあってずいぶん年季が入ってお店だった。もちろんお勧めのチャーシュー麺チャーシュー抜きとネギラーメンネギ抜きをそれぞれ注文。部活帰りでこの時期になるとラーメンがいつもよりおいしく感じる。楓にとっては、憧れの先輩と2人で食事にいけたので先ほどまでの暗い表情が一変した。そして彼女を家の近くまで送り届けたホテル三日月ビル家

楓『今日は、ありがとうございました。先輩は、明日暇ですか?』

亮『ああ、暇だぜ』

楓『良かったら一緒に鎌倉のカフェに行きませんか?すごく美味しいケーキの食べ放題があるんです』

亮『ケーキか美味そう。いいぜ明日は久しぶりの休みだし俺は、スイーツ男子だから甘いもの大好きなんだよ』

楓『ありがとうございます。それでは明日10時に藤沢駅でお待ちしています。では、おやすみなさい』

亮『おう、おやすみ。ケーキ、ケーキの食べ放題』

 普段なら女性と2人というのに抵抗がある亮だがスイーツと言う甘いえさに釣られてしまった。
それに明日は、学校の創立記念日とあって休みになる。もちろん校舎が使えないため演劇部もつかの間の休息という訳だ。冬休み中も練習をしていたのだから1日位は休んでも罰は、当たらないと思う。翌日2人は、藤沢駅の江ノ島電鉄改札口前に集合した   晴れ電車ビル

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