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Amos Garrettコミュのイヨイヨですね。 

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コメント(34)

横浜でのレポートを”Utamさんの日記”では拝見いたしました。
早速お願いして、ここに添付させていただきましたので、
ご覧いただければと思います。
なお、Utamさんは、
Blues写真館 と Ain'tNothingButaBluesというBlog 
やってらっしゃるそうですので、興味のある方は、是非。


”これから見る方は曲とか演奏自体が異なるので問題ないと思いますが、
ネタばれと思われるかもですので、ご注意を。

Having a wonderful time tour 2010, Japanの初日。

いろいろ都合があって、Tom’sの予約が出来ずに、ThumbsUpの予約でやったら、いつもと異なり、Tom’s優先で、その後の10枚くらいしかThumbsの分がなくて、それも最後の130番台でこれは立ち見も覚悟して出かけた。写真は許可がでず、(このメンツでは権利がややっこしくて普通では遠慮しますが)G&Aをとれなかったのは残念だったが、このDuoを見れただけでも価値は十分。(32年前ではまだBluesだって聞き始めで、ポールバターフィールドなんかLPもってなかったです。しかし友人でG&Aをもっている奴はいました。まだあの画のジェケあいつもってるだろうか?) Thumbsは当然超満員(いつもながら来日初演を見てるファンがいるのも凄い)。立ち見多かった。しかし遅れて来た方もかなりいて、おかげで、ギリギリでステージむかって右上のスピーカーのとこに座れた。これは幸運でした。あそこだとギターはよく見え、目の前をメンバー通るし。 Liveは定刻に開始。

ムニー&ケニー 19:30-19:50

ムーニー&ケニーで4曲:最後のTheNearnessOfYouと香港Bluesがなかなかだった。香港の紹介に32年前GeoffとAmos(以下G&Aと略す)から習ったものだと言ったら、それをあとで、G&Aが返したのが良かった。

ステージは楽器で一杯、3人のサポートが横浜・東京はありはベースの岡嶋文、キーボードの井山明典、ドラムスにbonobosの辻凡人。そのうえゲストがハリー細野(ビブラフォン、Vo)と高田蓮(スチール)、中村マリ(Vo,Chor)。

1 Up A Lazy River
2 Old Buttermilk Sky
3 The Nearness Of You
4 Hong Kong Blues


Geoff Muldaur & Amos Garrett ( )内はリード・ヴォーカル

1st set 20:00−20:50
1 Tears Came Rollin' Down (Geoff)
2 Carolina Sunshine Girl (Amos)
3 Gee Baby Ain't I Good To You (Geoff)
4 Never Say "Naw" (Amos)
5 Small Town Talk (Geoff)
6 Hong Kong Blues (Amos & Harry)
7 Love Me (Harry)
8 River's Invitation (Amos)
9 Sleep Walk (instrumental)
10 C.C. Rider (Geoff)

2nd set 21:15-22:20
1 Light Rain (Geoff)
2 Wild Ox Moan (Geoff)
3 I Can't See Your Face Anymore (Geoff without Amos)
4 La Juanda (Amos)
5 Tennessee Blues (Geoff)
6 Lazy Bones (Amos)
7 Trouble Soon Be Over (Geoff)
8 Midnight At The Oasis (Mari)

encore
1 Just A Little While To Say Here (Geoff)

encore
1 Heavenly Grass (Geoff)
2 Drop Down Mama (Geoff)



最近のG&Aのソロでの来日の評判はきいており、Duoになるとどうなるか?と思っていたが、期待は裏切られなかった。GのギターとVo, Aのあのギター。私が聞いてきたかなりの音をサポートしてきたお二人だけに、熟した音!言葉で表現しようがない。とにかく良かった。
10月8日の東京のクアトロは3人のサポートに加えて大阪のブラックボトムブラスバンドがゲストとサポートで参加予定とのことで、ジェフとエイモス初のホーンセクション入りライブとなる。地方でライブ・レコーディングをする事になったとの話だが、Duoで名古屋なのかな。ファンには楽しみが増えました。これから地方でみられる方は純粋なDuoの音を楽しめますね。
あと一言ですけど、
ステージが楽器と機材で一杯で、楽屋からの移動も段差が多く、A&Jは足が引っ掛かったり大変だったと思います。移動の際は明るくしたりするような配慮がないと、これからは私くらい以上の歳のファンはころんで怪我をする人がでてきますね。これだけはLiveHouseも配慮してほしい。

##マイミクのチュートンさんのおかげで正確な曲目がわかりましたので、27日午前空に改訂させていただきました。チュートンさんに感謝です。

いつも臨場感ある写真を公開してくださっているUtamさんに写真の許可がおりなかったのは本当に残念でしたが、早速smashのサイトに横浜公演の模様が写真つきでレポートされていました。
http://www.smashingmag.com/jp/archives/10308
”Q chanさん”の日記で、http://mixi.jp/show_friend.pl?id=9163850
ジェフ&エイモスさんのリポートが、
"絶品"という題で出ていました。
早速、承諾をいただき添付させていただきました。


ジェフ マルダー
エイモス ギャレット
まさにほぼ二人だけのライブ
絶品でした。
エイモスがずいぶん
お年を召された感じが少し心配な
気はしましたが
あのテレキャスから
紡ぎ出される
ドリーミーなギターは健在!
なんと
スリーマイクの
テレキャスでした。
センターマイクの
付いたテレキャスは
初めて見たので
びっくり
サム ピックは
アーニボールの水色

最近のエイモスは
サム ピックのみです。
人差し指や中指は
トレモロに多用していました。
その音が美しい!
ジェフ ベックと
同じでソロの最中にも
さかんに、ヴォリューム、
トーンコントロールを触っていました。

圧巻はスリープウォーク
でした。
左手はルーティンのソロは
絶対に弾かないぞ!
みたいな意地を感じさせるくらいに
指板のその瞬間に一番美味しい音を
懸命に探しているように動きます。
そこに強烈な
ミュージシャンシップを感じました。
本当はすごく
不器用な人なのかもしれない
と思うとなお一層愛おしくなりました。

時々
ミストーンを出すと
大きな声を出していましたが
本当に嫌みのない
温かいお人柄が
伺える素敵に音楽家です。

エイモスの事ばかり
書きましたが
もちろん
マルダーの歌も素晴らしいです。
特にブルース、ゴスペルでの
歌は深い深い染み入る歌でした。

そして
アコースティックギターの上手い事!
伴奏は完結してます。
そこにエイモスのギターが
絡む訳ですから
もう、あなた、たまりまへんで!

沈着冷静

マルダーが少し後ろに行く
ゆったりとしたリズム感なのに対して
エイモスが
ホット 少し 前のめりなリズム感なのも意外な発見でした。

見ていない方々
京都に是非行って下さい!
ほんま絶品です!

あんまり良かったので
面倒くさがりの僕がわざわざ並んで
サインまでもらっちゃいました。

その時のお二人もステージ通りのパーソナリティで
なんだか面白かったです。
良いコンビですね。

やはり良いライブは何日経っても
余韻に酔えますなあ!
今日はその余韻と虎の勝ちゲームで
美味しいお酒を頂きました!
チュートン@箱根宿さんの日記に、
横浜のセットリストと、レポートがアップされていましたので、
お願いしてココに、添付、ご紹介させていただきます。


”写真はステージにあったセットリストですが、おおよそ進行はこれに準じていたようです。
細かい報告と感想は後ほど.....
ということで、そのほかの公演をご覧になる方々のご報告もお待ちしています。


ムーニー&ケニー

1 Up A Lazy River
2 Old Buttermilk Sky
3 The Nearness Of You
4 Hong Kong Blues


Geoff Muldaur & Amos Garrett ( )内はリード・ヴォーカル

1st set
1 My Tears Came Rollin' Down (Geoff)
2 Carolina Sunshine Girl (Amos)
3 Gee Baby Ain't I Good To You (Geoff)
4 Never Say "Naw" (Amos)
5 Small Town Talk (Geoff)
6 Hong Kong Blues (Amos & Harry)
7 Love Me (Harry)
8 River's Invitation (Amos)
9 Sleep Walk (instrumental)
10 C.C. Rider (Geoff)

2nd set
1 Light Rain (Geoff)
2 Wild Ox Moan (Geoff)
3 I Can't See Your Face Anymore (Geoff without Amos)
4 La Juanda (Amos)
5 Tennessee Blues (Geoff)
6 Lazy Bones (Amos)
7 Trouble Soon Be Over (Geoff)
8 Midnight At The Oasis (Mari)

encore
1 Just A Little While To Stay Here (Geoff)

encore
1 ? (Geoff)....Tennessee Williamsの曲と言っていましたが、うまくいかず途中で断念し次の曲へスウィッチ。
2 Drop Down Mama (Geoff)

バンド (1st set全曲、2nd set 4-8)
岡嶋善文 ベース
辻 凡人 ドラムス
井山明典 キーボード&アコーディオン

ゲスト
中村まり コーラス(1st 10、2nd 5,7,8) ヴォーカル(2nd 8)
高田 漣 スティール&マンドリン(1st 5-10、2nd 4-8)
細野晴臣 木琴(1st 5-7) ヴォーカル(1st 6&7)

Geoff Muldaur & Amos Garrett
at Thumbs Up, Yokohama
September 24, 2010

そして、こちらに、チュートンさんが、9月30日に書かれた、レポートです。

前回の日記 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1589686231&owner_id=779258 はとりあえずセットリストだけ記しておきましたが、ジェフ・マルダー&エイモス・ギャレットでのコンビとしては本当に久しぶりの(2度目を見逃した僕にとっては33年ぶり!)3度目の来日公演は至福のひとときでした。

ジェフもエイモスもこのところ何度も来日してそれぞれに味のある歌と演奏を聴かせてくれてはいます。
ただ正直ジェフに関してはサポート無しで全くのソロの弾き語りになってしまうとちょっと堅苦しさを感じていました。
最近は彼の娘クレアが独創性のある音楽とユーモアに溢れたライヴで楽しませてくれましたが、それを思うと、勿論音楽性の違いもあるものの、ジェフ親父の方はどうも杓子定規というか型にハマってしまっているように思えたのです。
発表するアルバムがどれもルーツに根ざしながらもヴァラエティーに富んだ力作だっただけに、ライヴではそうした魅力が感じられずに不満でした。
それだけに、楽しみな一方、かつての素晴らしかったライヴが完全に過去のものになってしまいそうな危惧も若干は持っていたのですが、やはりこのコンビは完全に別物というか、アメリカン・ミュージックの奥の深さをとことん楽しませてくれたように思います。

何と1曲目から日本人3人のサポート・メンバー(岡嶋善文:bass、辻凡人:drums、井山明典:keyboard)が入り、彼等のデュオ名義の最初のアルバム(1978年)1曲目の"My Tears Came Rollin' Down"という何とも渋い選曲で始まりましたが、もともとアルバムではホーンやハーモニカを交えてベターデイズ時代を彷彿させる曲だったのが、何年か前に出たドイツでのライヴ盤のようにジェフひとりでは単なるフォーク・ブルースになってしまうところを、エイモスのギターが入ることでレンジが何倍にも広がるという感じ。
以下ほとんどジェフとエイモスが交互にリード・ヴォーカルを取る感じで進んでいきますが、エイモス個人のライヴでも必ず歌われたジミー・ロジャースの"Carolina Sunshine Girl"ではアルバム通りにジェフのコーラスが入り、ジェフのおハコである"Gee Baby Ain't I Good To You"ではエイモスの泣きのギターと、やはりこのコンビならではの見せ場が次々に。
そして亡きボビー・チャールズの名曲その1"Small Town Talk"からは、高田漣と細野晴臣が参加。かつてよりもやや早いテンポで歌われながらも、ジェフのヴォーカルの味わい深さとエイモスのメロウなギターをはじめとする演奏のゴージャス感が何とも言えません。
ホーギー・カーマイケルの"Hong Kong Blues"は前座のムーニー&ケニーも演奏したのでこの日2度目となりましたが、エイモスと細野の豪華リレーによるリード・ヴォーカルはやはり圧巻でした。この歌、僕自身は最初に細野で知ったので、とても感慨深かったです。
プレスリーの"Love Me"を歌った後に細野は退場しましたが、続いてエイモスがパーシー・メイフィールドの"River's Invitation"を歌った後、このセットで早くもエイモスの18番"Sleep Walk"が。例によってヴォリューム・コントロールのつまみを手早く動かしながらの奏法は、まるで湖を華麗に泳ぐ水鳥が水面下では足を絶えず動かしているという姿を想像させるけれど、それに今回は高田のスティールが入るので、いつも以上に夢心地な気分。
この第一部ではすっかりエイモスに見せ場を持っていかれたように思えたジェフも最後は"C.C.Rider"で熱唱し、それに絡むエイモスと中村まりのコーラスもいい雰囲気でした。

第二部は最初にバンド抜きでジェフ&エイモスの二人だけがステージに現れ、ジェフの歌うエリック・フォン・シュミットの"Light Rain"、長い沈黙を経ての復活作"SECRET HANDSHAKE"からの"Wild Ox Moan"と続きますが、更に3曲目はエイモスが退場しジェフが一人で"I Can't See Your Face Anymore"を。
エイモスがあまりにも唐突にステージを離れたので、一瞬トイレタイムかと思ってしまいました 
ジェフのソロは1曲だけで、すぐにエイモスがバンドと共に戻り、チャック・ベリーの"La Juanda"を。やはり彼のソロ公演でも必ず歌う曲ですが、この飄々とした曲調は彼の持ち味によく合っていると思います。
そしてボビー・チャールズの名曲その2"Tennessee Blues"では、再び中村まりが登場し、ジェフのアルバムでのジェフwithマリア&ジェニを再現するかのようにコーラスをつけますが、愁いのあるジェフの歌声が心に染み入り、目がウルウル。
更にエイモスが初めてレコードでリード・ヴォーカルを担当した曲と紹介した"Lazy Bones"(ジェフ&マリアの1972年のアルバム"SWEET POTATOES"収録)はレコード通りジェフとのユルい掛け合いも楽しいものでしたが、ここはやはりスタッフの誰かが缶ビールを届けてあげてプシュッとやってほしかったな。
"Trouble Soon Be Over"でジェフがスピリチュアルな歌を聴かせた後、エイモスが中村まりを改めて紹介し彼女が中央に出てきて、「まさか?」と思っていたら、やはりジェフの元奥様のヒット曲でエイモスのギターソロの名刺代わりとなった"Midnight At The Oasis"。
彼女が出演した時点で何となくやりそうな予感がしていたものの、まさかこれをジェフの前でやろうとは 
正直なところ、これまで何度かエイモスのソロ公演に登場してこの曲を歌う彼女を観て好感を持ったことはありませんでしたが、この日はそれまで以上に彼女がこの歌を消化しているように思えて、悪い気分はしませんでした。でも、もうちょっと硬さが取れるといいんだけれどな。

アンコールでは再びジェフとエイモスの二人だけで登場し、いつもはエモーショナルなジェフが抑えた歌で聴かせるゴスペル"Just A Little While To Stay Here"。
いくつか日記検索から拝見したリポートの中で、これはボビー・チャールズやフリッツ・リッチモンドら亡くなった盟友に捧げられたものだろうという指摘をされた方がおられましたが、歌詞を見ると確かにそう思えます。http://htrjazz.hp.infoseek.co.jp/lyrics/1.htm
更にポール・バターフィールド、ロニー・バロン、スティーヴン・ブルトン、エリック・フォン・シュミットらも加えたいところですね。
勿論これだけでは客も満足せず2度目のアンコールでは「新曲をやる」と言ってテネシー・ウィリアムスの"Heavenly Grass"を始めたものの、ジェフがうまく出来ず、そのままスリーピー・ジョン・エスティスの"Drop Down Mama"へ。
期待していた"Please Send Me Someone To Love"こそ残念ながら聴けなかったけれど、彼らの歌と演奏を堪能することが出来ました。

約2時間くらいのステージで、その大半は日本側からのサポートがついたバンド編成でした。主催者からの情報では、こうしたスタイルは東京・横浜だけでらしく、地方をまわる公演では彼等二人だけの歌と演奏がメインになるようです。
おそらくそれはもっと地味なものになるのでしょうが、だからこそ映えるものもあることでしょうし、欲を言えばこの夜のような豪華なサポート付きと終始二人だけで演奏するライヴと見比べたい気分ですね。
ちなみに31年前のライヴを収めたCDはバックに二人の日本人サポートが入った東京での録音ですが、やはり地方では二人だけで演奏した日もあったようで、こんな音源をネットで聴くことができます。
http://tela.sugarmegs.org/_asxtela/GeoffMuldaurAmosGarrett1979Japan.asx

二人の年齢を考えても仕方ないことかもしれませんが、彼らとしては二人そろって日本に来るのは今回が最後になるだろうとのこと。
連日多くの熱心なファンが各地へ足を運んでいるようですし、これだけの素晴らしいパフォーマンスが今も出来るのですから、是非(某アメリカ西海岸ロックの大物バンドのように)第二・第三のフェアウェル・ツアーをやってほしいものです。

とにかく今は10/8の東京公演でもう一度彼らのライヴに接することが出来るという幸せを噛み締めていることにしましょう。
予告ではブラック・ボトム・ブラス・バンドがサポート出演するとのことで、横浜とは更に違った楽しみがありそうです。

すでに横浜公演の模様が写真つきでレポートされています。
http://www.smashingmag.com/jp/archives/10308

こ、これは!?
http://www.youtube.com/watch?v=dX_IuyG9hBQ&feature=channel
麻田さんにも確認しましたが、
アコースティックギターからのインタビュ以来が入ってるということです。
楽しみです。

日記、検索で煮付けたページの紹介です。

ヒゲ Nさんの日記 ご承諾を得ましたので、ジェフ&エイモスさんの部分を、
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1595408339&owner_id=14827015&comment_count=13

・ジェフ・マルダー & エイモス・ギャレット

1970年前後から活動しているミュージシャンで、エイモス・ギャレットはギター好きのファンが多く、例えば、ザ・バンドのロビー・ロバートソンも彼のプレーに魅せられた一人です。(エイモスの「Georgia On My Mind」にすっかり参ってしまい、ザ・バンドのアルバム『アイランド』で同曲を取り上げたと言われています。)

初めて生で聴くエイモスのギターは想い描いていた通り、表情豊かで素晴らしいものでした♪ 
ただ、驚異、そして感動だったのは、お目当てのエイモスではなく、全然期待していなかったジェフ・マルダーでした… 

エイモスはエレキ、ジェフは小ぶりなアコースティック・ギターという組み合わせだったので、音が大きく多彩で派手なエイモスのギターが目立つのは当然なのですが…
ジェフの小ぶりなギターの素朴でとてつもなく深い響きはそれ以上のインパクトでした。
6弦開放Eの音はウッド・ベースの音色のようで、あの弦は宇宙のどこかと繋がってる(笑)と思ったほどです。

もう結構な年齢になっているはずのジェフとエイモス、鳴っているのは彼らのギターだけでなく、彼らの人生が鳴っている様に思えました。じっくり楽しめた素晴らしいライブでした。


                      ありがとうございました。
またまた日記検索で見つけました。
フランク亭小ザッパさんの日記、岡山(10月5日)です。
Geoff Muldaur & Amos Garrett @ Okayama MoGla 10.5 2010

あああああついあついほっとらっつ!!
75歳フランク亭。
今日は夕方から近くのライブハウスに、
ジェフ・マルダー、エイモス・ギャレットがやってきた。

小さな場末の70人も入ればぎゅうぎゅう詰めの会場。
年齢層は45以上から60代だろうな。
若い女性客を数えれば、片手にも余るくらいだ。
入りとしては50人程度。
85%でしょうか。

ステージには
最近のエイモスが持ってる赤のテレキャス。
3ピックアップ。
ギブソン?とおぼしき、アコギ。
アンプは黒のトーレックスのフェンダーアンプだな。
小型。
なんと、dan electroのトレモロ。安ものだなあ。
以上、エイモスの機材。
ジェフ用として、マーチンのジェフモデル。
それだけ。シンプル。
ふたりだけのステージでな。

二人とも、毎年のように来日していて。
あたしはどの回も見に行っておる。
ふたりともいいおじいさんになっている。

Geoff Muldaur & Amos Garrett Live at Okayama MoGla 10.5 2010

1 Tears Came Rollin' Down (Geoff)
2 Carolina Sunshine Girl (Amos)
3 Gee Baby Ain't I Good To You (Geoff)
4 Cairo(Geoff)
5 Never Say "Naw" (Amos)
6 Light Rain (Geoff)
7 Hong Kong Blues (Amos)
8 Small Town Talk (Geoff)
9 Wild Ox Moan (Geoff)

1 Just a little while to stay (Geoff)
2 River's Invitation (Amos)
3 I Can't See Your Face Anymore (Geoff。Amos退場)
4 Brazil(結構やりました)
5 Lazy Bones (Amos)
6 La Juanda (Amos)
7 Tennessee Blues (Geoff)
8 Sleep Walk (instrumental)
9 Drop Down Mama (Geoff)
10 Trouble Soon Be Over (Geoff)

encore
1 Fsihin Blues (Geoff)
2 Heavenly Grass (Geoff)


レパートリー的にはそれぞれの最近のをやりましたって感じだけど。
二人でやるとべつものだなあ。
やはり、エイモスがからんで。
エイモスのフレーズのストックが沢山あってなあ。
こなれていたな。
良いです。
エイモスの別の一面と言うか、一番見たい姿がよく見れた。
ときおり、ギターが噛み合ないところもあったけど。
まあ良いじゃないか。
ギタ−2本て結構、合わせるの難しいんだな。

Cairoも珍しいブルース曲だ。
ヘンリー・スポールデイングの曲らしい。
ケイローと発音して、エジプトのカイロと同じ。
だけど、ここでのケイローは、イリノイ州の町の名前だ。
ミシシッピ川とオハイオ川に挟まれた町で、非常に貧しい。
4、5千人程度の小さな廃れた町だと言う。

heavenly Grassは
アメリカを代表する戯曲家テネシー・ウィリアムスの詩に
ジェフが曲をつけたものだそうだ。
しっとりしたアレンジでな。
テネシーと言えば、どうしても、アメリカ南部を舞台に。
「欲望という名の電車」や、「ガラスの動物園」が有名だが。
あのなんとも言えない不穏な諦感が漂う良い曲だった。

Lazybonesのギターコードをリハーモナイズしていて。
ちょっと難しくなっていたな。
歌にはちょっと合ってない感じだったが。

約2時間のステージだ。
休憩を挟んで、二時間半近く。
終了は22時前になった。
とても良いライブだったよ。
親密な調子で。ほんと、小さなところで良かったです。


終了後、みんな、サインに並んで。
あたしは、二人のCDにたっぷりとサインしてもらって。
ジェフには、
かれの弟分である、Stephen Bruton氏が
若くしてつい最近亡くなった事のお悔やみを述べて。
Bruton氏はそれほど知られたミュージシャンとはいかなかったが。
良いCDをいくつか作ったんだよ。
それを持って、悔やんでいる男もいる事を知ってもらいたかったわけだ。
しかもこんな極東の片田舎に。
合掌。

さらに、本日配られたチラシに。
二人のサインと麻田浩氏のサインをもらった。
良いチラシなんだよ、これが。
三人がその昔、若かりし70年代来日時に写した写真が貼付けてあって。
ああ、これは歴史なんだなって思いました。

麻田氏はちょっとびっくりして、
「僕のサインなんか入っていいんですか?」とご謙遜だった。
もちろん、あなたがいなかったら。
あたしたちの思い出は大分減ってしまう。
本当にありがとうございます。

仕事場から自転車で5分のライブハウスに。
サンダル履きで。
エイモス・ギャレットとジェフ・マルダーを見に。
もう二度と見る事はできないかもしれないな。
大阪の様子を教えてくださったのは、
まめろんまさこさんの日記
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1592973105&owner_id=617796&comment_count=20

一応、セットリストを、
set 1
1 tears came rolling down
2 Gee baby ain't I good to you
3 Never say "Naw"
4 Cairo
5 Light rain
6 Hong Kong Blues
7 Small town talk
8 River's Invitation
9 Wild ox moan

set 2
1 just a little while to stay
2 Carolina Sunshine girl
3 Lazy Bone
4 Tennesee blues
5 La Juanda
6 I can't see your face
7 Sleep walk
8 Drop Down mamma
9 Trouble soon be over

encore
Fishin Blues
Heavenly Grass

                      ありがとうございます。
大阪のかくさんの日記も、見てみてください!!
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1591662648&owner_id=740505

ゲストで、井山さんがアコーディオンを弾いたそうです。
逢いたいなあ、、井山さん。
熊本、の様子は、テッチャン
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1593575911&owner_id=848853

で如何でしょうか??
ROBINさんの日記に、
昨日行われたリハーサルの模様と、
アコーステック・ギターの12月号に載る予定の、
インタビューの模様がありました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1598034563&owner_id=2734127&comment_count=1

 ジェフ&エイモスの日本ツアーもいよいよ大詰め。昨日はクアトロのコンサートのためのリハーサル日ということで、ライブはお休み。取材をするには絶好の機会だ。おまけにインタビューの前にリハーサルも見せてもらえるという。ラッキー! これは見るっきゃないでしょ−−ということで、午後4時に目黒のヴィヴィッドサウンド・スタジオにかけつける。

 エレベーターを上がると、さっそくギターの音が聞こえてきた。スタジオのドアを開け放って、いかにもリラックスした雰囲気の練習風景だ。ブラスバンドとのリハーサルはすでに終わっていたようで、ジェフ&エイモスのほかには、キーボード、ベース、ドラムスの3人のバック・ミュージシャンがいるだけだった。

 以前にラ・カーニャのソロ・ライブに行ったときは、お客さんがいっぱいで、ほとんどエイモスさんの頭のてっぺんしか見られなかったから、こんなに間近にあのギター・プレイを見られるなんて、まるで何年越しの恋が成就したかのような気分だ。ペダル・スティール風のマルチ・ベンディングの指使いは、やっぱりすげ〜。

 それにしても、不思議な弾き方をするよなぁ。サムピックをつけているけれど、コード・カッティングのときは人差し指か中指でさらさらとなでているような感じだし。

 なんて思いつつ、ドアの脇から覗いていたら、誰かがやってきた気配が。振り向くと、アシュラ伊藤さんだった。まさか、ここでお会いするとは思っていなかった。久しぶりなので、ヘコヘコとご挨拶する。そのあと、アシュラさんが(不在のボーカリストに代わって?)急遽リード・ボーカルを務める貴重なリハーサル風景も見てしまった。ありゃまぁ。

 ほどなくリハーサルは終了。その後、無事インタビューと写真撮影をすることができた。お2人の経歴はよく知っていたつもりだったけれど、意外な答えもいろいろあって、なかなか面白かったよ。釣りの話をふったときが一番生き生きと答えてくれたような気もしないではないけれど……。

 −−というわけで、このインタビューの詳細は、12月発売のアコースティック・ギター・ブック(シンコーミュージック)に載せる予定です。お楽しみに。

 ところで、エイモスさんの調子が悪そうだったので、「風邪ですか?」と聞いたところ、花粉症のようなアレルギー症状だそうな。それはお気の毒。今日のコンサートはだいじょぶかな? チケットを引き換えてもらわなくちゃいけないから、早めに出かけないと。
いつも、面白い観点で、色んな事を教えれくれる、はしばしさん。
(私は”師”と仰いでおりますが、、) 

東京公演を見て、こんな日記をしたためてくれました。
エイモスさんに対する最高の賛辞だと思います。
(まだお眠り中でご承認いただいてませんので、後ほどきえるかも、、
 今見た人は、貴重、かもです。)

うまいギタリストは世の中にたくさんいて
こざかしいギタリストも日本には増えていて
器用だし、なんでもできるし、なんちゃってでブルースもジャズも
それなりに弾ける若いギタリストなんて
うんざりするほどいる。

けれど。

ねえ、きみたちの、出音一発で
音色だけで
めくるめく、とろけるような、そんな官能の世界に
私たちを連れて行ってくれることはできるかい?

エイモスには、それができるんだよ。

たった一音で涙があふれてくるような
たった1フレーズでくらくらするような
甘くて隠微で官能的なギター

それも
エフェクターなんて使わないんだ。
機械で出している音ではなくて
おっきな両手で
片手は弾きながらボリュームとトーンのつまみを
いつでもいつでも微妙に動かしていて
もう一つの手はチョーキングを越えた(笑)
ベンド使ったみたいな弦の動きをさせていて
その両方の絶妙な組み合わせと
アンプの調整とチューニングとで、
あの、まるでスティール・ギターみたいな音色を
生み出している。

職人芸。

ギターはこうあるべきもの、こう弾くもの、こういう機材使うモノ、
そういう「べきもの」ではない音楽
ただただ純粋に「どうやったらこういう音色になるんだろう」と
追求されて生み出された音色
そしてそれは、エイモスにしか出せない音色

目が覚めた今日にも
まだ耳の奥で、夕べの音色がつややかに響いている

sleep walk

音色に包まれて寝る。
とろける幸せ。
とろとろ。
もったいないから、この音が身体の内側に響いているうちに
もう一度寝よう(笑)

=========ね?、最高の賛辞、ありがとう!!====
      
エイモスさん、ジェフさん、すばらしい音楽をありがとうございました。
こんなにも大勢の人が心地く酔いしれ、奏でられる音に反応し、一体感のあるライヴは、本当に伝説になるでしょうね。
ミッドナイトが、伝説の名曲・名演奏だって近くの若者が言っていました。

それにしてもあんなにも大勢の人が集まるってびっくりしました。....なんだか、見知らぬ人同士ですが同窓会みたいな感じで、誰とでも言葉を交わせそうで、本当に温かい雰囲気でした。2時間半程の時間を殆どが立ったまま(いす席は30程)で、ご高齢の方も大勢いたようですが、沸きに沸いた時間でした。
 麻田さんのMCがとってもよかったです。いい音楽を紹介してくだっさって、感謝感激です。遥か昔の最初のデヴィド グリスマンでのライヴも未だ心に残っています。これからも是非お願いします。.....こんな音楽を愛する人たちばかりですと、世の中もっと良くなるのでは。....なんてことも思いました。....

 昔の友人の友人であるブンチャンが係わっていらしゃるのもとてもうれしい事でした。(もう、ご本人には私は忘れられていると思いますが)....

 30年経っても感動を与えてくださった温かい音楽をありがとうございました。
トドさんが、山口、岡山のレポートを書いてくださいました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1598748473&owner_id=1125625&comment_count=11
ジェフとは2001&2008年、エイモスとは2007&2009年、と最近は毎年別々に会っているけど2人一緒は今回が初めて。70年代に2人で来た時は残念ながら会えなかったので、早々トムズに予約して山口・岡山という私にとっても初めての地を選んで山陽道旅行を兼ねたライヴ観覧となった。

<10/4 山口「CAFÉ DE DADA」にて>
山口市の湯田温泉の宿泊ホテルから7分くらい歩いた所にその喫茶店兼ライヴハウスがあった。いかにも田舎の駅前といった寂しいロケーションなので集客を心配したが、30〜40人くらい入って満席になった。客層は中高年中心かと思いきやバンドやってる風な若い子もけっこう多いのは意外だった。

演奏曲目&曲順はセットリスト(写真参照。岡山で麻田さんから貰ったもの。)どおりで、1曲毎に曲名の紹介と歌の内容を話してから演奏が始まるのだが、2人の会話を聞いてるとまるで漫才のようで面白い(笑)。
リストにはお馴染みの曲が並んでいるが、特に嬉しかったのは「Gee Baby 〜」、「Small Town Talk」、「Tennessee Blues」で昔何度もジェフや”故 ボビー・チャールズ” のアルバムで聞いたエイモスの独特のギター・フレーズを生で観ることが出来たことだ。また「Carolina Sunshine Girl」と「Tennessee Blues」では二人のコーラスも聞くことが出来た。
極めつけのインスト「Sleep Walk」でのベンディング+ボリューム奏法、ハーモナイズド・ベンディング、徐々にベンド・アップ&ダウン、タッチ&スライド、タッピング・ハーモニクス、などの技も相変わらずで星屑ばらまき状態の空間となった。
「Lazy Bones」の前には「ブラジル」と「真夜中のオアシス」のほんのサワリだけ弾いたりして(笑)。

どうしてもエイモスのギター・プレイに注目してしまうが、ジェフについても唄の上手さ&ルーツ・ミュージックに対する敬愛の深さを改めて感じただけでなく、エイモスがボーカルの時に絶妙なオブリガードを入れるジェフのフィンガー・ピッキング・ギターの伴奏も素晴らしかった。

今回のエイモスの使用ギターはエレキ・アコギとも昨年と同じだが、エレキのミドルPUはダンカンのクォーター・パウンド?みたいなものに交換されていた。だけど、PUの使用ポジションは全曲フロント(レース・センサー)のみで、チューニングの時だけミドルにしてたくらい。何か理由があるのだろうか。
ジェフのマーティン・シグネイチャー・モデルは一昨年と同じで、流石高級ギターだけあって良い音だった。

ライヴ後のサイン会で昔のジャパン・ライヴ盤ジャケとTシャツに2人のサインをしてもらい、スリー・ショットの写真も撮った。
サイン会ではエイモスの方は長い行列だったのに、ジェフの方は3,4人で終わってしまったので可哀想になり、ジェフと2008年に福岡でライヴ観たことなど話をして間を持たせたりした。
エイモスにサインして貰う時「Oh, Again!」と笑われたが、この理由は別の日記で(笑)。

(おかやま)

<10/5 岡山「MO:GLA」にて>
岡山駅近くの宿泊ホテルの裏口から”あくら通り”をずうっとまっすぐ進み、市電の通りにぶつかって右に歩くとビルの地下にそのライヴハウスはあった。
中はいかにもライヴハウスといった作りで、この日は70〜80席くらいの予定とのこと。
客層はやはり中高年が多いが若い人もけっこういた。

演奏曲目&曲順はやはりセットリスト(写真参照)どおりで、山口の時と同じように曲名・内容の説明と2人の漫才の中身もほとんど同じ(笑)。
ただ、この日の客の反応は山口よりかなり良く、2人もそれに応えるように熱演を繰り広げた。
この日にライヴ・レコーディングしてたら良かったのに、と思ったほど。

「Lazy Bones」の前にはやはり「ブラジル」を少し演奏したが、サワリというよりもっと長く続いて、ジェフも唄い出したりエイモスもフレーズをかなり弾いたりしたので、このまま本格的に始まるかなと期待した客も多く拍手が沸いたのだが、結局途中で終わって残念だった。

また、「Sleep Walk」では今まで聞いたことの無いフレーズのイントロが始まり、ベンディング+ボリューム奏法の組み合わせではなく、指板から脱落しそうな驚異の2音?ベンディングだけのフレージングなどエイモスのノリノリの演奏が最後まで続き圧倒された。もう辺り一面星屑だらけで埋れてしまいそうだった(笑)。

やたらにステージ上にエフェクター群を並べて無機質で安易な音作りをしているギター弾きが多いが、このエイモスや故 ロイ・ブキャナン のようにギターとアンプだけで自在にいろんな音の表現を編出す技術、心に染みる本当のギター・テクニックを学んで欲しいものだ。

2人で来るのはたぶんこれで最後という話だが、出来ればあの”ベターデイズ”再結成などバンド編成で来日して"Please Send Me Someone To Love"などやって欲しいものだ。もちろん”ポール・バターフィールド”がいないのはたいへん寂しいが。
チーボーさんの日記で、東京の様子を、、
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1598461554&owner_id=24615039&comment_count=14

(何という音楽のマジック 2010年10月09日01:43)

こんなに素敵な音楽のマジックを目の当たりにしてしまっては、どんな言葉も空虚に思えてしまう。

でも、余韻と感動が残っている今のうちに、感想めいたことだけを残しておきます。

ジェフ・マルダーとエイモス・ギャレット。
とにかく最初から最後までゾクゾクしっぱなしでした。

ジェフの艶っぽいボーカル。
エイモスの魔法のような指使い。

特にエイモスは何というギター弾きだろう。レコードを聞いて謎だったけど、生で見てもやっぱり謎だった。どうしたらあんな音が出るのだろう。

バックをサポートした日本人のバンド、BBBB(ブラック・ボトム・ブラス・バンド)、「真夜中のオアシス」を歌った中村まりさんもとても良かった。

麻田さんが、今回のツアーにはボビー・チャールズにも声をかけたと言っていた。
“Small Town Talk”に“Tennessee Blues”、そして“Walking To New Orleans”。
とりわけ、ラスト近くで演奏された“Walking To New Orleans”の時には「ここにボビーがいたらなあ」などと思ってしまい、涙が出てきてしまいました。

楽しくて暖かくて奥深いGOOD MUSICに浸り、溺れ、ひれ伏した2時間半でした。

ありがとうございました。

ライブ録音された東京は、クアトロのレポート、
スガ・スガヒコさんの日記からどうぞ、
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1598706699&owner_id=2120230

Geoff Muldaur & Amos Garrett Live@渋谷Club Quattro
昨夜、10月8日、友人の、今やアメリカン・フォークの権威とも呼ぶべき、さよなら"John Herald"さんかくと一緒に、渋谷クアトロにジェフ・マルダー&エイモス・ギャレットのライヴを観に行ってきた。

ジェフの粋な歌声は健在で、その声量にも圧倒された。エイモスのギターの艶やかさといったらない。あのエイモスの存分に肩の力が抜けたプレイを観てしまうと、例えばクラプトンなどのそれが物凄く仰々しく感じてしまうのだ。なんの気取りもない自然体から生み出される余りに美しいフレーズの数々に心から酔った。エイモスに関しては正直ほとんど聴いてこなかったが、大いに反省した。あの煌くようなスライドの音がまだこの胸に残っていて、思い返す度にうっとりしてしまう。できればこのライヴはスタンディングではなく、座席でしっかりと観たかったなあとしみじみ思う。

パーシー・メイフィールドやホーギー・カーマイケルらの作品にもうっとりだったが、ボビー・チャールズの「Small Town Talk」のカヴァーが良かったなあ。アンコールのラストで二人だけで歌った「Fishin` Blues」はなんだか泣ける演出で実に良かった。

途中で入ったホーンセクション単体の演奏は正直微妙だったが、ジェフらとの絡みは楽しかった。中村まりの「Midnight At The Oasis」は高音がきつく、こなれていない感じがしたが、いいアーティストなのでもうちょっと別の曲で歌わせてあげても良かったかも、とも思った。しかし細野晴臣、東京で参加すると思ってたのになあ・・・。まあいいけど。

おそらく、もう二人で来日する事はないと思うし(ふらっとまた来るかもだけど)、本当に観て良かったと思う。これぞ粋な音楽に心から酔えた一夜だった。

・・・話は変わって、同日の夜、さよなら"John Herald"さんかくの相方さんは友部正人のライヴに行くという事だった。しかも吉祥寺。友よ、次は逃すまい。
もっきりや、、、金沢のライブ・ハウスです。
その様子が、こちらに、、、

http://www.spacelan.ne.jp/~mokkiriya/
9月26日をどうぞ、、
swamp好きさんの日記
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1599978081&owner_id=2322760

ここ数十年でのライブ体験(回数は微々たるモノですが)の中で、今日のジェフ&エイモスのライブがベスト3には入る様な素晴らしい公演だったので、自分の記録も兼ね久々に日記に残しておきたいと思う。

10/8(金)の3連休前の日のライブのため、会社の周囲には多少迷惑を掛けながら午後半休を取り、一旦自宅(横浜)に戻り、それから渋谷クワトロに向かった。前々日・前日と夜10時まで残業していた為、疲れが出ていたが、「ライブイン・ジャパン」のCDを家で聴きながらウトウトしている内に、じわじわと興奮が高まってきた。 ライブ会場に早めに顔を出すとホール前が既に人の波、異様な高揚感に包まれていた。ライブ達人クラスの友人とご挨拶。私はライブ自体が約3ヶ月ぶり。入場番号は394番と遅かったが、仲間が溜まっているステージに向かって最前列右端に陣取れた。勿論立ち見。
以下、セットリストは各位から出ているので、私が個人的に強く印象に残った曲につきコメントして終ることとする。

【第1部】 ※My Tears Came Rolling Down
 第1部の初っ端の曲。実はGeoffのギターとボーカルが流れ始めると涙が出て来
 た。周りに友人が居るので悟られない様に涙をそっとぬぐう。40年来アメリカ
 ン・ミュージックの深遠部を優しく紹介し続けてくれたジェフ&エイモスへの
 感謝の念が噴き出した為か?
※Gee Baby Ain’t I Good To You
 Geoffのソロ大名盤「Is Having A Wonderful Time」は一時何回もターンテー  ブルに載せて聴いていたので音の流れを口ずさめるけどその録音時の音をきち っと なぞるかの様に、素晴らしいジャズ・バラッドに仕上がっていた。出来栄 えにブレの無い事に感動する。とりわけエイモスの間奏のギターが素晴らしか った。
※Hoagy Carmichael, Percy Mayfieldの2曲(Hong Kong Blues, River’s
 Invitation)
  いずれもAmosのVocalで。Solo公演の時から聴いているけど、改めて選曲の  巧みさ、音楽の豊穣さを味わせてくれる。ジェフのサイドに回ったギターやハ ーモニーもGood。
※Bobby Charlesの2曲(Small Town Talk, Tennessee Blues)
  Bobby Charlesの名曲2本立て。前者はちょっととぼけた感じのルイジアナ風 味の曲、後者はローカル叙情の曲を、ジェフのボーカル X エイモスのギター  と、両者の匠の技で聴く幸せ。後者には中村まりさんが薄っすらとハーモニー で参加。
【第2部】 ※Sleepwalk
  エイモスのギターインストの超絶技巧を楽しむ曲。ソロでジャパン・ツアー した際も聴いているが、今日はギターの神様が降り立ったかの様。気合が入り 集中してこの難曲を星屑奏法(私には技術的な注釈が出来ないので)で、完璧に 弾きこなす。大きな指がギターの上を交錯していたのは確か。兎に角、今迄で 最高の出来だったと確信する。
※Black Bottom Brass Bandが入った5曲(Please Send Me Someone To Love等)
  第1部と第2部の幕間に、BBBBが自分達の紹介を兼ねてパフォーマンス。
 私は彼等を初めて聴く。実力はありそうだけど正直、Geoff & Amosとうまくコ ラボ出来るのかなと少々不安が横切る。しかしそれは杞憂だった。バックのホ ーンセクション+太鼓に回った瞬間に自分の立場を弁えた音作りで渋く光り、 かつ楽曲を厚みのあるものにしていた。
 ジェフは、ギターはエイモスに任せ、Brass Bandの指揮を取りつつボーカルに
 専念と言うスタイルを第2部後半には採用。ジェフの力の入ったボーカルに圧倒 されたのだった。
  やはり最高だったのは、今まで封印されていたPercy Mayfieldの“Please Se nd Me Someone To Love”をキーボードの席まで行き、弾きながら歌った事だ ろう。 Better Daysが蘇ったかの様に、BBBBのホーンの大音量にも負けじと、 気力に満ちた力強い歌声が支配したのだった。エイモスの間奏のギターは勿論 絶好調で歌に奥行きを与えていた。
 歌の終了と同時に、津波のような客席からの拍手と賛辞と歓喜の声援(私も大  声を出した)が湧き起った。
つづき

【アンコール】
※Midnight At The Oasis
 中村まりさんが再びステージに出て来て、Maria Muldaurの代りに歌を担当。 
 私メ、これでもMM Fan Club日本支部会長の為、この歌にはチョイトうるさい  が、まりさんが、エイモスのソロライブで過去唄って来た中では、声も良く出 ていて今日が最上の出来だったと思う。間奏のエイモスのギターも録音時のス タイルを踏襲。ギターに酔った。
※Walking To New Orleans, Just A Little While To Stay Here (with BBBB)
 何とBobby Charles作の3曲目が登場。なるほどこれならBBBBがサポートするの
 には適切な選曲だ。Fats Dominoに書かれたゆったり目の曲。後者は確かジェフ
 がソロアルバムでギターとボーカルのみで演っている曲にジェフがアレンジを 指示したのか、ホーンがうまく被りバンドでの終わりを締めるには格好の仕上 がり具合に聴こえた。「The Secret Handshake」の英文で書かれた曲目紹介を 帰ってから見直してみたが、やはりNew Orleans絡みの曲らしく、Tomusanの日
 記にあったBBBBとのリハーサル紹介の全貌が漸く呑み込めたのだった。
※Fishing Blues
  BBBBやバンドの連中も花道から出て行き、ジェフとエイモスの二人だけにな
 ってOne Moreと言う事でいつも演奏するこの曲を弾きかつ歌い、全てが終了し た。
 音楽的素養とスキル(歌と演奏)に裏付けられたプロ同士が、気合を込めて集中 力を高め、ライブに立ち向かう姿勢とパフォーマンスにより、観客はこの上も 無い興奮と感動を与えられた、と総括しておこう。

最後に、麻田さん他トムズ・キャビンのスタッフ、有難うございました。麻田さん途中の間繋ぎのMCも面白かったです。Tom Waitsの件など。また良いアーチスト
を呼んで下さい。
mr.Tastyさん

先日は僕の日記に書き込み頂いてありがとうございました。

先日の渋谷クラブクアトロでのライブレポート、リンク貼っておきますね。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1599723391&owner_id=3712749

今後ともみなさま、よろしくお願いします。
水餃子 さん

ありがとうございました。
ひらげエレキテルさんの日記さんの日記より、
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1601215516&owner_id=386123&comment_count=2
”ジェフ・マルダー&エイモス・ギャレット”

ジェフ・マルダー&エイモス・ギャレット@渋谷クラブクアトロ。ジェフ&エイモスと言えば、1978年の名盤『ジェフ・マルダー&エイモス・ギャレット』で知られる盟友。二人での来日はライブ盤にもなった79年の公演以来、31年ぶり。

しびれた。特にエイモスのギターを生で聞くのは初めてだったので、とろけるような音色に心を奪われた。ジェフの艶のある歌も、一昨年の単独公演で聞いたときのまま。とろんとしたブルースに時の流れが淀む。ベース/ドラム/キーボードから成る日本人バンドの的確なサポートが素晴らしい。ゲストの中村まりさんもコーラスで花を添える。ホーギー・カーマイケルの「ホンコン・ブルース」、パーシー・メイフィールドの「リヴァーズ・インヴィテイション」といったちょっと癖のある、ブルース、ジャズ系の曲が続く。そして、故ボビー・チャールズの名曲「スモール・タウン・トーク」「テネシー・ブルース」・・・今回の来日に際して、ボビー・チャールズも呼ぼうとしたのだが、体調不良が理由で実現しなかったという。その後、ボビーは71歳で急逝した。「テネシー・ブルース」はこれ以上ないくらい切ない曲なのだが、どこか悲しみを和らげるようなところがある。苦いカタマリを心の底に残しながら、感情を解き放つような。

ここでジェフ&エイモスはいったん退場して、ゲストのブラック・ボトム・ブラス・バンド(BBBB)が客席後方から、ブラスを吹き鳴らしつつ登場。「わっしょいわっしょい」と会場を盛り上げる。かっこいい。わっしょいブギだ!わっしょいわっしょい!!

ジェフ&エイモスが再登場して、スリーピー・ジョン・エステスの渋いブルースや、エイモスがテレキャスでラップ・スティール・ギターのサウンドを再現する「スリープウォーク」を演奏したあと、再びBBBBがステージに呼び戻される。BBBBのパフォーマンスは最高だったけど、このクレイジーな連中が極渋のジェフ&エイモスとどう絡むのか・・・と思ったら、心配御無用。生きのいいブラス・セクションが加わって、ジャンプ・ブルースを。エイモスもここぞとばかりピッキピキのロッキン・ギターを披露・・・サイコー。ジェフがキーボードを弾きながら、「センド・ミー・サムワン・トゥ・ラブ」をやったのもよかった。ジェフ、エイモスが参加したポール・バターフィールドの『ベター・デイズ』で、ホーン・セクションつきでやっていたスロー・ブルースだ。

素晴らしい夜でした。これが最後といわず、また二人で来日してください。


みこべさんの日記さんの日記より
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1601143417&owner_id=6418852&comment_count=4
”カヌーな一日”

Live明け、遅めの朝食をとっていざ出発

エイモス達は釣り、ジェフや私達はカヌー。
紅葉が水に映って、本当にきれい
雪虫が飛んで、あと二週間ほどで雪が降ることを告げています。

静かで贅沢な時間が過ぎていく…。

3時を回った頃、エイモスがニジマスをヒット!
「エイモス!
ヒットを見せて!」
って言った直後だったから
「entertainer!!」
すかさず声がとんで大笑い
エイモスの嬉しそうな顔。
そしたらなんと続いて二匹目がきた
45?と41?!

もちろん夕食のメインディッシュになりました
ラバさんの日記より、
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1599760244&owner_id=1344329
”Geoff & Amos その1 《10/8 渋谷公演まで》”
10/8 朝
横浜と渋谷の2公演だけにしておこうと思っていたのに、
別構成になるであろう明日の仙台公演も、どうしても観たくなってしまった。
しかし、思いつくの遅すぎ。
もうトムスの前売りページは閉鎖になっているし、
仙台の会場へ電話するも誰も出ない。開店が夕方だから仕方ないか。
しかし、気持ちはさらに高まるばかりで、
チケットも無いのに仙台行きの新幹線とホテルまで押さえてしまうという、
勇み足。我ながらバカだ...orz

10/8 昼
マイミクのmr.tastyさんまで巻き込んで、どうにかならんもんでしょか?と
相談してみたりして(>その節はお騒がせしました・・・)、
焦る気持ちをtwitterで呟いた。

いやぁ〜、言ってみるもんですねぇ。。
twitter経由で「行かれなくなったのでチケットあります」と声がかかり、
すぐに食いつくと「渋谷に行くので、今日の会場で渡します」と返信があり、
さらに驚くことに「整理番号、気合いの1番です」

えええっ!

この期に及んで、なんすか、このミラクルチケット。
ありがたく、行かせていただきます!m(_ _)m


10/8 夜
チケットを譲ってくださる方に、さっそく開場前にお会いできた。
混み始める前にお会いできて良かった・・・
大盛況の渋谷クアトロ。
若者も散見するが、物凄く年齢層が高い。
中年熟年がライブハウスを熱くしている!
麻田さんも「ソールドアウトは久し振り。こんなに居るならもっと来て」と言っていた。
正直な気持ちだろう。
椅子席はほんの2列だけだったので、殆どのお客さんが立ち見のなか、
これもラッキーなことに座ることができた。

set 1
1. Tears came rollin' down
2. Carolina sunshine girl
3. Gee baby
4. Hong Kong blues
5. River's invitation
6. Small town talk
7. La Juanda
8. Tenessee Blues
9. Trouble soon be over

BBBB part
1. Jesus on a main line
2. ワッショイ☆ブギ

set 2
1. Heavenly grass
2. Drop down mama
3. Lazy bones
4. Sleep walk
5. Natural ball / w.BBBB
6. Knowbody knows / w.BBBB
7. Never Say Naw / w.BBBB
8. Please send me someone to love / w.BBBB
9. Sea Sea Rider / w.BBBB, 中村まり

anc
1. Midnight at the oasis / w.中村まり
2. Down to New Orleans / w.BBBB
3. Just a little while to stay here / w.BBBB
4. Fishin' Blues

つづき、、、

1st set はオナジミの曲で構成されたショーケース。なので説明は割愛。<手抜き〜

中入り挟んで、会場後部からセカンドライン式にBBBB登場。
ずっと前に一度見てるはずなんだが。。
かっこよくてかわいい。
ワッショイ☆ブギは、マイケルメドレーを挟んで盛り上がった。

2nd set は、静かめな曲 Heavenly grassから。
二人の掛け合いが楽しい Lazy bones のち、トロトロのSleep walkへ。
もう皆、エイモスにメロメロだ。

そして、先ほどの BBBB が再登場。
今度は譜面台があり、ホーンセクションとしてサポートする。
彼らのホーンアレンジもジェフの手によると思うが、
今日のこの一夜のためだけに書いたのだろうから、熱意に頭が下がる。
ホーンをバックにジェフはギターを置き、ハンドマイクで立って唄った。
しかも、Natural ball のオリジナルは、ジェフの vo ではないので、
これは貴重かも。
続いての Knowbody knows も、同じアルバム " I ain't drunk " から。
Never Say Naw では、怪しいスラーを響かせるエイモスに
絡みつくようなホーンアレンジ。
次のSea Sea Rider のコーラスに中村まりの登場では、
マリア〜と呼び出すジェフのお茶目。

アンコールの1曲目は、中村まりをフィーチャーして、
お約束の Midnight at the oasis。
この方は英語も完璧だし、個性的な声質も好きだ。
以前、エイモス単独で来たときにもオアシスを唄ったけれど
こなれてきている様子である。
もう一曲くらい歌ってくれればいいのに。

その後、BBBBがまた加わって、またもやセカンドライン風な仕上げ。
Just a little while to stay here 、このタイミングでの選曲もいいし、
ニューオーリンズ風のアレンジが意外と合うんだな〜。
歌詞に合わせるかのように、
混み合うクアトロのフロアを練り歩きながら後方へ去っていった。
音が自然とフェイドアウトしてゆく。

大勢のバックが去ったあとの最後の一曲は、二人で Fishin' Blues。
八木画伯のイラストが被る。
二人だけど、ステージには先ほどまで余韻が残っていて
賑やかで楽しげなアンコールの最後。


ああ、ため息が出るくらい・・・
本当に良いショーを堪能させてもらった!
今日は録音していたらしいので、ライブ盤のリリースが今から待ち遠しい。

さあ、この盛り上がりのまま
明日は仙台だ!
Geoff & Amos その2 《10/9 仙台へ》
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1600333678&owner_id=134432910/8 

クアトロ ライブ後
渋谷公演は大盛況で、1000人近くはいったとのこと。
Twitterで目にしたことには、山口公演は集客30人だったって。ホント??
(行けば良かったか??)

ライブ後のサイン会も長蛇の列だったので、
ジェフに軽く「明日行くよ!」と声を掛けたら、
「プレゼントがあるよ」と言ってポケットに入っていたカズーをくれた。
これは、横浜でムーニーさんも貰っていたカズーの色違いだ!
嬉しい〜
明日はこれにサインを貰おうと心に決めて、渋谷クアトロを後にする。


10/9 昼 あいにくの雨
老猫トラジには悪いけど、丸一日我慢してもらってお留守番だ。
沢山のフードを用意すると、怪訝な感じになる。「またお出かけにゃの〜?」と・・・
思えば、先週の仔猫騒動を引っ張っていたら、今回のこんな遠出は考えられないわけで、つくづく、何かに仙台行きを後押ししてもらっている様な気がしてくる。
ありがたい、ありがたい。。。

2時過ぎの新幹線。
ちょっとでもケチって自由席としたのがいけなかったのか?
間違えて、途中で山形方面へ切り離されてしまう後部車両の自由席に乗りそうに。
わざわざ駅員に訊いたのに。チッ
慌ててホームの端から端まで走って、仙台行きの前部車両へ滑り込む。
意外と空いていたので良かった。


10/9 午後4時
ほぼ2時間のトリップで仙台に到着。
ホテルは会場の近くで、駅からは2キロ近くあるためタクシー移動。
チェックインを済ませ、小休止。
身支度を調えてベニューへ向かう。
案の定、数分で到着した。やはり最寄りのホテルだったようだ。


10/9 午後5時半
2001年にボビー・キンメルとジェフが来日したときに
一度行ったことがある「サテン・ドール」というライブハウス。
着いてみるとすでに長い列が出来ていた。
並んでいる人に聞くと先着順での入場だという。

整理番号1番はどうなるのか!??

お店の人も「いつもこうしている」との無下なるお答え。。
と、そこへ麻田さんが登場。
高速渋滞に巻き込まれ、仙台まで7時間のドライブで疲れているようだから
ちょっと開演を遅らせてくださいとのアナウンス。
ついでに、整理番号のことを尋ねると、
トムスでの先行予約の30人までは先に入れるとのことで
安心して待つことにした。
楽器は運び込まれてくるものの、音出しもしないまま本番突入のようだ。
まあ、今までのツアーで2人だけのセットはたくさんこなしてきてるから
リハなしでも大丈夫なんだろう。

しばらく外で待たされたが、いよいよ受付けが始まったので遠慮なく最前列に陣取る。
たまたま隣に座った女性も、たったお一人でお見えになっている様子だったので
聞いてみたら、八戸からお越しだという。
お話を聞くとthe Band やスワンプ好きの女性で、お友達になれそうな予感。


10/9 午後7時半
そうこうするうちに、麻田さんのMCが始まり、
いよいよ御大の登場だ。
Geoff & Amos その3 《10/10 仙台サテンドール》
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1601084480&owner_id=1344329

10/10/2010 仙台サテンドール

set 1
1. Tears came rollin' down
2. Carolina sunshine girl
3. Gee baby
4. Cairo
5. Never say naw
6. Light rain
7. Hong Kong blues
8. Small town talk
9. Wild ox moan

set 2
1. Just a little while
2. River's invitation
3. I can't see your face
4. lazy bones
5. La Juanda
6. Tennessee blues
7. Sleepwalk
8. Drop down mama
9. Trouble soon be over

anc
Fishin' blues

---------
拍手の中、二人がステージに座ると、最前列だったのでジェフと目があった。
いきなり、電車できたの?と訊かれる。新幹線が止まってたらしいのだ。

この時、携帯の着信音の鳴る人が居た。
ジェフはすかさず「hello??」と突っ込む。
この人は、次の曲間でもまた着信。(演奏中じゃなくて良かったが)
同様に突っ込まれていたが、普通一度目で切るでしょ〜〜(怒)

良い調子で Tears came rollin' down からショーが始まった。
エイモスはチューニングが気になるようで、2曲目の前に調律に余念がない。
チューニングメータを一度はずして、ラインに繋げなおしたつもりが
またもやチューニングメータのシールドに繋げてしまい、
オフラインになったまま・・曲が始まってしまった。
あれれ?ラインが違うよね?と隣の人と顔を合わせる。
アコギだったので、前列では音はきこえたが、後ろの方のお客さんにエイモスのギターは聞こえていたのかな?
Carolina sunshine girl が終わると、麻田さんがステージまで来てギターのラインを確認する場面が・・・
エイモスだいじょうぶか〜??
そんな失敗があっても「This is a real life ! 」とうそぶくあたりはお茶目。
4曲目のCairoは、ジェフの新作Txas Sheiksより。
Henry Spalding という人が、生涯にたった一枚のレコード(裏表で2曲)を残したうちの1曲で、イリノイの Cairo の唄だそう。エジプトじゃないのね。。
Percy Mayfield の Never say naw から Light rain へと続き、
ホーギーカーマイケルやるよ、とエイモスがアナウンスすると、客席から歓声が。
ツアー初日に横浜で細野晴臣と一緒に歌ったんだよというMCののち、Hong Kong blues。
次のMCでジェフが、今度はボビーチャールズやるよ、とのアナウンス。
やはり歓声があがる。ジェフはそれを受けて、仙台〜ボビー〜Hip〜仙台〜Hipと言っていた。
Small Town Talkの始まりだ。うっとり。。
一部最後の曲はWild ox moan。
oxを説明するジェフは、神戸牛みたいなもん、と言いつつ角をジェスチャーしていた。

この曲で一部が終わり、セットブレイクになる。
ステージから降りてきたジェフが声をかけてきた。
話があるからちょっと来て、と。

どひゃーん(汗)

こっそり写真撮ってたの注意されるのかしらん??
ドキドキしながらついて行くと「よかったら打ち上げにおいでよ」とのこと。
きゃあ、嬉しい!

   
                  つづく、、、
つづき、、、


セット2は、Just a little whileから始まった。
渋谷ではセカンドライン風にアレンジされていたのだが、仙台バージョンはスタジオ盤に近い。
唄がエイモスに代わりPercy MayfieldのRiver's invitation。
次の曲はジェフのソロでしっとりと歌い上げる I can't see your face なので、
エイモスが席を離れる。ステージを去る時の小芝居が面白かった。
再びエイモスを呼び戻して、lazy bones 〜 La Junda はエイモスのvo.
エイモスは、後半になって、曲間の度に鼻をかんでいた。
曲はボビー・チャールズに戻って Tennessee blues.
ボビーがこのツアーに参加していたら一体どうなっていたんだろう?と、感慨深くなってしまう。
次のSleepwalkの紹介で、エイモスは、指が痛くって血が出てきちゃうんだよ、と冗談なのか本気なのか分からない感じで言っていた。
深ーいチョーキングとボリュームダイアルの合わせ技。
何度聞いてもとろける。
Drop down mamaでは、客席はクラップを求められ、皆盛り上がった。
最後の1曲ということでTrouble soon be over。
この幸せな時間もあとわずか。音に身をゆだねて楽しんだ。
盛大な拍手でアンコールを受け、直ぐにステージに戻る二人。
Fishin' bluesでは、エイモスが渋谷でもやっていたように、アロハシャツの魚柄をパタパタさせる。ちょっとウケてる。

大盛況の仙台公演もこれで終了〜。
感無量である。

ライブ後は、恒例のサイン会。
この後の北海道で売るものが残り少ないと、麻田さんが言っていたくらい、TシャツもCDも良く売れている。
素晴らしいウォッシュボードやギターにサインしてもらっているミュージシャン風の方々の後に、one more instrumental, please..と、昨日いただいたカズーを出したら、小さくて書きにくいのに丁寧にメッセージまで入れてくれた。
ああ〜ん、チュキ

この後、一行は、青葉城の麓にある雰囲気満点の焼き鳥屋へと打ち上げに移動するのであった。
この話はまた後日・・・

それにしても、ジェフ&エイモス奇跡の来日特集の"Wrangler Times"ってどこかで貰ったかな?
覚えがないんだけど。。。
ヒッコリーウィンドさんの日記の日記より、、
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1601766845&owner_id=13101459&comment_count=16
夢なのか現実なのかわからないような時間が何度もあった。これほど素晴らしい充実した音楽、出会い、感動の2日間があっただろうか。一番素晴らしかったのはライヴに
集まってくれたオーディエンスの人達。言葉にできないくらいの感謝である。ジェフとエイモス、スタッフのオードリーと麻田氏、北海道鶴居村ヒッコリーウィンド。ミュージシャンとオーディエンス、場所とが最高の調和と響きをもたらした。

 2001年にジェフマルダ―を初めてヒッコリーウィンドに呼んだ時の感動が当時の何倍にもなって帰ってきた。それを当日集まってくれた皆とジェフ、エイモスとも分かち合えたのだ。こんな素晴らしい時間や出会いはそう滅多にあるものではない。名演がどうとか客のノリがいい悪いとか遥か空の彼方。そこにあったのは素敵な人たちの溢れる笑顔と暖かさ、そして心からの感動だった。これ以上何を望むというのか。

 お客様の何人かに安藤さん、夢が実現したね!と何度も声をかけていただいた。
しかし私は気づけばそのエイモスとジェフがヒッコリーにいることよりもこの夢の実現によって多くの人に素晴らしい出会いと感動を一緒にシェアできたことこそ本望。
沢山のオーディエンスの笑顔を見るたびに本当に実現できてよかった。10年前の熱い
思いは今回でさらに熱くなり、そして改めて目指すものがはっきりしてきた。

 
      
                          つづく。。。
つづき、、、、


 ジェフとエイモスの二人だけの演奏と歌。
この贅沢さは言葉にならない。1+1が10のような感覚。それを存分に堪能した感じだ。ヒッコリーウィンドの新しい空間はエイモスのお墨付きでジェフも新しい空間をとても気に入ってくれての演奏だった。PAもオペレートさせてもらったのだがヒッコリーウィンドのライブの歴史上もっとも低いボリュームレベル。なんと10の目盛
があったなら今回は1.5しかアンプレベルがあがらないほとんどアンプラグ状態。
これは贅沢の一言。麻田氏いわくマイクも必要ないのでは?と言わせる音響状態。
ボーカル、ギターのどちらも素晴らしいナチュラルな響きをもたらした。これはオーディエンスにとって最高の音の感じ方であったはず。記録した音源がこのバランスのよさを物語っていた。

 夢のような奇跡の時間は翌日も続く。
ジェフとエイモスを連れて鱒釣りとクマゲラ探しのバードウォッチングツアー。
現場に到着して5分もたたないうちにいきなりクマゲラの声。
これが観たくて来ているジェフ。絶対にこのチャンスをものにしなければと気合を入れて探す。見つけた!かなりいい条件でスコープに入れてジェフに見せる。
彼の満面の笑顔。ジェフとその場で握手して同行している御客さんたちとクマゲラウォッチング。なんてラッキーなんだろう。

 カヌーを使いガイドをスタートする。エイモスは昨年お世話になった北海道は羊蹄山の麓でB&Bとガイドをしている北村さんと出艇。
北村さんも本当にジェフやエイモスを通じて出会った素敵な人だ。
私はジェフを乗せてカヌーを漕ぎだす。クマゲラをすでに見せているので本当に気が楽だったがエイモスがニジマスをヒットさせられるか。
 ところがまた奇跡が続く。エイモスが40cm越えの大物をヒット!そのときの
エイモスの興奮と我々ギャラリーの声援たるや。まるでお祭りのように盛り上がり
ついにエイモスが疲れたニジマスをランディング。一同大拍手で祝福するとこぼれそうな笑顔のエイモス。ジェフもさかんにエイモスをたたえている。

 この光景は本当に現実なのか?私はまた天を仰いだ。
ジェフはテネシーブルースの歌詞をカヌーの上で口ずさむ。
彼はなんどもこの素晴らしい時間をありがとうと口癖のように言ってくれる。
プリーズセンドミーサムワントゥラヴやスモールタウントークのシンガーとして
雲の上にいたジェフ。時間を飛び越えてしまった。

ジェフがもう一匹釣ってディナーにしようエイモスと言っている矢先にまたエイモスが40cm越えのニジマスをヒット!凄すぎる!ヒッコリーの夕食に素晴らしい
ニジマスのムニエルが並んだ。もちろんあっという間に骨と頭だけになる。
 エイモスはマコト!今日の俺はヒーローだろ?バーボンで祝ってくれないか?
エイモスからバーボンリクエスト。ノブクリーク9年でエイモスは乾杯。
最高だとバーボンを飲み干すエイモス。

夢のような時間。
最高の出会いと感動に溢れた2日間。
これもヒッコリーウィンドに集まってくれた素晴らしい人たちのおかげだ。
皆でシェアした最高の宝のような時間。

心から皆さんに感謝の気持ちを込めてありがとう!

こんなに素晴らしい時間を皆さんと共有できるならこれからももっと頑張っていける。すべてに感謝したいようなそんなジェフとエイモスのライヴとガイドだった。





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