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ミセス・シンデレラ研究会コミュの最終回、泰之の長い台詞。

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 最終回(Last Step)、光と教会で別れた翌朝。みずほの泊まっているホテルの窓の下
で、泰之はクラリネットを吹いた。酔っ払いにからまれ、みずほにイタリア語の謝罪を教
わった後、酔っ払いが去ってからの泰之の台詞である。

***********************************************************************

 お腹の子に聴かせたくて、練習したんだ。聴いてくれたか? (みずほ、無言で頷く)
その子は俺の子だよ。誰がなんて言ったって。DNAとか血液型とか、そんなこと関係
ない。俺がそう思うから、そうなんだ。俺とお前が、そう思えば、その子は俺たちの子供
になる。そうだろう、みずほ?

 俺はよくできた男じゃない。生まれてきたら、うろたえるかも知れない。他の男に走っ
たお前を、今だって殴り倒したくなる時もある。でも、夫婦ってそういうもんだろう。うろ
たえたり、迷ったり、時には相手のことを憎んだり、ふらふらしながら、それでも同じ方
を向いて歩いて行く。夫婦って、そういうもんだろう。

 俺だって一度は思ったさ。お前が好きな人と幸せにやっているのなら、男らしく我慢
しようって。でも、堀井さんから電話で、お前が一人でいるって聞いた。だったら、どう
して我慢できる。

 朝、目が覚めると、お前がいないんだ。夜、帰ってくるとお前がいないんだ。お前の
空気がそのへんにふわっと残っているのに、お前だけがいないんだぞ。エプロンも、
歯ブラシも、スリッパだって残っているのに・・・。お前のスリッパはお前以外に誰が
はくんだ。あんなレシピなんか役に立ちゃしない。あれで何を作ったって、お前の味
になりゃしない。お前の味がする味噌汁はお前以外に誰が作るんだ。夜中に目が覚
めて、お前が居なかったら、俺は誰に文句言えば良い。目覚ましを寝ぼけて止めち
まったら、誰が代わりに叩き起こしてくれる。会社で何かあって落ち込んで帰って
来た時、誰が関係ないこと言って、俺のこと笑わせてくれるんだ。そんなやつが他に
どこにいる。

 俺は、お前がいないとバラバラなんだ。自分で自分の靴下も見つけられない。わか
ったか! 俺がどんなにどうしようもない奴か。

 それでも・・・、それでも・・・、それでも俺が良けりゃ・・・、それでも俺が良けりゃ、俺
のところへ戻って来い。

コメント(17)

<sumikoさん>

>泰之さんのこのセリフにはとても感動しました。
>彼はとってもいい人でしたね。
>最初はなんて嫌な夫なんだろうと思っていました。

 最初は、本当にいやなダメ亭主でしたね。パジャマの上の裾をインしている様
なんて、マザコンというか、子供っぽさ全開でした。それが物語も序盤、第二話
(2nd Step)くらいから、徐々にですが、みずほへの思いが垣間見えて来ます。
だから、終盤、いきなり心を入れ替えたわけじゃないんですよね〜。

>でも私は光さんのほうが好きなんです。
>単純に役を演じている杉本哲太さんが好みじゃないからみたいです(^^ゞ

 わかります、わかります。女性ファンの大多数が光派である現実がありますか
ら。女性にとって、「光=内野聖陽」の魅力が、単純に「泰之=杉本哲太」の魅力
をはるかに上回っているのですよ。物語前半の泰之の言動はあまりにひどく、光
の言動は何もかもが素敵でした。いくら、泰之が反省し、言動を改め、終盤に男ら
しい優しさや潔さを見せても、大多数の女性ファンの判定は覆らなかったわけで
すよね。私だって、みずほが薬師丸ひろ子だからこそ、ここまでのめり込んでま
すので、ファンの気持ちはよくわかります。あっかんべー
光派です。

でも、この台詞には感動しましたし
最終回はこうでなくちゃ!と今では思います。
泰之もいい人になったと思いますよ。

杉本さんだったからこそ、内野さんが光って見えた・・・ということで
それはそれで役者さんとして素晴らしいと思います。

ドラマとしては、あの最終回しか考えられないし
あの最終回だったからこそ大好きですが、
現実に自分がみずほだったら光へ突き進みたいです(笑)

ただの雑談になっちゃいました、ごめんなさい。
<ぼのぼの?さん>

>光派です。

 コメントありがとうございます!わーい(嬉しい顔)

>でも、この台詞には感動しましたし
>最終回はこうでなくちゃ!と今では思います。
>泰之もいい人になったと思いますよ。

 私も物語前半は「光派」です。泰之も亮子も、序盤の言動が酷すぎました。あ
れじゃ、みずほがかわいそうです。みずほの涙で、私も何度落涙したことか・・・。
でも、ゆっきさんが強く主張されている通り、亮子は昔気質で厳しい姑でしたが、
終始言動にブレがなく、修正すべきは修正し、最後はきっちり自らの非を認め、
みずほを受け容れる度量がありました。泰之はなんだかふらふらしていましたが、
序盤からみずほに対して後ろめたさを感じているところが見られ、徐々に変わっ
て行きました。彼が終盤、突然心を入れ替えたのではないことは間違いないです
ね〜。本当に「いい人」になったと思います。

>杉本さんだったからこそ、内野さんが光って見えた・・・ということで
>それはそれで役者さんとして素晴らしいと思います。

 キャスティングの妙といえますね。「光=杉本哲太」だったら、ここまでロマンチ
ックな物語になっていないでしょうし、「泰之=内野聖陽」なら間違いなく、ミセ・シ
ンの最終回はハッピーエンドとして、女性ファンの支持を得たのは明らかです。杉
本哲太の泰之が大健闘したから、このドラマは面白かったですし、光も輝きを増
した。しかし、泰之を選択するという、みずほの決断が多くの女性ファンに理解され
なかったのは、制作者も大きな誤算だったと思います。
 ちなみに、このドラマの結末はみずほを演じた薬師丸ひろ子の意向を反映した
ものだとされていますが、この結末を知った内野聖陽が「・・・それじゃ、皆(視聴
者)が納得しない」と反論したという情報もあるそうです。光になり切っていた内野
にしてみれば、紆余曲折はあっても、「光はみずほと生きるのが最も自然」と考え
ていたのでしょうね。そう思うと、最終回のラスト、彼が寂しそうに遠くを見つめる
表情が生きて来ます。

 薬師丸ひろ子が、なぜ、みずほが泰之と新しいスタートを切る結末を選択した
のか、については、私は彼女の真面目な性格と、当時彼女が実生活で置かれて
いた環境に原因があるのではないかと考えています。映画出身で、テレビドラマ
主演を長い間躊躇していた薬師丸ひろ子にテレビドラマ出演を踏み切らせたの
は、当時、結婚していた玉置浩二だと言われています。ミセ・シンは彼女の連ドラ
初出演作品として企画され、97年4月に放映。次のクールはなんと、玉置浩二
主演の『こんな恋のはなし』が放映され、終了後に二人は離婚しました。おそら
く、二人は前年に離婚を決めていたのでしょう。離婚後、薬師丸が芸能活動をス
ムーズに再開できるよう、玉置は彼女の背中を押したのだと私は考えます。そう
すると、企画の方向性を決めた薬師丸の「意向」に納得できます。みずほと同じ
ように傷つき、寂しさを味わっていた彼女は、ドラマの中だけでも「家庭の形を取
り戻したかった」のではないかと思うのです。

>ドラマとしては、あの最終回しか考えられないし
>あの最終回だったからこそ大好きですが、
>現実に自分がみずほだったら光へ突き進みたいです(笑)

 ドラマとしては、みずほの決断を支持しながら、なお光派であるという、ぼのぼ
の?さんに、ぜひ、お聞きしたいことがあります!わーい(嬉しい顔)
 聴力を失った光が、みずほの身体やお腹の子供のことを一切口にせず、詩織
に手を引かれるようにしてローマに戻ったこと。そして、聴力を取り戻してから、
何事もなかったかのようにみずほへプロポーズしたことは、どう映っているのでし
ょうか? 私は、光自ら「あの時期、君と一緒にいたのは失敗だった」と述懐して
いるように、なんて愛のない、身勝手な行動だろうかと思ってしまいましたが・・・。
<ぼのぼの?さん>

>ただの雑談になっちゃいました、ごめんなさい。

 全然、「ただの雑談」じゃありませんよ〜。わーい(嬉しい顔)それにこれからも、思った
ことは自由に、どんどん書き込んじゃってください。楽しみにしています。
本当にいいセリフだなぁ。
初めの頃から比べて一人の男性がここまで成長した。これは感動です。

ドラマが進むにつれて、パートナーを思いやるコトが出来てきた。
男としての「器」が大きくなってきた。
この2点をドラマ内できっちりみせてきたからこそ、このセリフは恰好良い♪

初めの頃の「自分しか守らない」保守派のダメ旦那で、
このセリフを吐かれたら、キレますわ。
めちゃ情けないセリフにしかならないもの。

仕事も置いて、諦めた「チロ」も見つけ出してくれて、
そしてこの「セリフ」ですもん。
「誠実」をカタチにしたらこうなるんだろうなぁ。って思いました。

「ここに戻って大丈夫」と安心感を持てる男性になった旦那様。
王子様との未来は夢のようでふわふわして、居心地はいいのだろうけれど、
現実としては掴みきれない気がして。
あやふやな未来しか予測できない。とみちるは感じました。
うーん・・・。
王子様が「守ってあげなくちゃいけない」存在に思えてしまって、
「支え合える」旦那様のがいいな♪と思ったのでした。
<みちるさん>

>本当にいいセリフだなぁ。
>初めの頃から比べて一人の男性がここまで成長した。これは感動です。

>ドラマが進むにつれて、パートナーを思いやるコトが出来てきた。
>男としての「器」が大きくなってきた。
>この2点をドラマ内できっちりみせてきたからこそ、このセリフは恰好良い♪

 みちるさん、コメントありがとうございます!わーい(嬉しい顔)私もみちるさんのおっし
ゃる通りと思いますね。ミセ・シンはみずほと光の物語ですが、同時に、み
ずほと泰之の成長物語でもある。主人公みずほが精神的に大きく成長す
るのは当然ですが、特筆すべきは、前半のダメ亭主ぶりから徐々に挽回
していく泰之の成長ぶりだと思うのですね。そこがきちんと描かれているか
らこそ、最終回のこの台詞が説得力を持ってきます。

>初めの頃の「自分しか守らない」保守派のダメ旦那で、
>このセリフを吐かれたら、キレますわ。
>めちゃ情けないセリフにしかならないもの。

 本当です。あのままの泰之がこの台詞を喋ったら、さんざん好き勝手やっ
て来て、挙句の果ての「泣き言」にしか聴こえません。

>仕事も置いて、諦めた「チロ」も見つけ出してくれて、
>そしてこの「セリフ」ですもん。
>「誠実」をカタチにしたらこうなるんだろうなぁ。って思いました。

 みずほの流産騒ぎで大事な会議をすっぽかし、左遷ぎりぎりのところで何
とか踏みとどまって挽回した泰之にとって、今また、プライベートな事情で海
外に飛ぶなど相当の覚悟がなければできないでしょう。でも、最も困難なの
は、逃げたチロを保護することだと思います。これはかなりの難題です。それ
を成し遂げたのは、みずほへの愛を証明するものですね。

>王子様との未来は夢のようでふわふわして、居心地はいいのだろうけれど、
>現実としては掴みきれない気がして。
>あやふやな未来しか予測できない。とみちるは感じました。
>うーん・・・。
>王子様が「守ってあげなくちゃいけない」存在に思えてしまって、
>「支え合える」旦那様のがいいな♪と思ったのでした。

 みちるさん、核心を衝きましたね〜。私も終盤の光の失点は、とてつもなく
大きいと思いました。会員制レストランの中庭で、オーケストラとピアノで共演
した後の求婚には、正直、「どこまでも王子様なんだなぁ」とがっかりしました。
とてもロマンチックではありますが、高価な舞台装置にこだわる余り、肝心の
みずほの気持ちを全く理解していないのは、もはや二人の心が離れていたこ
とに他なりませんね。
 ちなみに、最終回の泰之のこの長い台詞の後、みずほと泰之は抱き合い、新
しくやり直すことになるシーンで、『Heaven's Song』が流れていますが、途中
でピアノからクラリネットに切り替わって、クラリネットが最後を締めます。

 これはみずほがピアノ(光)から離れ、クラリネット(泰之)と幸せに最後まで添
い遂げることを象徴しているように感じましたが、いかがでしょうか?

>ピアノからクラリネットに切り替わって、クラリネットが最後を締めます。

確かにピアノからクラリネットにバトンタッチされ、その後の展開に繋がっていますね指でOK


泰之はみずほに去られ、妻がどんなに大切な存在だったかを思い知ったのでしょうね。自分は身を引いても、みずほの幸せを一番に考え、何くれと世話を焼く泰之の成長を見て、今のこの人とならみずほは幸せになれるのに、泰之の元に戻ればいいのに、と後半ずっと思っていました。光は爽やかでスマートで、泰之のようなだらしなさ、みっともなさはありませんが、逆に考えると、人間臭さがないのです。生活を共にする人だという実態がわかないのです。夫婦とは、恋人よりも、もっと深いところで繋がっている。生活に根ざし、愛情を育んでいくものだと思うからです。

>その子は俺の子だよ。誰がなんて言ったって。DNAとか血液型とか、そんなこと関係 ない。俺がそう思うから、そうなんだ。


日本男児の典型のような強引さから始まり、お前がいなきゃ、俺はダメなんだよ!に、終わる長い台詞は不器用な泰之の精一杯の愛の告白だと受け取れ、涙が止まりませんでした。それと、私が退院した時、我が家の夫がポツリと言った「妻の有難み」についての言葉にも重なりましたしね。
こんにちは♪

FORRESTさん、ピアノからクラリネットに変わる・・・。ふっふっふっ。
このドラマって随所に内面的なコトを示唆する小物や音楽を巧みに使ってますね♪
どのシーンも欠けてはいけません。欠けると話が浅くなりますものね。
ストレートにナレーションやセリフにせず、
観る側に「ああ、そうだったんだ」と感じさせるトコロが上手い。

>これはみずほがピアノ(光)から離れ、クラリネット(泰之)と幸せに最後まで添い遂げることを象徴しているように感じましたが、いかがでしょうか?

みちるもそう思います♪心憎い演出だなぁと。

ただただ惜しむべくは、1stの大量のバラを見て、
「大盤振る舞いのお祝い」としたところに強引さが☆
いくら度量の大きいヒトでも疑わずに済ませる。なんてコトは考えられなくて。
むしろ「いくら使ったのよ??」ぐらい聞けば納得したのですがね〜。

なんなんさん、そうまさしくソレ☆「人間臭さ」!!
王子様は爽やかすぎて、スマートすぎて、「天上人」に思えます。

>生活を共にする人だという実態がわかないのです。

ですよね。うんうん。みちるもそう思います♪
なんなんさんの言葉がしっくりぴったりで、スっとしたぁ☆
うまく言えなくてもやもやしてたのが取れました。ありがとうです*^ ^*
<なんなんさん>

>泰之はみずほに去られ、妻がどんなに大切な存在だったかを思い知ったのでし
>ょうね。自分は身を引いても、みずほの幸せを一番に考え、何くれと世話を焼く
>泰之の成長を見て、今のこの人とならみずほは幸せになれるのに、泰之の元に
>戻ればいいのに、と後半ずっと思っていました

 泰之は物語序盤こそ酷い亭主ですが、徐々に良くなって行きますね。彼が偉い
のは、みずほの真価に気づきながら、みずほが光を選んだということを理解し、尊
重しようとしているところなんです。それは彼自身、みずほを不幸にしていたという
自覚があるからに違いありません。みずほに亮子を押し付けたまま、自分は会社
の部下と不倫をしていたことを深く恥じ、後悔していたと思います。だからこそ、自
分は男らしくあきらめようと決意したのですね。そして、さらに偉いのは、光からみ
ずほが一人でいると連絡を受けた時、全てを水に流し、新しくやり直したいと素直
に行動できたことです。これは実際に心で思っても、男の面子が邪魔をして、なか
なか実行できない「勇気ある行動」と思います。

>光は爽やかでスマートで、泰之のようなだらしなさ、みっともなさはありませんが、
>逆に考えると、人間臭さがないのです。生活を共にする人だという実態がわかな
>いのです。

 王子様の時は確かに、爽やかでスマートで生活臭を感じさせませんね。でも、聴
力を失った時、自暴自棄になって暴れたり、抜け殻のようになって詩織に手を引か
れるようにして、みずほの元を去ったのはいかがでしょうか? 私はあの時の光は
みずほのことを全く気にかけず、嫌いなのですが、反面、彼の持っていた弱さ(人
間らしさ)が全て暴露されていたように感じました。

>日本男児の典型のような強引さから始まり、お前がいなきゃ、俺はダメなんだよ!
>に、終わる長い台詞は不器用な泰之の精一杯の愛の告白だと受け取れ、涙が止
>まりませんでした。

 光派のミセ・シンファンには、この泰之の台詞は評判が悪いのですが、泰之が物
語後半から終盤にかけて見違えるように成長したからこそ、心に響くものでした。泰
之の成長を評価するか否かで、この台詞はまるで違った意味に聴こえてしまうのだ
と思います。私も最終回を観るたびに、教会での光との別離シーンよりはるかに、
このシーンは泣けます。

>私が退院した時、我が家の夫がポツリと言った「妻の有難み」についての言葉に
>も重なりましたしね。

 それこそ、ご主人はなんなんさんの入院期間中、「なんなんさんがいて当たり前
の家庭」の有り難味を痛感したのでしょうね。我が家でも、私が病気で寝込んでも
変わりありませんが、家内が寝込むと火が消えたように家の中が暗くなります。家
庭の中心は私ではなく、家内だなぁとつくづく思いますよ。あっかんべー
<なんなんさん>

>確かにピアノからクラリネットにバトンタッチされ、その後の展開に繋がっていますね

 この部分、レスを忘れました。わーい(嬉しい顔)ご賛同、ありがとうございます。何度
か最終回を見直すうちに、「クラリネットが締める曲だったんだと初めて
気づきました。みずほが泰之と新しいスタートを切ることは、やはり必然
だったなぁと、この曲の最後を聴きながら、つくづく思った次第です。
<みちるさん>
>1stの大量のバラを見て、
「大盤振る舞いのお祝い」としたところに強引さが☆
いくら度量の大きいヒトでも疑わずに済ませる。なんてコトは考えられなくて。
むしろ「いくら使ったのよ??」ぐらい聞けば納得したのですがね〜。

そうですよねexclamation ×2二百本はあったと思います。バラ1本420円として〜・・・(苦笑)せこく計算している自分がいました。「大盤振る舞い」では済まないですよね〜あせあせ

<FORRESTさん>

>聴力を失った時、自暴自棄になって暴れたり、〜

たしかにこの時は王子様ではなく、取り乱した人間でした。

みずほに向って「君の愛した作曲家、堀井 光はもういない!(こんな感じの台詞)」
と光が言った時に、この人ナルシストなんだな、と思いました。才能ある作曲家という鉄壁の鎧がなければ、光はとても弱い人で、きっと、みずほが側にいても音楽がなければ、死んでしまうのではないかしら?と思いました。

<なんなんさん>

>みずほに向って「君の愛した作曲家、堀井 光はもういない!(こんな感じの台詞)」
>と光が言った時に、この人ナルシストなんだな、と思いました。

 その前の台詞が、「・・・僕たちは間違いだった。人を傷つけるような恋をし
た報いがこれだ。僕は音楽を奪われた。もう、終わりだ」なんですよね。これ
を聞いた時、あぁ、この男の覚悟はこんなものだったんだなぁと冷めた思い
がしました。そして、なんなんさんご指摘の台詞。みずほが愛していたのは
「世界的な音楽家だったから」と聞こえかねない言い草です。さらに冷水を
浴びせられた感じです。

>才能ある作曲家という鉄壁の鎧がなければ、光はとても弱い人で、きっと、みずほが
>側にいても音楽がなければ、死んでしまうのではないかしら?と思いました。

 正に、そこです。だから、曲りなりにも安アパートで二人の生活が始まった
時、みずほは生き生きと輝いているのに、光はぶっきら棒で「目の前の幸せ」
にはまるで目を向けない。抜け殻のように、詩織の言うがままみずほのアパ
ートを去ってしまう。いくら精神的に落ち込んでいたとはいえ、あの時、聴力を
回復するため、愛(みずほ)ではなく財力(詩織)を選んだのは間違いありま
せん。病気が治ってからは、憑き物が落ちたように再びみずほへの愛を思い
出すのは、詩織に対してもどうなのかなと思いました。
<みちるさん>

>>これはみずほがピアノ(光)から離れ、クラリネット(泰之)と幸せに最後
>>まで添い遂げることを象徴しているように感じましたが、いかがでしょうか?

>みちるもそう思います♪心憎い演出だなぁと。

 みちるさんも気がつかれていたのですね〜。それにしても、泰之はクラリネッ
トが昔から吹けたのでしょうか? 浮気相手の部下から「課長も何か楽器をや
ったら?」とアドバイスを受けた時、明らかに何か去来したような表情を見せま
した。

>このドラマって随所に内面的なコトを示唆する小物や音楽を巧みに使ってますね♪
>どのシーンも欠けてはいけません。欠けると話が浅くなりますものね。
>ストレートにナレーションやセリフにせず、
>観る側に「ああ、そうだったんだ」と感じさせるトコロが上手い。

 私もそう思いました。指輪、ワイン、にごり酒、チケット、薔薇でトゲを刺した時
の指先の血、『セロひきのゴーシュ』の絵本、ドアの鍵、砂浜で拾った貝殻など
など。小物をきっかけにして、登場人物の内面描写をすることが多いですね。

>ただただ惜しむべくは、1stの大量のバラを見て、
>「大盤振る舞いのお祝い」としたところに強引さが☆
>いくら度量の大きいヒトでも疑わずに済ませる。なんてコトは考えられなくて。
>むしろ「いくら使ったのよ??」ぐらい聞けば納得したのですがね〜。

 亮子の性格からして、「ワインとガラス細工のお返し」と素直に解釈するのは、
やはり無理がありましたね。鉢のひとつや二つだったら、そう解釈しても不思議
はないでしょうが、なんせ、あれだけの量です。普通の人だったら、間違いなく
「いくらかかったのか?」考えないはずがありません。みずほが父・健次郎に勧
められて、自分の誕生日に亮子に何かプレゼントをしようと思った時にも、亮子
は素直に「ありがとう」とは言いませんでしたから・・・。薔薇の鉢を抱えながら、
「大金使ってもったいないじゃないの」とは言ってますが、さほど心証を悪くして
いるようには見えません。「こんなに無駄遣いして・・・」と小言があって当然だっ
たと思います。

<なんなんさん>

>そうですよね二百本はあったと思います。バラ1本420円として〜・・・(苦笑)せ
>こく計算している自分がいました。「大盤振る舞い」では済まないですよね〜

 実は、このシーンを観た時、こんなにたくさん薔薇を買ったらいくらになるのか、
なんなんさんに伺ってみたいなぁと、ずっと思っていました。あっかんべー
 ざっと数えてみましたら、玄関からリビングまでの廊下で160本くらい、リビン
グと和室で500本くらいはありそうです。単価420円だとすると、概算で700
本として294、000円。ざっと30万円はかかっていることになりますね。とても
「普通の主婦」がへそくりで何とかできる金額ではありません。光がいかに財力
があるかと同時にお茶目で、しかもみずほの感想に大きな衝撃を受けていたか
が理解できると思います。ちなみに、私はこのシーンを観た時、なんだか嬉しくて
可笑しくて、笑ってしまいました。
>病気が治ってからは、憑き物が落ちたように再びみずほへの愛を思い
出すのは、詩織に対してもどうなのかなと思いました。

詩織は自分のことよりも、光の幸せと才能を伸ばすことを考え、報われなくても献身的に光に尽します。でも、みずほにとっては恋敵的な存在なので、ドラマではあまり良い描き方がされていませんけど、詩織はえらい人だと思います。ラストで光との家庭が持てた所を見て、「よかっね!」と思いました。


FORRESTさん、バラ420円は普通のお店の値段です。高級店はもっとしますよ〜
あせあせ
>私はこのシーンを観た時、なんだか嬉しくて
可笑しくて、笑ってしまいました

あまりにも豪快すぎて、嫌味よりも、茶目っ気を感じましたねわーい(嬉しい顔)
<なんなんさん>

>詩織は自分のことよりも、光の幸せと才能を伸ばすことを考え、報われなくて
>も献身的に光に尽します。(中略)
>詩織はえらい人だと思います。ラストで光との家庭が持てた所を見て、「よか
>っね!」と思いました。

 同感です! 詩織は好きになれませんが、このドラマで最も軸がぶれていない
キャラだったと思います。光とみずほの関係を知っていながら、あえて光を責め
ないし、みずほに対してもほとんど文句を言いません。ひたすら自分ができるこ
とを行いつつ、「ただ待つ」のが詩織です。ラストのシーン、詩織は幸せでしょうが、
あの家庭の雰囲気では光は息が詰まるのではないか思えました。

>バラ420円は普通のお店の値段です。高級店はもっとしますよ〜

 おぉ、そうでしたか!! だとすると、50〜60万円は使ったかも知れませんね。
欧州の演奏旅行でみずほのために買ってきたお土産の陶製人形も、高そうな感じ
がしました。

>あまりにも豪快すぎて、嫌味よりも、茶目っ気を感じましたね

 間違いなく、「光=内野聖陽」のキャラのおかげでしょうね。彼の爽やかさのおか
げで、キザったらしい言動が素直に受け容れられますから。指でOK

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