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ノムリエ協会コミュのスイスワイン専門のインターネットショップを開きました

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みなさん、こんにちは。スイスワイン専門のインターネットショップを開きました。
長文ですが、以下の通りご案内文を作成致しましたので御紹介させて頂きます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 みなさん、こんにちは。
 ワイン好きが高じて、スイスワインショップをオープン致しました。
といっても、インターネットショップです。ワイン提供はリーベフェルドと
いう所にあるサルヴェイ社と提携致しました。ここのオーナーのお兄さんは
南ドイツでワイナリーを経営している、ワイン一家です。

 私は一時期日本の商社で酒類部門に属し、ワインの輸入販売に携わって
おりました。その関係もあって、今も趣味はワイン鑑定。色々なワインを
試し、それがどこで、どういうブドウから作られ、どの様に醸造されたか、
保存はどうか、などを鑑定します。楽しみながらも飲みますが、さらにその
ワインの歴史や文化的背景を調べるのも趣味のうちです。もちろん現地にも
赴きます。

 スイスに来てから色々な所に行きましたが、私の旅行は独特で、ワイン産
地巡りです。スイス中は無論のこと、ドイツ、フランス、イタリアへと足を
伸ばしております。そこでぶどう畑や様々なワイン関連施設を訪れたり、醸
造家の方々と会いながら試飲させてもらいます。夜ワインバーに立ち寄って
地元のワインを試すのもとても楽しみです。
 そのワイン旅行の一部はホームページで公開しています。

http://swiss.wonderful.to/wine/

 そして日本人にはまだまだスイスワインは知られていない事から、その紹
介のためにもスイスワインを販売する仕組みを作りたいと思っていました。

 スイスワインを販売している所は、インターネットでも何件かみつかるの
ですが、スイスワインの紹介を目的としたお店というのはまだありませんで
した。ですので、これが初の試みとなります。

 まずはスイスワインを知るための12本というテーマでワインを選定し
ました。日本にに送る本数として12本までが個人輸入として簡単に出来る
からです。しかし、紹介したいワインはまだまだあります。これらは徐々に
リストに加えて行きたいと思っています。

 他にも私が旅行して見つけたお勧めヨーロッパワインというのも考えて
います。ボジョレーで今まで飲んだことのないすごいものとか、80年代も
ののシャトーグリエとか、日本では入手不可能だけれども、スイスから送る
ことは出来るワインもゆくゆくはリストに加えたいと思います。

 また、日本以外に住んでいる方の為、日本以外への配送も致します。無論
スイス国内への配送も致します。この場合は1回の配送に何本でも送ること
が可能です。リスト以外にもリクエストがあれば対応致しますのでお気軽に
ご相談下さい。スイスワインショップ、ご愛顧の程をお願い致します。

http://wine.umai.ch/

ショップ管理人 高川@ベルン

【何故スイスワイン?】

 スイスワインはあまり知られておりません。しかしスイスはれっきとした
ヨーロッパのワイン生産国で、原産地統制呼称を持つ高品質なワインを生産
しております。何故、スイスワインはあまり知られていないかというと、主
な理由は二つあげられます。

 スイスは日本と同じく山国で国土の7割以上が山地となっています。従っ
て、ブドウの栽培面積も限られたものとなっており、スイス国内で生産され
るワインの量より、消費されるワインの量が上回っています。すなわち、
ワインを生産しても消費に追いつかず、足りない分は輸入に頼っているのです。

 スイスワインの多くは地域内消費の市場に依存しているのと、少ない耕作
面積を最大限に利用するため、山間部の急傾斜地にブドウ畑が開拓されてい
る為、機械化や大規模化が進んでいません。そのため小規模醸造家が多く、
手作業でブドウの栽培と収穫を行っています。多くのスイスワインは輸出商
品になれないのです。

 また、この様な事情の為、定評のあるスイスワインはスイス国内でさえ入
手が困難になっています。醸造所に行って入手出来ればいい方で、新規顧客
を取らない醸造所もありますし、販売は1週間にたった2時間という所もあ
ります。

 スイスワインはこの様な事情でスイス国外に出ることがあまりないので
す。しかし、スイスアルプスの清涼な水と空気を一杯に吸って育まれた
スイスワインは、瑞々しくフルーティでとても美味しいものです。しかも
ほとんどのスイスワインはこの様な山間部産のため、手間の要る手入れと
手摘みによる、大変人手のかかった「手作りワイン」なのです。スイス
ワインは丹誠込めて造られています。

 世界中の国の人が一度は訪れたい、住んでみたいとあこがれる国スイス。
スイスワインも一度は飲んでみたいという声を沢山聞きます。しかし、
スイスワインのどれから飲んでみたらいいの?と尻込みする人も多くいま
す。しかもスイスワインをスイス以外で見かけるのは希です。

 そこでスイスワインを探求し、スイス各地を訊ね歩き、一度試飲した上
で、これはお勧めというものを選んで、インターネットから注文が出来る
ようにしました。スイスワインを飲んでみたいが、スイスワインはわから
ない、色々なスイスワインを試してみたい、という人のためのスイスワイン
ショップです。

【スイスワインはどんなワイン?】

 スイス以外ではなかなかみかけない、スイスのブドウ畑から収穫され、醸
造されたワインで、多くは山間部で大変な手間と手摘みによって手作りされ
たワインがスイスワインです。赤、白、ロゼ、スパークリングと作られてい
ます。辛口から甘口まで色々な種類のワインが造られています。

 スイスの全ての州でワインが生産されています。ですが、ほぼスイスの公
用語、フランス語、ドイツ語、イタリア語の使われる地域別でワインの特徴
が異なります。因みにもう一つロマンシュ語という公用語があるのですが、
これを話すのはスイス人口のわずか1%で、グラウビュンデン州の山間部で
使われています。

フランス語圏ワイン

 フランス語圏ワインは、シャスラぶどうを使った白ワインが中心です。
しかしヴァレー州では赤ワインの比率が高くなっており、同州では
ウマーニュ・ルージュなどの地ブドウを使った、高品質な赤ワインが作られ
ています。同州には地ブドウが多く、栽培葡萄品種は主なものでも31種類
あり、ワインが造られています。スイスの地ワインの宝庫です。

 フランス語圏の主要なワイン産地は、ジュネーブ州、ヴォー州、ヴァレー
州、ヌーシャテル州、フリブール州、ベルン州ビール湖岸です。フランス語
圏のワイン生産はスイス全体の76%に登ります。フランス語圏ワインが
スイスワインの顔だとも言えます。

 特にヴォー州のレマン湖沿いの地区が注目されており、ローザンヌから
モントルーのレマン湖沿いに広がるラヴォー地区は世界遺産にも登録され
ています。ヌーシャテル州ではピノ・ノワールから作られるロゼが評判で、
ウイユ・ド・ペルドリ(山鶉の目)と呼ばれています。ヴァレー州のフィス
パーターミネンのブドウ畑はヨーロッパ一の標高にあり、地ブドウのハイダ
が植えられています。

ドイツ語圏ワイン

 ドイツ語圏ワインは広範な地域が含まれますが、スイスワインの生産比率
からすると17%です。面白いのが、この生産比率の76%と17%が言語
圏別の人口比と逆になっていることで、ドイツ語圏が7割強、フランス語圏
が2割弱の人口比となっています。この様に広い地域にブドウ畑が点在して
いるのがドイツ語圏の特徴ですが、主には東スイスを流れるライン川の流域
でワインが生産されています。

 主要なワイン産地は、多い順に、チューリッヒ州、シャフハウゼン州、
グラウビュンデン州、アールガウ州、トゥールガウ州です。

 ドイツ語圏は赤ワインの比率が高く、特にグラウビュンデンやシャフハウ
ゼンは8割以上が赤ワインになっています。葡萄品種はピノ・ノワールが主
に用いられます。スイスドイツ語圏ではピノ・ノワールをブラウブルグン
ダーと呼んでおり、シャフハウゼン州では自州を「ブラウブルグンダー
ランド」と銘打っています。フルーティなものから樽熟成された力のある
ものまで多様なタイプの赤ワインが作られています。

 白ワインはトゥールガウ州出身のミューラーさんが品種開発したミュー
ラートゥールガウやピノ・グリなどが生産されています。ミューラートゥー
ルガウは何故かスイスではリースリング・シルバネールと呼ばれることが多
く、中辛口のフルーティなワインが造られます。ピノ・グリからは辛口の力
のあるタイプのワインが造られます。

 グラウビュンデン州はライン川の源流に位置しており、同州のトマ湖と
いうアルプスの湖からライン川が発しています。まさにグラウビュンデン
ワインはライン川源流ワインと呼べるものです。グラウビュンデンより下流
に位置するフランスのアルザスやドイツのラインワインに共通した特徴を
持ち、その源流だけあってこれらのワインより清涼感の溢れるワインが育ち
ます。

イタリア語圏ワイン

 イタリア語圏ワインはそのほとんどがティチーノ州のワインで、それと同
州に接するグラウビュンデン州のほんの一部がイタリア語圏ワインに含ま
れます。スイスワインの生産比率は7%で、少ない様に見えますが、州別の
生産比率でみると、1位ヴァレー州、2位ヴォー州、3位ジュネーブ州に次
いで、ティチーノ州は第4位についています。

 主なブドウ品種はメルロで、黒ブドウのメルロから赤、ロゼ、白、スパー
クリングまで作ります。ボンドーラという地ブドウもあり、それからふくよ
かなワインが造られますが、地元で消費されてしまい、スイス国内でさえ流
通しません。

 ティチーノ州は州の水系を2分するチネリ山を境にして、ベリッツォーナ、
ビアスカ等が位置する北部のソプラチネリ、ルガーノ、メンドリージョ等が
位置する南部のソットチネリに分けられます。ソットチネリの土壌が、フラ
ンスのボルドー地区で特にメルロー種に適した土壌を持つポムロールと同
じであることから、ポムロールワインに似たワインが生産されます。北部の
ソプラチネリは土壌にミネラル分を多く持ち、ワインもミネラルを含み、
長い熟成の後に本領を発揮するワインが造られます。

 この他、接ぎ木のために北アメリカから輸入された、アメリカーノ種から
も少量ですがワインが造られており、巨峰に似た独特な香りを持つワインと
して地元で飲まれています。ティチーノ産のグラッパにも良く用いられてい
ます。

 スイスワインショップは

http://wine.umai.ch/

お越しをお待ちしております。

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