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食WEB研究所コミュの稲荷小路の現地調査をしました。

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ステージ1の中に報告した「現地調査」をこちらのトピックに移します。

以下、11月14日(月)22:00〜23:30に行った調査の報告とそれをふまえての気づきです。

調査者は、石井力重1名。
調査方法は、
・稲荷小路の「看板」を1つ1つ全て撮影する。
・稲荷小路を端から端まで徒歩で進み、様子を動画撮影。
・簡易的なフィールドワーク。
 虎屋横丁方面から稲荷小路の様子を観察しメモを記録。
 歩く人と常にそこにいる人(客引き)のしていること。

写真などは、代表的なものを掲載します。
非掲載分には、膨大な写真と動画があります。

コメント(26)

(11月14日深夜の投稿を再掲しています)

先ほど、稲荷小路にいってきました。
時間帯は、午後10時〜11:20。

まず、端から端まで
(広瀬通から、定禅寺通りまで)
「稲荷小路」の写真を全て撮影しました。
次に、逆にむかって、デジカメの30秒動画(9セット)で、
人の歩いてくる通りの様子を撮影しました。
それでいくつかの気づきがありました。

まず、看板の高さ。
以前の提供写真の上についている横長の「稲荷小路」の看板は
高さ4mくらいです。
人間の身長が1.7m位ですから、看板の高さは
人間の背丈3つ分くらいです。

その下についている「たてながの看板」ですが、
それは高さ3mくらい。人間の背丈2つ分です。

看板の増したから手前4〜5mでみると、
看板は45度を見上げることになります。
普通街中で人通りが多いときに、
そこまで視線をあげることはあまりないですね。

看板間の距離は店舗一つ分〜2つ分です。
だいたい、看板の真下にたったとすると、
次の看板なら、仰ぎ見ないでも視界にはいります。
(仰角で20度位か)

しかし、その遠さでの看板では、
ぱっとみ、大きな文字が「ちょん、」と見える程度です。
現地の感覚的には。
どうも、横長の看板はどの通りも広告は入らず、
その下の縦長の看板が広告スペースのようです。
今回もケースも、縦長を50基利用するのかもしれません。

(★後日わかばやしくさんから、連絡あり。
 縦長、横長の両方を使うことになりそう。とのこと。)

看板の柱は稲荷小路の両側がわに、交互にたっていますが、
しだいに、交互でなく対面になってたっている部分もあります。
それは太い通りとの交差ポイントです。
それらの看板の背景となるものは、
店の壁、他のネオン、であり、
人間の認識的には、文字情報(派手看板)のなかに、
とけこんでいて、
「稲荷小路」の看板は相対的に認知されにくいものでした。
(トップの写真参照ください)
それから、稲荷小路(広瀬通がわから定禅寺どおりまで)を
歩ききるのにかかる時間はおよそ4分30秒。
立ち止まることなく、目的を持っている人が歩く速度です。

人が歩く速度が落ちるのは、太い通りの交差ポイント。
そこには車と人の流れが横断するので、
その前後から流れがおそくなります。

そういう場所には、目印があります。
客引きの人々が3名以上います。
店舗前のテリトリーエリアでないし、
客もそこで停滞・滞留するためのようです。
さて、人の視線の動線を観察。
彼らは看板をどのように見ているのか。

観察場所:稲荷小路と虎屋横丁の交差ポイント。
状況:客引きが常時3〜6人うろうろしているところ。
時間帯:夜10時だい(月曜の夜、時折雨がぱらつく)
「こんな人が、そこを歩いている人」

・一人であるきながら、飲み屋に向かうサラリーマン(30〜50代)
・大学生、若者(男性)の2人組、ついで5人組がおおい。
・カップル(20台後半から、30代台前半)
・高齢の爺さん2人組
・20代前半の女性二人組。(声かけられることに抵抗がない)
・20代後半の女性。(界隈のしごとがおわってかえる風)
・界隈ではたらく人。前掛けなどをちゃくよう。それから客気引き風。
などなど。
大体、通る人を以下分類。

「60%は、足取りが目的地をもっている感じの人たち。」
まっすぐにさくさく歩いていく。
ときおり客引きがうるさいが、
基本的には、前方か、やや下(前の人の背中くらい)を見ている人。

「次の20%が、酔っており、移動速度が遅い人。」
視線移動はふくざつ。路面店の雰囲気をみまわしながら、あるく。
客引き引きが声をかける確率が高い。
半数は避けるが、半数は、会話して、彼らの店もしくは、
「薬局どこ?」とかの問いかけ、客引きはそれに対して
ナビゲーション的に情報を提供している。
「残り20%が、地理に不案内な人。」
うろうろしながら進む。
時々速度を落とすが立ち止まりはしない。

彼らにも、客引きが頻繁に近づくが、警戒心が顕著で、
話さない。
しかし、目的地を探したり迷ったりている。
看板を見る人もいるが、少数。
基本的には、視線は、水平かつ、遠くをサーチする雰囲気。
それから、時間帯によると思うが、
のみ終わって店から出てきた人が
「おれ定禅寺側にかえります、あれ、こっちだっけ?」と
やっている。

時々間違って移動していってしまう。

不思議と彼らには、
客引きはあまりしつこくコンタクトしない。
客の財布が閉じたことを感じる、からなのか。
それで、視線の動きをざっくりまとめるとすると、
「水平」もしくは「やや下」を向いている。

客引きがいると、視線はどこかにそらされて、
「横の店の入り口メニュー」や「すこし前方の道路」
をみる、傾向にある。

看板を仰ぎ見ることは非常にまれ。
遠くの看板は、背景としてみにはっているようだが。
以上、現地観察の様子でした。

石井の持っている写真と動画データをどこかに
共有したいのですが、どうしようかまよっています。
重いので。アップが大変。
いかに、現地で観察してみての気づきを書きます。

人々の視線が向かう先は
「水平方向」もしくは「下方向」。

水平方向の情報は、
「メニュー」
「ラーメンのディスプレイ」
「店の女の子の写真」
「店構えの雰囲気」

下方向は、
「自転車にぶつからないように」
「段差、躓くものがないか」
をときどきみる。
基本的に、情報はほとんどなし。

ということを考えると、
路面上に何らかの情報を出すことは、
注目度、認識度は非常に高そうだと感じる。

看板はそこを歩く人の視線としては
高いすぎる位置にあり、
そのものを見ることは、すくない。

遠くの背景にまぎれての認識であるため、
細かい情報は読み取りことができない模様。

写真で光る看板を撮影してみるとほとんど、
文字は取れない。
携帯カメラの性能ではさらに厳しいかもしれない。

また、ざっくりいって、
4割くらいの人は、街のナビゲーションを
意識・無意識にもとめている。

「それは目的のお店の門構えを探している」
ということから
「こんな感じの店がないかな」
といった感じまで。
また、「薬局」などの特定の業種の店の情報。

あるいは、比較的短時間の検索行為であるが、
「南北はどっちか」を店から出たときに、
人々が探すしぐさをみとてれた。

このことを考えると、大量の看板が、
共通したデザイン・コンセプトの元、
街のナビゲーション機能を持っているならば、
その機能を利用するために看板をみることが増えそうに
感じる。

客引きの恣意的な情報よりも、
「公共性の高い」
「属人的ではない」
「情報の提供」
「ナビ」
「方角の提示」などに、人々は利便性を感じるだろう、と
直感的に判断する。

(次は具体的に思いついたこと)
(以下は、ステージ1参照)
調査動画1

http://www.flipclip.net/ishiirikie/cac9d727fda84085f4ae9d1f48830c45
上の動画は、稲荷小路を、定禅寺どおり側の端から、広瀬通の方面へ向かって徒歩で撮影したものです。

この後、時系列に8つ続きます。
最後の一つは、看板がどの高さにあるかがイメージできます。
調査動画 2
http://www.flipclip.net/ishiirikie/00e6f799515d0beccf166fbdc1fb825a
調査 3
http://www.flipclip.net/ishiirikie/83358bd10e7e92e84860947194585196

http://www.flipclip.net/ishiirikie/ddd4ff105e83bf42cb88d462c4101328


http://www.flipclip.net/ishiirikie/969ddb3ae28e3c68b8935d24977df95e

http://www.flipclip.net/ishiirikie/56867d6d06c068797bd2e6630159d3df


http://www.flipclip.net/ishiirikie/400cbab40035a7d064d03061092efd56
8 ラス2です!
http://www.flipclip.net/ishiirikie/b1bb981bde38b4c255610a7201465ec5
9 ラスト!
http://www.flipclip.net/ishiirikie/0e05d3fd74f2a368a27037021284dd07

映像後半で、看板を地面からぐるっと見上げています。
ああ、この高さかぁ、結構高いなぁ、というイメージがつかめます。
9つの動画はおのおの30秒です。
定禅寺どおりから、広瀬通まで、稲荷小路をあるくと4分30秒かかる計算です。

歩いている動画なので、気持ち悪くなりますが、よるのあの通りに漂うムードや「何が視界に入るのか」が見えると思います。

稲荷小路の端と端はやっぱり人が少ない。真ん中は人が多い。
周辺の明るさと競合する看板量も同じ傾向。

注意:
普通のこの時間を普通の人が歩くのと、1つだけ違う点があります。
それは、石井がカメラを構えて歩いてるので、商売人(客引きの男性、女性)たちが、石井をよけていることです。
多分、何かの調査をしているということに気が付いているからです。
その意味では、画面に映る彼らは、通常は、よってきて「さぁおにいさん、3000円。みせきまってるの?いいコつけるよ」とロボットのようにおんなじ風なセリフを繰り返しながら付いてきます。
 石井君、ありがとっ、動画まで泣けるぜよっ。

 御礼として今度「さぁ、さぁ、イシイ兄さん、いいコいるとこ連れてってあげるよっ」。って不謹慎発言すんまそん(笑)。

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