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史跡コミュの無量光院跡

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 岩手県西磐井郡平泉町平泉字花立

 1922年10月12日、史跡に指定。
 1955年03月24日、特別史跡に指定。
 2005年09月30日、指定エリアが拡大。
 2011年06月25日、UNESCO世界文化遺産に指定。

 無量光院は『吾妻鏡』によれば、奥州藤原氏第三代秀衡が宇治平等院を摸して建立したとされ、本堂背後の金鶏山を借景とした浄土庭園が広がっていたとされる。
 東西約800尺南北約900尺の寺域を有する壮大な寺院だったが、1189年、源頼朝に敗れた藤原泰衡が北方へ逐電する際、居館の伽羅之御所に火を放った時に延焼して廃寺となったと推定され、さらに1889年の東北本線開通の際に跡地が分断されてしまった。
 1952年の発掘調査の結果、本堂は正面5間側面4間で、左右に桁行折れ曲り、延長9間梁間1間の翼廊が連繞し、中島には栗石が一面に敷設され、三箇所に建物の存したことが明かにされ又苑池は本堂及び翼廊の前面に設けられて中島を配し、しかもこの池は本堂翼廊の背後にも繞くことが認められ、堂宇庭園の規模が宇治平等院に類似していることが立証された。
 平安時代後期における寺院跡において、その規模の明かにされた物は少なく、本寺院跡はこの種の示例に一基準を与えるものとして学術上の価値は極めて高い。

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