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史跡コミュの常陸国分尼寺跡

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 茨城県石岡市若松3−1

 1922年10月12日、史跡に指定
 1952年03月29日、特別史跡に指定。

 聖武天皇の勅願によって741年3月諸国に国分寺・国分尼寺創設の詔が下され、全国66ヶ所の一つとして設立されたものである。
 1590年、佐竹義宣が大掾清幹(キヨモト)氏を府中城に攻めたとき、国分寺と同じく焼失したと言われ、今はただ礎石群を残すのみである。
 跡地は尼寺ヶ原と称せられる地域にあり、中門跡・金堂跡・講堂跡が南北中軸線上に並列しており、金堂跡は約3尺の土壇をなし、現在10個の礎石が存し、5間に4間の堂宇のあったことが認められる。講堂跡は約1尺の土壇をなし、24個の礎石が現存し、7間に4間の堂宇と認められる。附近より奈良時代に属する鐙瓦・宇瓦等が発見されている。旧規模が良く残存し、国分尼寺跡として稀有の例であり、学術上特に価値が深い。
 当初の指定地は、わずか中門跡・金堂跡・講堂跡を中心とした地域であったが、1969〜70年の発掘調査の結果、南大門跡(掘立柱建物)をはじめ西・南・北に幅約3メートルの寺域を画す堀が巡っている事が明らかとなった。これにより寺域は、方1町半と考えられるので、1971年、指定地が寺域全体に及ぶように拡大された。
跡地から出土した軒丸瓦・軒平瓦各一枚と墨書土器は石岡市
指定文化財となっており、常陸風土記の丘で展示されている。

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