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ヨガ留学 with Rachel Zinmanコミュの連載コラム第5回 神聖な存在

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ヨガにおいて「神聖な存在」とは宝石で作られた輝く網と例えられます。

その網は蜘蛛の巣であると同時に、宝石の一つひとつは私たちの意識を導く星であり、それにより神聖な存在が自分自身を知ることができるのです。

この輝く宝石たちは「デヴァタ」と呼ばれ、女性的な「デヴィ」、男性的な「デヴァ」のどちらにもなることができます。

インドではデヴァタは元型としてみなされ、この元型は人間の心の深層に住み、人生に起こる出来事を理解する助けをすると言われています。

バクティヨガにおいて自分自身のデヴァタを見つけ出し、繋がってゆくということは自己のデヴィやデヴァとの個人的な関係を深めていき、デヴァタの持つ資質を具現化することへと通じます。このような自己のデヴァタとの繋がりによって、あなたの人生はより目的のある、穏やかで歓喜と創造性に満ちたものになるでしょう。 

デヴィとデヴァについては多くの書籍が出ているため、インド神話についての幅広い知識がない限り、あなたにぴったりのデヴァタを見つけることは難しいかもしれません。

しかし、自分が一番好きなことは何なのかと考えたり、それと同じ特質を持ったデヴァタについて読んだりすることで、絞り込んでいけるでしょう。

そこで今回と次回からのコラムでは、世間でよく知られているデヴァタについて述べ、デヴァタ達との簡単なバクティ実践法の概要についてお話しようと思います。
私のお気に入りのデヴィはラクシュミです。

ラクシュミは、美と健康、そして生命力の女神です。彼女は母なる大地と考えられいて、私たちの人生に善と光をもたらす神聖な天使とも呼ばれています。彼女は見た目にもとても美しい姿で描かれますが、このイメージは私たちの内側にある美しさを思い起こさせます。

ラクシュミは彼女を尊ぶ人々全てに物質的・精神的豊かさを授けますが、この女神はあなたを胸に抱きしめる暖かな母の愛そのものなのです。彼女は乳海の中からロータスの花の上に乗って現れたと伝えられています。また彼女はとてもパワフルで美しく、維持神ヴィシュヌを夫に選んだといわれています。

彼女の資質のキーポイントとなる美・調和・優雅さ・育みは、健康な生活において必要不可欠な要素です。
ラクシュミとの繋がりを深めることによって、少しスローダウンして自分を愛し、そして自分を大切にすることを思い出すことができるといいですね。


ラクシュミをあなたの生活に取り入れるポイント

1.あなたを美しく素敵な気分にさせてくれるのは何なのか、自分自身に聞いてみましょう。

それはあなたの外見でしょうか、それとも何かそれ以上のものでしょうか。誰かと一緒にいるときのあなたですか?どこか特別な場所にいることでしょうか?

練習: あなたに美をもたらす事柄を紙に書き出し、あなたの人生経験で美しく素敵だと感じることが起こる度、そのリストに追加していきましょう。
何か新しいことに挑戦しましょう。休暇をとったり、ヨガをさらに深めたり、何か特別なことを誰かにしてあげるのもいいかもしれません。
夕焼けを眺めてみましょう。
あなたの周りを美しいもので満たしましょう。

ラクシュミは息をのむような美しさと安らかな波動に包まれているところに現れると言われています。

人生にこんな状態を作り出すことは中々大変ですが、幸せへと一歩一歩近づくのだと思って努力しましょう。

2. あなた自身が最も輝いているときの写真を(あなたの外見が美しく飾り立てられているという意味ではなく、その写真が撮られたときにもっとも充実していて輝いている瞬間という意味です)自分から常に見えるところに置きましょう。

毎日、少しの間、その写真を眺め、自分がどんなに美しいか思い出しましょう。私は、自分が7歳のときの写真を祭壇に飾っていて、その写真を見るたび、可愛らしく創造的でとても幸せな自分を思い出します。
私はその小さな女の子を毎日思い出しては、自分の人生は豊かさに満ちているのだと確認しています。

3. ラクシュミの名前を繰り返し唱えることは、彼女の持つエネルギーとつながり、あなた自身の美しさを実際のものとして具現化するのにとても効果的です。

彼女のマントラは「Om Shri Maha Lakshmiye Namaha(オム・シュリ・マハ・ラクシュミエ・ナマハ)」です。

このマントラを毎朝9回、プラナヤマとアサナの間に9回唱えると良いとされています。マントラにあなた自身で音階をつけても構いませんし、インターネットで検索してみてもよいでしょう。また、マントラを数多く唱えることは神経系に大きな影響を与えることになりますので、この練習をし始めたときは9回という回数をきちんと守るようにしましょう。しかしながら、キルタンやバジャンといった形式でチャントする時には心ゆくまで歌っても構いません。

美しさゆえ愛するのではない、愛ゆえに私達は美しさを知るのだ。
− トルストイ −

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