食品安全情報blog　mixi支局コミュのStabroekのダイオキシン汚染源はフードチェーンではない

2007年7月～8月
■[CPSC]トイザらスが鉛塗料基準違反のため木製の彩色セットケースをリコール
Toys "R" Us Recalls Wooden Coloring Cases Due To Violation of Lead Paint Standard
August 30, 2007
http://www.cpsc.gov/cpscpub/prerel/prhtml07/07299.html
クレヨンや色鉛筆、絵の具などのセット。木製の外箱に使用されている塗料に鉛が含まれる。さらに黒の水彩ペイントに過剰量の鉛が含まれる。
中国製造。写真有り。

■[CN]衛生部がWHOに中国の食品安全状況を報告する
2007-08-30
ttp://www.cfs.gov.cn/cmsweb/webportal/W192/A64023178.html
2007年8月22日、中国の食品安全状況を報告した。全文を以下に示す（中国語）
中国から輸出される食品の検査合格率、安全管理の状況、国内の安全対策、法体系など。

■[BfR][汚染物質]ネジブタからの可塑剤の食品への移行
30.08.2007
http://www.bfr.bund.de/cm/216/uebergang_von_weichmachern_aus_twist_off_verschluessen_in_lebensmittel.pdf
ネジブタ付きのガラス瓶に入った約190食品、特にパスタソースなどの油脂を多く含む食品から可塑剤が検出された。これらの可塑剤はガラスのフタから溶出したものでBfRはその評価を行った。
個々の可塑剤についてEFSAがTDIを設定しているが複数の可塑剤でTDI超過が認められた。
調査対象になった可塑剤は、エポキシ化大豆油ESBO, フタル酸ジエチルヘキシルDEHP, フタル酸ジイソノニルDINP, フタル酸ジイソデシルDIDP, アジピン酸ジエチルヘキシルDEHA, アセチルクエン酸トリブチルATBC。

■[BMELV]学校のミルク（促進運動）についての背景情報
30.08.2007
http://www.bmelv.de/cln_045/nn_1029776/DE/03-Ernaehrung/01-Aufklaerung/Schulmilch.html__nnn=true
ミルクや乳製品には子どもに必要な栄養素が含まれるため、学校や幼稚園での販売促進計画が行われている。しかしながらミルクの消費量は減り続けている。理由として補助額が少ない・魅力的な製品が対象となっていない（対象製品拡大が検討されている）・ミルクの良さが認知されていないなどがある。

■[AFSCA][汚染物質]Stabroekのダイオキシン汚染源はフードチェーンではない
30/08/2007
http://www.afsca.be/home/press/doc07/2007-08-30_dioxinebesmetting_BM_fr.pdf
食品局による調査の結果、以下のような結論になった。
基準値を超えていたのは4検体で、牧草・サイレージ牧草・ミルク・牛脂各1である。汚染源は肥料や市販の飼料ではなく、大気由来の牧草汚染である。