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デジッポトコミュのどっちやねん(設定)

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デジカメが急速に広がったせいか、カラーマネージメントを始めると
どっちやねん?と言う事柄が情報として交錯した状態です。

色温6500 or 5000 ?
ガンマ値 2.2 or 1.8 ?
評価光
環境光

質問有れば、質問者の立場(状況、予算)に応じてお答えします。

コメント(6)

〜色温度(白色点)設定について〜

色温度5000

印刷業界ではD50と言う光の基準があります。
印刷物やプリントの評価はD50 光源下で行うもので、雑誌から写真集、イラスト、
写真など印刷物となる物は最終的に色温度5000での光で判定し、その判定した色
を印刷機械で再現します。
よって印刷に関わるカメラマン、写真家は色温5000でのキャリブレートが一般的
となっています。

色温度6500

Web業界ではD65と言う光の基準があります。
D65(色温6500)の光はWeb製作で色が正確に表示させる事が出来る基準に
なっています。一般的にモニタのリニア(素のまま)では見慣れたテレビの色温度
9500で設定されてたりしてますが、これでは流石に白が青白く(一見スカッとはし
てるけど)眩しい、一般的に見ても明らかに青いの理由もあってか、最近のPCでは
デフォルトで6500と言うのも少なくありません(最近のappleは出荷時6500基準ぽい)。
大きな事では、生活の中にある照明器具なんかの一般の蛍光灯の色温度が6500
前後があると言う事です。
6500の蛍光灯の下で見た白と6500に合わせたモニタの白は同じ(※はず)なんで
違和感があまり無い。

※普通の蛍光灯は目では見えないが緑っぽい。
ポジ、またデジカメのホワイトバランスを取らない場合緑色になるのは
そんな理由からです。


まぁネットは6500でと言うのは見やすいと言う事と馴染み(違和感が無い)が
大きな理由となっているっぽいです。


〜色温(白色点)設定〜

※カラーバランスは色温度の偏りとは別な事ですのでひとまず無視します。
※上記と重複する事柄がありますので合わせて読んで下さい。

絶対温度のK(ケルビン)で表す値。
朝日や夕日の色温度はおおむね3000以下、日陰は7000以上普通の太陽光線
は5000〜6000K。アメリカやヨーロッパでの平均を出すとはおおよそ6500K
と言われ、基準PCやモニタの出荷状態の標準になりつつあります。

白色点とは、簡単に言えば白いコピー用紙等を昼の光(色温5500)で見れば白に
見え、夕方の光(3000以下)では赤く見え、日陰で見れば青く見えると言う事で変化
していきます。よってプリントアウトした写真を見る環境で色が変わると言えます。

キャリブレーションしようと思ったは良いが、ネットを見ても5000なのか
6500なのか…。でも5500が基準で撮った物は写真の歴史から言えば5000
で見たらちと黄色くて、6500では青くね?と思うでしょう。


様は白色点(白に言えるポイント)が6500で白なのか5000で白なのかって事です。
モニタを5000に設定し、データに忠実にプリントアウトされた物を5000の光で見れ
ばモニタ上で白く見えるところはプリントでも白に見えます。しかし6500設定で白色
点を取ってプリントアウトした物を5000の光で見れば白はアンバーに見えます。
※最後に一覧にして書きます。

色温の設定が何故必要になるかと言うと、見る色温度によってモニタの見え方
や再現される色が変わるからです。

その為、プリントだから(印刷と混同するなぁ)5000と言うネットの情報を使用し、
正しく5000にキャリブレーションしたとしても…プリントを評価する光を6500し
てたらモニタとプリントアウトが揃わない現象となります。

印刷(一般的にプリントアウトは除く)は5000、ネットに載せる場合は6500、
評価光(プリントを見る光)がD50など5000なら設定は5000、蛍光灯やD65光源
なら6500、またネットと合わせるならば6500設定です。

モニタで色温(白色点)を任意で選んだら、それをプリントアウトした時に見る
光はモニタの白色点設定の色温に合わせるのが必須です。


モニタ    評価光   プリントアウト(見え方) 
5000    5000     ノーマル         
5000    6500    ブルー         
6500    5000    アンバー        
6500    6500    ノーマル      

ネットに載せる訳でも印刷原稿にするのでは無ければ、自家プリント撮影時5500
で、キャリブレーション時5500設定でプリントアウトすれば良い(ただ5500の電球
が皆無なんで実用的ではありませぬ)。

〜ガンマ値に関して〜

Macなら1.8と言われますが、1.8と言うのは一昔前の紙(黄なりっぽい紙)
やプルーフ用紙(色校正紙)、DTPが開始された当時レーザーライターで印刷
する場合が前提等、様々な理由からのガンマ値だと言われます。
現在のフォト光沢紙等のかなり白い用紙とのマッチングを考えると2〜2.2付近
がカラーマッチングする値になると思います。


印刷関係に関わらないのにプロの世界は5000、1.8だからとこだわって設定する
のはおかしな話でもあります…とは言ってもD65n蛍光灯は高価な上に形状種類も
限られてますので、用途や予算に合ったカラーマネージメントやカラーマッチングを
導入する事がモニタとプリントを近似させる近道になるかと思います。

1番良いのは色温度や輝度等、他の設定は変えずガンマ値だけを変化させた物
を(1.8〜2.2)の5通り製作し、メーカープロファイルでプリントして近いトーン
に仕上がるガンマ値を選ぶと言う方法です…と言うか是非チャレンジしてみて下さい。

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