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蟹工船コミュの「『蟹工船』ブーム」を徹底検証!!ブームに終わらせないために

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08年の「『蟹工船』ブーム」を特集した、労働問題総合誌『POSSE vol.2』を出版いたしましたのでご案内させていただきます。

詳細、ご注文はこちらからです。
http://www.npoposse.jp/magazine/
(ここから雑誌の一部が試し読みできるようになっています。)

08年、メディアを席巻した『蟹工船』ブーム。この現象を紹介する議論のほとんどは、「貧困や労働に苦しむ若者に読まれている」「悲惨な現実の象徴」という表面的な解説に終わっていたように思います。しかし、本誌では『蟹工船』ブームを一時的な現象に終わらせず、現実を変えていく課題とするため、多角的な切り口から問題提起を試みています。

本当に若者は『蟹工船』に共感しているのか? 私たち若者は『蟹工船』をどう読んだら良いのか? 貧困、労働、「生きづらさ」、ナショナリズム、イデオロギー、そしてユニオニズム…。『蟹工船』には、現在の労働運動に普遍性や長期的なヴィジョンを生み出していくための論点がひしめいています。そんな『蟹工船』に即しながら、ブームを超えていくような議論が揃っています。

特集の冒頭を飾るのは、格差社会におけるナショナリズムの可能性と限界について、高橋哲哉さんと萱野稔人さんが白熱した議論を繰り広げた「ナショナリズムが答えなのか 〜承認と暴力のポリティクス〜」です。ブームのなかではあまり触れられない、『蟹工船』に描かれた「生きづらさ」とナショナリズム、排外主義、国家の暴力について議論されています。

他にもこの特集では、07年に早くもプロレタリア文学を特集した『すばる』8月号の「プロレタリア文学の逆襲」で存在感を示された文芸批評家の楜沢健さんの論文や、『蟹工船』ブームを牽引されてきた作家の雨宮処凛さんと、「21世紀のリアル『蟹工船』」と評されたドキュメンタリー映画『フツーの仕事がしたい』の監督・土屋トカチさんの対談も見所です。

さらには、日本共産党と国民新党の国会議員に対して『蟹工船』ブームについてインタビューした企画もあります。『蟹工船』という作品をどう評価するか、ブームをどう見るか、若者の「生きづらさ」とナショナリズム、そして今後の運動の方向性についてどう考えるかなど、忌憚のない回答をいただくことができました。格差問題に取り組む両党における、『蟹工船』ブームに対する対照的な意見は、非常に興味深い内容になっています。

特集の最後には、『POSSE』編集部による座談会が収められています。本当に『蟹工船』に共感できるのか、そんな若者の率直な感想と同時に、『蟹工船』ブームが問題提起していながら、ほとんど見逃されてきた労働運動の課題について、多岐にわたる論点から議論しています。

なお、本誌の『蟹工船』特集については、『蟹工船』ブームに貢献された女子美術大学教授の島村輝さんや、労働政策研究・研修機構統括研究員の濱口桂一郎さんらがブログで評してくださっています。

島村輝さん
http://blog.livedoor.jp/insectshima/archives/51821015.html

濱口桂一郎さん
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/poss-f74c.html
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-9819.html

本誌では「名ばかり管理職」も特集していますが、これも単なる告発にとどまらず、この問題の構造的な背景と、政策や労働運動における戦略について議論を進めています。特に熊沢誠さんのインタビューでは、日本企業の経営のあり方や日本独自の労働者像という背景、そして格差社会に対する従来の「平等論」の限界や労働組合の責任など、これまでの日本の労働社会を抜本的に問い直す問題提起がされています。

他にも、本田由紀さん、足立眞理子さんらの豪華執筆陣を揃え、さらに「派遣切り」や「内定取消」などのタイムリーなテーマも取り上げており、非常にボリュームのある誌面となっています。168ページで850円です。ぜひ、ご覧ください。

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