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葛藤解決、組織開発コミュのACR 2006総会(全米紛争解決協会)報告

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ACR 2006Association for Conflict Resolution総会(全米紛争解決協会)

10月25−28日に渡って、地元フィラデルフィアで今年のACR紛争解決協会の総会が行われた。私は地元のホストボランティアとして、発表やワークショップの評価と集計、ファンドライジング(資金集め)のオークションなどをお手伝いさせてもらいました。数多くある発表やワークショップの中から、好きな物を選んで参加し、評価と参加者からの評価表を回収すると言う、役得な仕事をいただき、その上、Tシャツと朝食までもいただいてしまい、本当にありがたいカンファレンスとなりました。今回ボランティアをコーディネートしてくれた、北フィラデルフィアの紛争解決センター長、シェリルのリーダーシップスタイルは本当に学ぶ物が多くありました。最近、日本からアメリカに赴任して来た管理職のマネジメントスタイルに関する社内コンフリクトの話を良く聞くので、シェリルのスタイルはアメリカ在住あるいは日本の外資系管理職の方には参考になるんだろうなと感じます。基本はプロセス指向、following the nature、自分を知り自然に従うということだと思いますが。さて、総会の方は冒頭に、6年前に3つの大きな紛争解決諸団体が合併して全米(世界)最大の紛争解決協会がACRとして発足してからエグゼクティブディレクターとして協会をリードして来た、前ピースセンターディレクターでもある、先輩のデイビッド氏が今回の総会を持って勇退すると言う発表があり、その発表をした理事長も今回の総会を持って退任という、ACRにとって、とっても大きな発表から幕を開けました。規模は大きくても、つねに変わり続ける組織のダイナミクスに会わせるように、運営も柔軟に変容を遂げていると理解しました。もちろんデイビットとも話しましたが、やはり、この合併から6年、難しい組織運営を行ってきた疲労を、彼から感じずにはいられませんでした。現在の研究と実践のトレンドとして、Restorative Justice(犯罪修復)とConflict Coachingがあげられます。この二つに関しては複数の事例とワークショップが開かれました。この二つに関しては、私がプロセスワークを通じて、オープンフォーラムやグループプロセス(Restorative Justice)、リーダーシップコーチングや個人セッションなどとして心理学的介入として実践して来ている内容が、ようやく表舞台に立って来たという実感がしてなりませんでした。ハーバード法科大学院の面々やボストン周辺の弁護士と介入の方向性が似ている事から、妙に馬が合い、ありがたいことに今後の仕事のコラボレーションにまで発展しそうな勢いです。プロセスワーク研究所からはリリー氏がワールドワークのワークショップを行いにフィラデルフィアまで来ており、なぜか、多くの男性弁護士が興味深く聞き入っていました。私に取っては、その他にインターナショナルネゴシエーション分野、エンバイロメンタル(環境)メディエーション分野、コロラド、ロサンゼルスの行政の方々と素晴らしい個人的なつながりをいただき、今後の私の仕事に大きく関与しそうな感じがしています。来年はアリゾナ州フェニックスで開催です。日本の方の参加をお待ちしています、また質問等がありましたら個人的にお知らせください。

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