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生活保護者の集いコミュの私も犬も食べてない…ペットと困窮する飼い主を救う「反貧困犬猫部」

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https://news.yahoo.co.jp/articles/416094653c3a8e8a76a042fe2c1837ff56d3d98d

 コロナ禍で、ペットの飼い主が仕事や住まいを失って困窮し、犬や猫とともに行き場を失う事例が相次いでいる。そうしたペット連れの困窮者を支援する動きが始まっている。

【写真】「猫だけは手放せない」食料尽きて残金60円、飼い主女性の決断

 一般社団法人「反貧困ネットワーク」(https://hanhinkonnetwork.org/)は、2020年6月に「反貧困犬猫部」を立ち上げ、家を失った飼い主とペットの宿泊費、ペットフード代などの支援を始めた。

 活動開始から2年。22年5月末までに、ペット連れの困窮者21人の支援にあたったという。

 メンバーは作家・雨宮処凛さん、反貧困ネット事務局長の瀬戸大作さん、一般社団法人「つくろい東京ファンド」代表理事の稲葉剛さんの3人。みな自宅で家族同然の猫や犬と暮らす愛猫家、愛犬家でもある。

 「私も犬も昨日から食べてません。犬も食べられる食料をいただけたら助かります」

 設立のきっかけは、20年5月に届いたSOSだった。家賃未払いでアパートを追われ、高齢の小型犬とともに野宿を続けていた女性からだった。瀬戸さんが10日分のペットフードを手に駆けつけ、ペットと一緒に泊まれる場所をなんとか確保した。

 同様のSOSはその後も途切れることがなかった。

 支援の中核を担う瀬戸さんによると、半数以上は女性で、ペットは犬猫だけでなくインコもいた。インコは、飼い主が部屋を追われ、家具と一緒に「処分」されかかっていたのを、瀬戸さんが救出したという。

 大半は家賃が払えず部屋を追われた人だが、DV(家庭内暴力)でペットを連れて逃げている例もあった。1カ月以上も猫と一緒に野宿していた女性もいたという。

 瀬戸さんは、「みな自分の食費を削ってペットに食べさせている。ペットが人間を励ましている場面を何度も見た。犬や猫は飼い主を守るんです」と話す。

 犬や猫と一緒だと、インターネットカフェやシェルターでの一時的な宿泊も難しい。

 自治体の福祉窓口に相談に出向いたものの、「ペットを処分しないと生活保護の申請はできない」と突き放された人も複数いるという。実際には、ペットがいると生活保護が利用できないというルールはない。

 反貧困ネットには、東京都内と千葉県内に計25部屋の緊急シェルターがある。そのうち6部屋は、ペット可の物件を借りた。

 「犬猫部」の活動のため、一般の支援活動とは別枠で「犬猫基金」をつくり、寄付を募っている。ペット愛好家からの寄付もあり、22年5月時点で、約266万円を支援にあてた。ただ、コロナ禍が長引くなかで寄付は減少傾向にあるという。

 一方、つくろい東京ファンド(https://tsukuroi.tokyo/)の稲葉さんは20年7月、ペットとともに宿泊できる生活困窮者用の個室シェルター「ボブハウス」をオープンした。ペット可の賃貸ワンルーム物件を借り上げた。「ボブハウス」という名前は、路上生活を経験した男性が薬物依存症から脱する際に心の支えとなった英国の猫「ボブ」にちなんだという。

 22年5月現在、同ファンドのシェルターは53室あるが、そのうち3室がペット可のボブハウスとなっている。これまで10人が利用しているという。(編集委員・清川卓史)

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