3D TVと並んで、CESの会場で目立つ出展物の1つが、小型の液晶を使った情報端末だ。その中身はPCだったり、電子ブックリーダーだったり、ちょっと性格は異なるがインターネット情報表示装置だったりもする。特に電子ブックリーダーは大人気で、スレート型のタブレットPCでもリーダーソフトを搭載して、電子ブックリーダーとして利用することは不可欠だと考えられている。
同社で電子書籍事業を統轄する米Sony Electronics社 Deputy President,Digital Reading Business Divisionの野口不二夫氏は,2010年1月前半に開催された「2010 International CES」でソニーが実施した報道陣向け会見に登場した。以下は,その様子の一部をまとめたものである。
CPUはAppleが開発した「A4」プロセサを採用。バッテリ寿命は最大10時間。IEEE 802.11n方式の無線LAN機能を搭載する。第3世代携帯電話(3G)ネットワーク対応版も用意する。米メディアの報道(New York Times、CNET News.comなど)によると、3G接続サービスは米AT&Tが提供する。データ無制限プランの場合、月額利用料は約30ドル。
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